訃報(2019年7月20日):ジョージア貴族【グルジア貴族】・ロシア貴族のズーラブ・トチュコトゥア公子閣下が薨去(1937~2019)前スペイン王ファン・カルロス1世陛下の友人とのこと

 2019年7月20日、ジョージア貴族【グルジア貴族】で、近代にロシア貴族に編入された家柄のズーラブ・トチュコトゥア公子閣下(His Illustrious Highness Prince Zourab Tchkotoua)が薨去したようです。
 1937年5月18日生まれの82歳

 

 (スペイン語)Zourab Tchkotoua, un príncipe sin reino
 (スペイン語)Rey Juan Carlos: Muere uno de sus mejores amigos

 

 前スペイン王ファン・カルロス1世陛下(His Majesty King Juan Carlos I of Spain)の年少時代の友人とのことです。

 

訃報(2019年7月12日):ヴィンディシュ=グレーツ公女シュテファニー殿下が薨去(1939~2019)オーストリア皇太子ルドルフの子孫。ベルギー王レオポルド2世から絶対長幼制ならベルギー女王になっていたとの記事も

 2019年7月12日、ヴィンディシュ=グレーツ公女シュテファニー殿下(Her Serene Highness Princess Stephanie of Windisch-Graetz : シュテファニー・プリンツェッシン・ツー・ヴィンディシュ=グレーツStephanie Prinzessin zu Windisch-Graetz)が薨去した模様です。
 1939年7月17日生まれの79歳(1月17日生まれとの情報は誤りのようです)。

 名族ヴィンディシュ=グレーツ家の一員で、先祖にはオーストリア皇太子ルドルフ殿下やベルギー王レオポルド2世陛下がいるようです。

 

 (フランス語)Cousine d’Albert II, la princesse Stéphanie de Windisch-Graetz est décédée – La Libre

 葬儀には、ベルギー王子ロラン殿下(His Royal Highness Prince Laurent of Belgium)が参列したとのことです。
 アルベール2世の私生児であることを主張しているデルフィーヌ・ボエルDelphine Boël)も姿を見せたようです。

 

 また下記の記事では、シュテファニー殿下はベルギー王レオポルド2世陛下から継承法が絶対長幼制になっていたならベルギー女王になっていたと言及されています。

 (オランダ語)Stéphanie de Windisch-Graetz, de prinses die koningin der Be… – Het Nieuwsblad

 こういう話は言い出したらキリがありませんが……。

追記:
 継承順を書いておきますと、
 ベルギー王レオポルド2世陛下
 → 第一子・長女のベルギー王女ルイーズ殿下(1858年生まれ)
  → 第二子のザクセン=コーブルク=ゴータ公女ドロテア殿下
 → 第三子・次女のベルギー王女シュテファニー殿下がすでに薨去し(オーストリア皇太子ルドルフ殿下との子供の)オーストリア大公女エリザベート殿下(1883年生まれ)もすでに薨去しているためその第一子のヴィンディシュ=グレーツ公子フランツ殿下(1904年生まれ) → そしてその第一子が今回薨去したシュテファニー殿下となります。

 

秋篠宮皇嗣(文仁親王)殿下らがブータン王ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク陛下を訪問(2019年8月)悠仁親王殿下とジグミ・ナムゲル・ワンチュク皇太子殿下の写真も公開

 ブータン王国に滞在中の秋篠宮家の秋篠宮皇嗣殿下(文仁親王 : ふみひと : Prince Fumihito : His Imperial Highness Crown Prince Akishino)及び秋篠宮皇嗣妃殿下(紀子きこKiko : Her Imperial Highness Crown Princess Akishino)、悠仁親王殿下(ひさひと : His Imperial Highness Prince Hisahito of Akishino)は、ブータン王ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク陛下(Jigme Khesar Namgyal Wangchuck : His Majesty The King of Bhutan)及びブータン王妃ジェツン・ペマ陛下(Her Majesty Queen Jetsun Pema)を訪問しました。

※なお、ブータン系メディアは、日にちが重なったインド首相ナレンドラ・モディ閣下(The Honourable Mr Narendra Modi)の公式訪問(二日間で終了)の報道で燃え尽きております。

 

時事通信映像センター:
ブータン国王夫妻を表敬する秋篠宮ご夫妻と長男悠仁さま – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
少し緊張?悠仁さま 羽織袴姿でブータン国王と懇談(19/08/19) – YouTube

 

ブータン王ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク陛下のアカウント:

19 August 2019: His Majesty The King and… – His Majesty King Jigme Khesar Namgyel Wangchuck | Facebook

His Majesty King Jigme Khesarさん(@kingjigmekhesar) • Instagram写真と動画

 

悠仁親王殿下とブータンのジグミ・ナムゲル・ワンチュク皇太子殿下(His Royal Highness Crown Prince Jigme Namgyel Wangchuck of Bhutan, Druk Gyalsey of Bhutan):
His Majesty King Jigme Khesarさん(@kingjigmekhesar) • Instagram写真と動画

 

ブータン王妃ジェツン・ペマ陛下のアカウント:

Jetsun Pema – 19 August 2019: His Majesty The King and Her… | Facebook

Her Majesty Queen Jetsun Pemaさん(@queenjetsunpema) • Instagram写真と動画

 

悠仁親王殿下とブータンのジグミ・ナムゲル・ワンチュク皇太子殿下:
Her Majesty Queen Jetsun Pemaさん(@queenjetsunpema) • Instagram写真と動画

 

 (英語)His Majesty grants audience to Japanese Imperial Family – BBS | BBS

Bhutan BroadcastingさんはTwitterを使っています: 「https://t.co/gD9MqFkxHG」 / Twitter

BBS – BBSさんがリンクをシェアしました。 | Facebook

 

※ ANN NEWS の別件の動画がアップロードされていたのでリンクしておきます。

ANNnewsCH(ANN NEWS):
悠仁さまが弓矢に挑戦 ブータン市民から拍手に笑顔(19/08/20) – YouTube

秋篠宮ご夫妻と悠仁さま ブータンの学校を訪問(19/08/20) – YouTube

【報ステ】悠仁さま ハイキングコースを散策(19/08/20) – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=k3MyxAYv1v8

秋篠宮ご夫妻と悠仁さま ブータンでハイキング(19/08/21) – YouTube

ブータン王室が国王と秋篠宮ご一家との面会写真公開(19/08/21) – YouTube

 

追記:
 時事通信映像センターの別件の動画がアップロードされていたのでリンクしておきます。

時事通信映像センター:
悠仁さま、同年代の生徒と交流 – YouTube

 

インタビュー映像(英語):現在セルビア王室を称するユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下夫妻へのインタビュー(2019年8月)

 現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラビア王室当主/ユーゴスラビア皇太子【セルビア皇太子】アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)及びユーゴスラビア皇太子妃【セルビア皇太子妃】カタリナ殿下(Her Royal Highness Crown Princess Katherine of Yugoslavia / Serbia)へのインタビュー映像(セルビア王室公式チャンネルへの転載)です。

 内容は、両殿下、というか主にカタリナ妃殿下が医療関連などの慈善事業について語っている部分が多いです(王室関係の話もありますが熱弁にかき消されているというか……)。

 

RoyalSerbianChannel(セルビア王室公式チャンネル):
The Royal Couple’s interview for KTVU channel 2 in Oakland California – 18 August 2019 – YouTube

 

 KTVU というのは、アメリカのカリフォルニアをベースにした報道機関(?)のようです。
 コミコン【Comic-Con】のことについて少し触れられていて、なんといいますか、時代を感じました。

 

 表記は HRH CROWN PRINCE ALEXANDER SERBIA となっています。ご本人の立場を尊重したものですね。

 

訃報(2019年7月23日):ビスマルク公フェルディナント閣下が薨去(1930~2019)“鉄血宰相”の曾孫。葬儀にオランダ王ウィレム=アレクサンダー陛下が参列

 2019年7月23日にビスマルク公フェルディナント閣下(Ferdinand : His Serene Highness The Prince of Bismarck : フェルディナント・フュルスト・フォン・ビスマルクFerdinand Fürst von Bismarck)が薨去した模様です。
 1930年11月22日生まれの88歳。

 

 (ドイツ語)Ferdinand von Bismarck (†88): Der Fürst ist tot: Jetzt meldet sich die Familie zu Wort | BUNTE.de
 (ドイツ語)Urenkel des deutschen Reichskanzlers: Ferdinand Fürst von Bismarck gestorben
 (ドイツ語)Ferdinand von Bismarck gestorben – WELT
 (ドイツ語)Ferdinand von Bismarck (†88) in Friedrichsruh neben Otto von Bismarck bei Hamburg – Hamburg – Bild.de

 

 “鉄血宰相”オットー・フォン・ビスマルクの曾孫。

 葬儀にはビスマルク家の一族のほか、 godfather の一人がフェルディナント閣下であるオランダ王ウィレム=アレクサンダー陛下(Willem-Alexander : His Majesty The King of the Netherlands)が参列。弟夫妻のオランダ王子コンスタンティン殿下(His Royal Highness Prince Constantijn of the Netherlands, Prince of Orange-Nassau, Jonkheer van Amsberg)及びオランダ王子妃ローレンティン殿下(Her Royal Highness Princess Laurentien of the Netherlands, Princess of Orange-Nassau, mevrouw Van Amsberg-Brinkhorst)も参列の模様。

 

 (ドイツ語)Heute wird der Fürst beerdigt – Streit ums Erbe der Bismarcks – Leute – Bild.de

 

 そして、ビスマルク公の称号というか当主の座は長男のカール=エドゥアルト閣下(Carl-Eduard)が継承ということになりますが、財産相続に関して弟(三男)のグレゴール伯爵子(Gregor)が自らが継承することを主張しているようです(少なくとも伝統的な称号に関しては長男の継承を否定する根拠は今のところはなさそうですが……)。
 簡単にいってしまうと、長男のカール=エドゥアルト閣下が各方面からまったく信用されていない人物だということになります。
(次男のゴットフリート伯爵子は2007年にロンドンで死亡しているのが発見されています)