訃報(2021年7月7日):ナミビア伝統的君主/ファアルフラス首長ジョエル・ステファヌスが薨去(1943?1944?~2021)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】。大統領・与党「南西アフリカ人民機構(SWAPO)」が弔意を表明

 2021年7月7日、ナミビア共和国の伝統的君主の一人、ファアルフラス首長ジョエル・ステファヌス(Kaptein Joel Stephanus)が薨去したようです。
 新型コロナウイルス感染症【COVID-19】と報道されています。
 77歳とされているので、1943年か1945年の生まれでしょう。

 ナミビア共和国大統領ハーゲ・ガインゴブ博士閣下(His Excellency Dr. Hage G. Geingob)と与党「南西アフリカ人民機構(SWAPO)」が弔意を表明しています。

 

Hage G. GeingobさんはTwitterを使っています 「The passing of Chief Joel Stephanus (Tjikurire) of the Vaalgras Traditional Authority is not only saddening for the community, which he has served with passion and commitment, but also for the Namibian nation at large. We have lost a Comrade who worked hard for the public good. https://t.co/FhzXArn3lt」 / Twitter

Hage G. GeingobさんはTwitterを使っています 「I wish to extend my condolences to his wife, Martha Stephanus, the children, the family and the entire Vaalgras community. Let us accept God’s wish during this hour of grief and may we find solace in his word. May the Soul of Comrade Stephanus rest In eternal peace https://t.co/cbcHqsyoAj」 / Twitter

 

 (英語)Chief Joel Stephanus of the Vaalgras clan dies | | NBC
 (英語)Chief Joel Stephanus buried at his rural village Vaalgras in //Kharas | | NBC
 (英語)SWAPO hailed Chief Joel Stephanus as a selfless leader | | NBC

 (英語)NEWS UPDATE: Chief Joel Stephanus dies of Covid-19 complications – The Namibian

 

Namibian Broadcasting Corporation:
Chief Joel Stephanus of the Vaalgras clan dies- NBC – YouTube

 

Namibian Broadcasting Corporation:
Chief Joel Stephanus buried at his rural village Vaalgras in //Kharas – NBC – YouTube

 

Namibian Broadcasting Corporation:
SWAPO hailed Chief Joel Stephanus as a selfless leader- NBC – YouTube

訃報(2021年7月1日):ナミビア伝統的君主/ムバンデル大首長キルス・ムンジュク・ングヴァウヴァ3世が薨去(1957~2021)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】。大統領が弔意を表明・国葬

 2021年7月1日、ナミビア共和国の伝統的君主の一人、ムバンデル人の大首長キルス・ムンジュク・ングヴァウヴァ3世(Ombara Kilus Munjuku Nguvauva III)が薨去したようです。
 新型コロナウイルス感染症【COVID-19】と報道されています。
 1957年3月27日生まれの63歳。

 ナミビア共和国大統領ハーゲ・ガインゴブ博士閣下(His Excellency Dr. Hage G. Geingob)は弔意を表明しました。
追記:
 国葬の宣言が出されています。

※3世(III)をどこにいれるかで、大統領府の Facebook アカウントと国営放送(キルス・ムンジュク3世・ングヴァウヴァ)が異なっていますが、大統領府に従っておきます。

 

 

 

Hage G. GeingobさんはTwitterを使っています 「I have learned with sadness about the passing of Comrade Kilus Nguvauva, Ombara of the Ovambanderu Traditional Authority. The nation, particularly the Ovambanderu community have lost an important pillar of strength and voice of wisdom. https://t.co/RF1bLBP6Cb」 / Twitter

Hage G. GeingobさんはTwitterを使っています 「I join the Authority and the Ovambanderu community in mourning a leader who as Deputy Minister and Traditional Leader worked hard to ensure a prosperous and united Namibia. Condolences to the wife, the children, the family and the entire Ovambanderu community.」 / Twitter

 

 (英語)Ombara Kilus Munjuku III Nguvauva has died | | NBC
 (英語)Ombara Kilus Munjuku III Nguvauva buried at Okahandja | | NBC

 

Namibian Broadcasting Corporation:
Ombara Kilus Munjuku III Nguvauva has died – NBC – YouTube

 

Namibian Broadcasting Corporation:
Ombara Kilus Munjuku III Nguvauva buried at Okahandja- NBC – YouTube

訃報(2021年6月18日):ナミビア伝統的君主/ヘレロ人の大首長ヴェクイイ・ルコロが薨去(1954~2021)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】。対立していた大統領が弔意を表明・国葬

 2021年6月18日、ナミビア共和国の伝統的君主の一人、ヘレロ人全体の大首長ヴェクイイ・ラインハルト・ルコロ(Ombara Otjitambi Advocate Vekuii Reinhard Rukoro)が薨去したようです。
 1954年11月11日生まれの66歳。
 新型コロナウイルス感染症【COVID-19】と発表されています。

 長年対立し続けてきたナミビア共和国大統領ハーゲ・ガインゴブ博士閣下(His Excellency Dr. Hage G. Geingob)は弔意を表明、葬儀は国葬の格となりました。

 

 

 (英語)Namibia: Herero Chief Vekuii Rukoro dies after COVID diagnosis | Africa | DW | 18.06.2021
 (英語)Paramount chief advocate Vekuii Rukoro of Herero people of Namibia (1954-2021) – THE AFRICAN ROYAL FAMILIES

 

Namibian Broadcasting Corporation:
Late Ombara Otjitambi Advocate Vekuii Rukoro accorded a state funeral – NBC – YouTube

 

Namibian Broadcasting Corporation:
Mourners pay tribute to Ombara Otjitambi Vekuii Rukoro- NBC – YouTube

 

Namibian Broadcasting Corporation:
Ombara Vekuii Rukoro buried- NBC – YouTube

 

Informanté:
Thousands of Ovaherero people attend Rukoro funeral – YouTube

相馬野馬追が開催される(2021年7月24日~7月26日)陸奥相馬氏継嗣の 相馬行胤 氏が総大将を務める

 2021年7月24日~7月26日の日程で、相馬野馬追が開催されました。
 昨年に続き、新型コロナウイルス対策のため一部が中止となっています。

 総大将役は、陸奥相馬氏継嗣(第34代)の相馬行胤氏(そうま みちたね)が5年連続で務めています。

 

6時間ほど/
相馬野馬追執行委員会:
【オンライン配信:令和3年度相馬野馬追】7月24日 – YouTube

 

3時間ほど/
【オンライン配信:令和3年度相馬野馬追】7月25日 – YouTube

 

2時間17分ほど/
【オンライン配信:令和3年度相馬野馬追】7月26日 – YouTube

 

時事通信映像センター:
2年ぶり騎馬武者行列 相馬野馬追、規模縮小 福島 – YouTube

 

 「相馬野馬追」開幕 市街地に2年ぶり騎馬武者出陣:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

福島民友新聞社さんはTwitterを使っています 「「相馬野馬追」開幕 市街地に2年ぶり騎馬武者出陣 – https://t.co/f2IMALkA2d」 / Twitter

 

 武者行列、沿道沸かす 相馬野馬追堂々の出陣:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

右端が行胤氏
福島民友新聞社さんはTwitterを使っています 「武者行列、沿道沸かす 相馬野馬追堂々の出陣 – https://t.co/KU086QCrGW」 / Twitter

 

 相馬野馬追、地域安寧願う 相馬太田神社で例大祭:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

相馬家第33代当主相馬和胤(かずたね)公の長男で総大将の相馬行胤(みちたね)氏を迎え、中ノ郷騎馬会員ら約30人が参列。佐藤左内宮司が祝詞を奏上した後、参列者が玉串をささげた。


相馬和胤(かずたね)公の長男と当主に「公」付けでの表記があるケースも珍しい気がします。

福島民友新聞社さんはTwitterを使っています 「相馬野馬追、地域安寧願う 相馬太田神社で例大祭 – https://t.co/f6YF9SqoMl」 / Twitter

 

 相馬野馬追始まる 初日は相馬と浪江で行列披露 行事縮小し26日まで  | 福島民報
 相馬太田神社で例大祭 相馬野馬追の中日 福島県南相馬市 | 福島民報

南アフリカ伝統的君主:ズールー王ミスズールー陛下が、亡父とその第一王妃の結婚を無効とするよう法的措置を開始した模様(2021年7月)

 南アフリカ伝統的君主の一人、ズールー王ミスズールー・シンコビレ・カズウェリティニ陛下(His Majesty King Misuzulu Sinqobile kaZwelithini of Zulu)は、亡父グッドウィル・ズウェリティニ陛下とその第一王妃シボンギレ・マドラミニ陛下(Her Majesty Queen Sibongile MaDlamini)の結婚を無効とするよう法的手続きを開始したようです。

 

 (英語)Zulu King Misuzulu in legal bid to nullify his father's marriage to first wife

 

 なにをどうすれば無効にできるのかさっぱりわかりませんが、ここまでの経緯を整理しておきます。

 まず、本年3月12日にグッドウィル・ズウェリティニ陛下が崩御します。
 訃報(2021年3月12日):南アフリカ伝統的君主/ズールー王グッドウィル・ズウェリティニ陛下が崩御(1948~2021)

 続いて、摂政となっていた第三王妃のマントフォンビ陛下も崩御。
 訃報(2021年4月29日?):南アフリカ伝統的君主/ズールー摂政(王妃)マントフォンビ陛下が崩御(1953~2021)ズールー王の崩御の翌月。南ア大統領は弔意を表明。エスワティニ王(スワジランド王)ムスワティ3世陛下の姉

 そして二人の子供のミスズールー陛下が王になります。
 崩御した南アフリカ伝統的君主/ズールー摂政(王妃)マントフォンビ陛下の遺書が読み上げられ、子息のミスズールー・ズールー王子殿下がズールー王に指名される(2021年5月)

 これに対し、第一王妃のシボンギレ・マドラミニ陛下が、王の選出が適切におこなわれなかったことと、民事婚上の妻が自分ひとりであることからズールー王の遺産の半分を要求します。
 南アフリカ伝統的君主:崩御したズールー王の第一王妃と娘の王女たちが提訴をおこなった模様(2021年5月?)南アフリカ共和国では慣習的な一夫多妻は容認されているものの、民事婚は認めていないため、第一王妃のみが法律上の妻との主張など

 以上の経緯からすると、今回、ミスズールー陛下が、亡父とその第一王妃の結婚を無効にするよう法的手続きを開始したのは、この民事婚を有効としてしまうと遺産の半分を持っていかれるのは避けられないという結論からではないかとも思われますが……。
 しかし、50年以上前の結婚を無効にするというのが可能なのかどうか、大いに疑問がわくところです。
※それ以前に、いろいろと妙な話だなあ、という感がぬぐえませんが。

 これに加え、南アフリカ共和国全域での騒乱と、エスワティニ王国(スワジランド王国)での騒乱がズールーへの影響を与えるでしょう。
 ミスズールー陛下は母方からエスワティニ王ムスワティ3世陛下の甥であり、ざっくり言ってしまえば、ムスワティ3世陛下が国内を収めきればミスズールー陛下に有利であり、逆であれば不利になるということです。
 南アフリカ共和国の役所や裁判所の判断如何では、暴動が発生する可能性も高く、クワズールー・ナタール州はひりひりした状況が続きそうです。

※なお、同州政府はすでにミスズールー陛下に、文化的保護のための予算額を提示しており、同陛下が王だと認めています。
続報:
 南アフリカ共和国クワズールー=ナタル州政府が、ズールー王位の争いに関して、大統領の介入を要請することを決定(2021年8月)