ナイジェリア連邦共和国/エド州の伝統的君主、ベニン王エウアレ2世陛下(His Royal Majesty ObaEwuare II, The Oba of Benin)は、2021年8月21日にデルタ州の伝統的君主/ワリ王への戴冠を予定しているショラ・エミコ王子(Omoba Prince Tsola Emiko)の使節と会見しました。
使節にはトジュ・エミコ王子(Prince Toju Emiko)が含まれており(弟だと思いますが……)、ベニン王に対して、新たなワリ王に対する祈りを請願したようです。
初代ワリ王はベニンの王子、それも後継ぎだったという史実か伝承がある模様です。ただ、それぞれの王国の現在の民族構成はまったく関係がなさそうですが。
戴冠式前にベニン王への表敬をおこなうのが、大昔からの代々のしきたりなのかどうかはわかりませんが、ワリ王は90年に近い空位期があるため、昔になにか儀礼があっても廃れていそうではあります。
ショラ王子から見て、先代王が叔父で、先々代王が父にあたり、後継争いが生じているという報道もあったため(そもそもショラ王子への後継に反対がないなら父の後をすぐ継ぎますので)、ベニン王から認められているというのは大事なことのように思えます。
使節はガブリエル・アワラ(High Chief Gabriel Awala, Uwuangue of Warri)という高位首長に率いられていたそうで、おそらくこの高位首長は有力なショラ王子支持派なのでしょう。
2021年8月18日、陶芸家・彫刻家のアルテンブルク公子フランツ・ヨーゼフ(Prince Franz Josef of Altenburg : フランツ・ヨーゼフ・プリンツ・フォン・アルテンブルク : Franz Josef Prinz von Altenburg : フランツ・ヨーゼフ・アルテンブルク : Franz Josef Altenburg)が薨去したと報道されています。
1941年3月15日生まれの80歳。
オーストリア大公女マリア・マグダレーナ殿下(“マギー”【Magi】 : オーストリア皇女 : ハンガリー王女 : ベーメン王女 : トスカナ大公女 : Her Imperial and Royal Highness Archduke Maria Magdalena of Austria, Princess Imperial of Austria, Princess Royal of Hungary and Bohemia, Princess of Tuscany : マリア・マグダレーナ・フライフラウ・フォン・ホルツハウゼン : Maria Magdalena Freifrau von Holzhausen)が薨去したとルーマニア王室が発表しました(日付不明)。
1939年10月2日生まれの81歳、になるでしょう。
追記:
SN.at に死亡告知が出ました。それによると、8月18日薨去ということになります。 Trauer: Maria Magdalena Holzhausen | SN.at
Maria Magdalena Holzhausen (81)
† 18. August 2021, Salzburg
2021年8月16日、ヨルダン・ハシェミット王国国王アブドッラー2世・イブン・アル・フセイン陛下(アブドゥッラー2世 : アブドラ国王 : King Abdullah II bin Al-Hussein : His Majesty the King of the Hashemite Kingdom of Jordan)は、カタール国副首相・外務大臣“シャイフ【シェイク】”・ムハンマド・ビン・アブドルラフマン・アル・サーニー閣下(His Excellency SheikhMohammed bin Abdulrahman Al Thani)と会見しました。
ヨルダン側から、ヨルダン皇太子アル・フセイン・ビン・アブドッラー2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Al Hussein bin Abdullah II)が、
カタール側からは、ヨルダン・ハシェミット王国駐箚カタール国特命全権大使“シャイフ【シェイク】”・サウード・ビン・ナーセル・アル・サーニー閣下(SheikhSaud bin Nasser Al Thani)らが同席したようです。
His Majesty King Abdullah II, accompanied by His Royal Highness Crown Prince Al Hussein, receives #Qatar Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs Sheikh Mohammed bin Abdulrahman Al Thani at Al Husseiniya Palace #Jordan 🇯🇴🇶🇦 pic.twitter.com/Z7CIq56n7I
キリスト教/東方正教会/セルビア正教会の首座/セルビア総主教ポルフィリイェ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Porfirije, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)は、オプレナツ教会(聖ジョルジェ教会)にて礼拝をおこないました。
ブラニチェヴォ主教イグナティイェ座下(His Grace Bishop Ignatije of Braničevo)
ニシュ主教アルセニイェ座下(His Grace Bishop Arsenije of Niš)
(元)カナダ主教ゲオルギイェ座下(His Grace Bishop Georgije, retired Bishop of Canada)
シュマディヤ主教ヨヴァン座下(His Grace Bishop Jovan of Šumadija)
が共同司式。
現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラビア王室当主/ユーゴスラビア皇太子【セルビア皇太子】アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)およびユーゴスラビア皇太子妃【セルビア皇太子妃】カタリナ殿下(Her Royal Highness Crown Princess Katherine of Yugoslavia / Serbia)、
次男のユーゴスラビア王子【セルビア王子】フィリップ殿下(His Royal Highness Prince Philip of Yugoslavia / Serbia : フィリプ・カラジョルジェヴィッチ : Filip Karađorđević)とユーゴスラビア王子妃【セルビア王子妃】ダニカ殿下(Her Royal Highness Princess Danica of Yugoslavia / Serbia : ダニカ・カラジョルジェヴィッチ : Danica Karađorđević)
従弟のユーゴスラビア王子【セルビア王子】ミハイロ殿下(1985年生まれの方 : His Royal Highness Prince Mihailo of Yugoslavia / Serbia )とユーゴスラビア王子妃【セルビア王子妃】リュビツァ殿下(Her Royal Highness Princess Ljubica of Yugoslavia / Serbia)、
そのほか、セルビア共和国・スルプスカ共和国から政治家・軍関係者らが参列したようです。