南アフリカ伝統的君主/ズールー王と第一王妃の長男レツクツラ・ズールー王子殿下を殺害した疑いで逮捕された男女5人の保釈の可否の決定が週末に延期(2020年11月)

 南アフリカ共和国の伝統的君主/ズールー王グッドウィル・ズウェリティニ陛下(His Majesty King Goodwill Zwelithini of Zulu)と第一王妃シボンギレ・マドラミニ陛下(Her Majesty Queen Sibongile MaDlamini)の間の第一子・長男レツクツラ・ズールー王子殿下(His Royal Highness Prince Lethukuthula Zulu)を殺害した疑いで逮捕された男女五人の保釈が許可されるかどうかが週末に決まるようです。

※事態の流れをすべて確認していませんが、容疑者側の保釈請求に関する決定が延期されたということだと思います。

 

既報:
 訃報(2020年11月6日):南アフリカ伝統的君主/ズールー王と第一王妃の長男レツクツラ・ズールー王子殿下が薨去(1970~2020)犯罪に巻き込まれた可能性との報道
 南アフリカ伝統的君主/ズールー王と第一王妃の長男レツクツラ・ズールー王子殿下を殺害した疑いで男女5人が逮捕(2020年11月)

 

 (英語)Prince Lethukuthula Zulu murder case postponed | eNCA

eNCA:
Prince Lethukuthula Zulu murder case postponed – YouTube

 

KhayelihleKhumaloさんはTwitterを使っています 「#ZuluPrince Scenes outside court and we believe these are headmen who were sent by the King. https://t.co/e1sH7sXYOu」 / Twitter

 

KhayelihleKhumaloさんはTwitterを使っています 「#ZuluPrince Some of the royal household members who attended the case and they are not speaking to the media yet. https://t.co/XjzuyvLe0h」 / Twitter

 

訃報(2020年11月28日):南アフリカ伝統的君主/バフォケン王太后セマネ・ボノロ・モロトレギ陛下が崩御(?~2020)ボツワナのマングワト王族(大統領を二人出している)出身の模様

 日付が確定できていませんが(追記:11月28日のようです)、南アフリカ共和国のバフォケン王太后セマネ・ボノロ・モロトレギ陛下(Her Royal Majesty Queen Mother Semane Bonolo Molotlegi)が崩御したという情報が出ています。

※アフリカの「クイーン・マザー(Queen Mother)」は必ずしも王の母であることを示しませんが、現在のバフォケン王レルオ・モロトレギ陛下(Kgosi Leruo Molotlegi)および先代の故モルワネ・モロトレギ陛下(Kgosi Mollwane Molotlegi)の母親であるようです。

 また、記事からはボツワナ共和国のマングワト王族出身の模様ですが……。
 eNCA によると、イアン・カーマ(元)ボツワナ大統領の父方のおば(She is the paternal aunt of former Botswana president Ian Khama)だそうです。
 そうなると、故セレツェ・カーマ大統領の姉妹で、マングワト王セコマ2世の娘となります。
 一方、THE AFRICAN ROYAL FAMILIES は「(元ボツワナ大統領・現マングワト王イアン・カーマのおば)aunt to the current Kgosi Ian Khama of baMangwato, former president of Botswana」としながらもその前の文章で「the (摂政ツェケディ・カーマの娘)daughter of regent Kgosi Tshekedi Khama」としています(ややその辺りの文章が雑にも思えますが……なお、摂政ツェケディはセコマ2世の弟です)。
 正直判断できませんが、「aunt」が、「cousin」がいとこではなく遠縁を示すような表現と同じで、一族内の女性ということになるのではないかと。
 現在の王レルオ・モロトレギ陛下の名前をレルオ・ツェケディ・モロトレギと表記している例もあり、これが摂政ツェケディ由来ではないかとも受け取れます。

 

 (英語)Queen mother of Royal Bafokeng dies | eNCA
 (英語)Queen mother Semane Molotlegi of Bafokeng, South Africa passes on – THE AFRICAN ROYAL FAMILIES

 (英語)Queen Mother of the Royal Bafokeng nation dies after long illness
 (英語)Condolences Pour in for Queen Mother of Royal Bafokeng – SAPeople – Your Worldwide South African Community
 (英語)Condolences for Royal Bafokeng Queen | SAnews

 

eNCAさんはTwitterを使っています 「Queen mother of Royal Bafokeng dies https://t.co/ZIlfCKbksp」 / Twitter

 

eNCAnews – Queen mother of Royal Bafokeng dies… | Facebook

 

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関連:
 南アフリカ伝統的君主:南アフリカ大統領シリル・ラマポーザ閣下が、11月28日に崩御したバフォケン王太后セマネ・ボノロ・モロトレギ陛下への弔意を表明(2020年12月)

 

バーレーン王ハマド陛下がセルビア大統領ブチッチ閣下から電話を受ける(2020年11月)大統領は薨去したバーレーン首相ハリーファ王子殿下への弔意を、ハマド陛下は薨去したキリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下への弔意を伝える

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと重複します。

 

 こういった電話での儀礼的な挨拶は、ものすごく頻繁にあるものですが、やり取りが珍しく感じたので書いておきます。

 2020年11月24日、バーレーン王ハマド・ビン・イーサ・アル・ハリーファ陛下(His Majesty Hamad bin Isa Al Khalifa, King of Bahrain)は、セルビア共和国大統領アレクサンダル・ブチッチ閣下(ヴチッチ大統領 : His Excellency Mr Aleksandar Vučić)より電話を受けました。

 ブチッチ大統領は11月11日に薨去した、バーレーン首相を長期にわたって務めた国王の叔父のハリーファ・ビン・サルマーン・アル・ハリーファ王子殿下(His Royal Highness Prime Minister Prince Khalifa bin Salman Al Khalifa)への弔意を伝えました。
 ハマド国王は、謝意を表明し、また永眠したキリスト教/東方正教会/セルビア正教会の首座/セルビア総主教イリネイ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Irinej, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)への弔意を伝えました。

 

 (英語)HM King receives call from Serbian President

Bahrain TV News Center تلفزيون البحرين مركز الأخبار:
البحرين مركز الأخبار : جلالة الملك المفدى يتلقى إتصالاً هاتفياً من فخامة رئيس صربيا 24-11-2020 – YouTube

 

追記:
 なお、セルビア大統領側では、このような弔意のやり取りには触れておらず、二国間関係の強化の話題となっています。

 (英語:セルビア大統領府 公式サイト)Telephone conversation with His Majesty the King of Bahrain | The President of the Republic of Serbia

 

関連:
 訃報(2020年11月11日):バーレーン首相ハリーファ王子殿下が薨去(1935~2020)1970年より首相

関連(キリスト教 高位聖職者のニュース):
 訃報(2020年11月20日):キリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下が永眠(1930~2020)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】

 

スペイン王フェリペ6世陛下が、自主隔離(2020年11月)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】の検査で陽性となった人物と濃厚接触

 スペイン王フェリペ6世陛下(King Felipe VI : His Majesty The King of Spain)は、新型コロナウイルス感染症【COVID-19】の検査で陽性となった人物と濃厚接触したことで、10日間の自主隔離状態に入りました。
 公務はキャンセルとなります。

 

 (英語)Spain's King Felipe in quarantine after close contact with coronavirus case | ロイター
 (英語)King Felipe VI of Spain self-isolating after contact with COVID-19 case | Euronews
 (英語)Covid: King Felipe of Spain in quarantine after contact – BBC News

 

euronews (en español):
Felipe VI permanecerá aislado durante diez días tras tener contacto con un positivo en COVID-19 – YouTube

 

南アフリカ伝統的君主/ズールー王と第一王妃の長男レツクツラ・ズールー王子殿下を殺害した疑いで男女5人が逮捕(2020年11月)

 2020年11月20日、南アフリカ警察【SAPS】は、レツクツラ・ズールー王子殿下(His Royal Highness Prince Lethukuthula Zulu)を殺害した疑いで、32歳の男一人と、27歳~42歳の女四人を逮捕した模様です。
 記事を読む限りでは強盗の類に思えます。

 

 (英語)5 arrested for murder of Prince Lethukuthula Zulu

 

 故・王子は、南アフリカ共和国の伝統的君主/ズールー王グッドウィル・ズウェリティニ陛下(His Majesty King Goodwill Zwelithini of Zulu)と第一王妃シボンギレ・マドラミニ陛下(Her Majesty Queen Sibongile MaDlamini)の間の第一子・長男です。

既報:
 訃報(2020年11月6日):南アフリカ伝統的君主/ズールー王と第一王妃の長男レツクツラ・ズールー王子殿下が薨去(1970~2020)犯罪に巻き込まれた可能性との報道

続報:
 南アフリカ伝統的君主/ズールー王と第一王妃の長男レツクツラ・ズールー王子殿下を殺害した疑いで逮捕された男女5人の保釈の可否の決定が週末に延期(2020年11月)