2018年8月15日、英国王室のプリンセス・ロイヤル殿下(Her Royal Highness The Princess Royal : アン王女 : Princess Anne)は68歳を迎えました。
The Royal Family Channel:
Princess Anne turns 68: A look back at her busy year! – YouTube
2018年8月15日、英国王室のプリンセス・ロイヤル殿下(Her Royal Highness The Princess Royal : アン王女 : Princess Anne)は68歳を迎えました。
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Princess Anne turns 68: A look back at her busy year! – YouTube
2018年8月10日に、ザクセン王女マリア・ヨーゼファ殿下(Her Royal Highness Princess Maria Josefa【Maria Josepha】 of Saxony, Duchess in Saxony : マリア・ヨーゼファ・プリンツェッシン・フォン・ザクセン・ヘルツォーギン・ツー・ザクセン : Maria Josepha Prinzessin von Sachsen Herzogin zu Sachsen)が薨去したとの情報が出ています。
1928年9月20日生まれの89歳。
(英語)Eurohistory: + Princess Maria Josepha of Saxony (1928-2018)
Requiescat In Pace Maria Josefa… – Der Deutsche Adel | Facebook
HRH Princess Maria Josefa of #Saxony, Duchess in Saxony, born Bad Wörishofen 20-9-1928, died Bad Wiessee 10-8-2018 #requiescatinpace #sachsen
— Almanach de Gotha (@gotha1763) August 13, 2018
今年【2018年】3月18日の妹のザクセン王女マティルデ殿下の薨去に伴い、アルベルティン系ヴェッティン家の最後の男系女子になっていました。
2018年7月31日、アメリカ合衆国ハワイ州で、ハワイ王カメハメハ3世の新しい彫像の除幕式がおこなわれました。
また、ハワイ王国独立175周年を祝う意味もあるようです。
※ハワイ王国の独立ですが、175周年ということは、1843年に独立したということであり、その2月に英国人によるハワイ完全接収方針(?)があり、7月31日にそれが退けられ、11月28日に英語で「Anglo-Franco proclamation(英仏宣言?)」と呼ばれる英国政府とフランス政府によるハワイ独立承認があったようです(詳細は調べていませんが)。
しかし完全な英国領になってたら、現在時点で独立国家になってたような気もします。
この式典ですが、現在ハワイ王室当主の一人とされるハワイ王女オワナ・サラザール殿下(Her Roya Highness Princess Owana Salazar of Hawaii)の招待により、オルレアン派フランス王室の長女であるリヒテンシュタイン公子妃マリー殿下(オルレアン公女 : フランス王女 : Her Royal Highness Princess Marie of Liechtenstein, Princess of Orléans, Princess of France)と娘の一人のリヒテンシュタイン公女マルガレーテ殿下(Her Serene Highness Princess Margarete of Liechtenstein)が参列したようです。
※マリー妃殿下は、リヒテンシュタイン公子グンダカル殿下と結婚しています。
今回、オワナ・サラザール殿下がオルレアンを招待したのは、1843年当時が七月王政だからなのかもしれないと思いますが、下記公式サイトには、フランスのフの字もオルレアンのオの字も、招待した話も名前の表記もありません。
また、殿下の兄弟としてラアヌイ(Laanui)とカラニ(Kalani)という名前が(オルレアニストのブログの)記事に見えます。
この名前を一部に持つ兄弟がいるという情報があるのでその二人でしょうか。
(英語:ハワイ王室【ケオウア・ヌイ家】公式サイト:写真あり)Royal Family of Hawaii Official Website | Unveiling the new statue of King Kamehameha III at Thomas Square Park | July 31, 2018
(URL移転により記事の掲載が終了しています)(フランス語:フランスのオルレアニストのブログ)La Princesse Marie de France aux 175 ans de la restauration de la Monarchie à Hawaï – Le blog de La Couronne
掲載時URL:http://www.la-couronne.org/actualite-royale/la-princesse-marie-de-france-aux-175-ans-de-la-restauration-de-la-monarchie-a-hawai/
中央の女性がオワナ・サラザール殿下、向かって右端がマリー妃殿下母娘:
(URL移転により記事の掲載が終了し、関係あるかわかりませんが写真も表示されなくなっています)
La Couronneさんのツイート: "La Princesse Marie de France aux 175 ans de la restauration de la Monarchie à Hawaï https://t.co/JQzUt0Nlc4"
La Princesse Marie de France aux 175 ans de la restauration de la Monarchie à Hawaï https://t.co/JQzUt0Nlc4
— Pierre-Julien Auroux (@PJ_Auroux) August 12, 2018
オワナ・サラザール殿下関連記事:
インタビュー動画(英語、字幕はポルトガル語):ハワイ王女オワナ・サラザール殿下へのインタビュー動画(2017年3月)
2018年8月8日、英国王室のヨーク公爵家ベアトリス王女殿下(Her Royal Highness Princess Beatrice of York)が30歳を迎えました。
ヨーク公爵アンドルー王子殿下(Prince Andrew : His Royal Highness The Duke of York)の長女で、英国女王エリザベス2世陛下(Elizabeth II : Her Majesty The Queen)の孫。
現在の英国王位継承順位は第8位となっています。
The Royal Family Channel:
Princess Beatrice's 30th birthday: A look at her most memorable moments – YouTube
(英語)Happy Birthday Beatrice: 30 facts about Princess Beatrice of York – Royal Central
(スペイン語)Mayasuni y Amaya: las archiduquesas de Austria con sangre shipiba
※名前に含まれている「ya」の表記ですが、「ジャ」とするほうも考えましたが、スペイン語圏およびペルー内でも発音がかなり違うものですし、シピボ族の発音や、ましてロンドン生まれのアマヤ大公女殿下がどう呼ばれているかはなんともいえないところなので、「ヤ」で統一しておきます。
ペルーの少数民族シピボ族(シピボ人 : Shipibo people)の血を引くハプスブルク家のオーストリア大公女アマヤ殿下(オーストリア皇女 : ハンガリー王女 : ベーメン王女 : Her Imperial and Royal Highness Archduchess Amaya of Austria, Princess Imperial of Austria, Princess Royal of Hungary and Bohemia : アマヤ・フォン・ハプスブルク=ロートリンゲン : Amaya von Habsburg-Lothringen)と母のオーストリア大公妃マヤスニ殿下(Her Imperial and Royal Highness Archduchess Mayasuni of Austria)、祖母カロリン・ヒース(Carolyn Heath)に関する記事です。
英国/イングランドからカロリン・ヒースがペルーのシピボ族の地にやってきて、惚れ込んでそこで活動して子供(マヤスニ・ヒース嬢含む)もできたものの、多数のテロを実行した極左武装組織「センデロ・ルミノソ」の勢力拡大に伴い、首都リマへ、そしてペルーを脱出。
そこで、その後なにがどうなったのかこの記事からはさっぱりわかりませんが、マヤスニ・ヒース嬢は2006年に、ハプスブルク家のオーストリア大公フィリップ殿下【1962年生まれの】と結婚します。このフィリップ殿下は、オーストリア帝室当主のカール大公殿下の従弟にあたります。
現在のオーストリア帝室の結婚規定は極めてゆるく、キリスト教の式を挙げれば問題ない、ということになっています。過去の皇帝たちが聞いたら卒倒しそうな気もしますが。いっぽう、分枝のトスカナ大公室の結婚規定はそこまでゆるくないので、トスカナ系統に属していてオーストリア帝室の一員ではあるけれどトスカナ大公室の一員ではない、ということもあります。
ともあれ、フィリップ殿下とマヤスニ・ヒース嬢の結婚は、キリスト教式でおこなわれたようで、マヤスニ嬢はオーストリア大公妃となり、2011年に生まれたアマヤ殿下もオーストリア帝室ハプスブルク=ロートリンゲン家の一員です。
なお、アマヤ殿下がロンドンで生まれているので、一家は普段英国に住んでいるのかもしれませんが、ヨーロッパ圏内の人物がロンドンで出産するケースはそれなりに多いので、そのあたりは不明です(アマヤ殿下の国籍もわからないといえばわからないですね)。
今回、アマヤ大公女殿下、マヤスニ大公妃殿下、カロリン・ヒースはシピボ族の地を訪問し、アマヤ殿下はシピボ族の名としてスイサメヌ(Suysamenu)を受けた模様。
スペイン語としては、「especial」「elegante」「brillante」が意味が近いということです(英語では「special」「elegant」「brilliant」にあたると思いますが多少意味合いが違うかもしれません)。