2020年1月13日、グスタフ・マグヌソン氏(Gustaf Magnuson)とヴィッキ夫人(Vicky)が離婚届を提出した模様です。
グスタフ・マグヌソン氏は、スウェーデン王国のクリスティーナ王女(マグヌソン夫人 : Princess Christina, Mrs. Magnuson)の長男、クリスティーナ王女はスウェーデン王カール16世グスタフ陛下(Carl XVI Gustaf of Sweden : His Majesty The King)の四姉です。
イタリア王室当主のサヴォイア公・ナポリ公ヴィットーリオ・エマヌエーレ殿下(Vittorio Emanuele : His Royal Highness The Duke of Savoy and Prince of Naples)は、息子で継嗣のヴェネツィア公/ピエモンテ公/サヴォイア公子エマヌエーレ・フィリベルト殿下(His Royal Highness Prince Emanuele Filiberto of Savoy, Prince of Venice and Piedmont)の次はその長女(つまり孫娘)であるサヴォイア公女ヴィットーリア殿下(Her Royal Highness Princess Vittoria of Savoy)がイタリア王室当主となることを決定したようです。
これは継承法の絶対長幼制への改定で、エマヌエーレ・フィリベルト殿下は、たとえ今後息子が生まれてもヴィットーリア殿下の継承は変わりないことを述べています。
ヴィットーリア公女殿下の最初の“公務”は2020年3月に予定されているようです。
また、今後、ヴィットーリア殿下および妹のサヴォイア公女ルイーザ殿下(Her Royal Highness Princess Luisa of Savoy)に使用する称号が与えられる可能性があります(ヴィットーリア殿下については将来の王室当主として適切なものがないような気もしますが……)。
追記: イタリア王室(直系)が、継承権を与えた二公女にすでに称号を追加していた模様(2020年1月)
2020年1月13日、英国サンドリンガムにて、英国女王エリザベス2世陛下(Elizabeth II : Her Majesty The Queen)は、王室の中心メンバーから離れると一方的に宣言したサセックス公爵ヘンリー王子殿下(Prince Henry : ハリー王子 : Prince Harry : His Royal Highness The Duke of Sussex)と話し合いをおこないました。
ウェールズ公チャールズ皇太子殿下(Prince Charles : His Royal Highness The Prince of Wales)およびケンブリッジ公爵ウィリアム王子殿下(Prince William : His Royal Highness The Duke of Cambridge)が同席。
声明文において女王陛下は、「ハリーとメーガン(Harry and Meghan)」という呼び方(通常は称号を使用)を使用しています。
これは今後、称号に関する処置があることをにおわせているとする見方が多数です。
サセックス公爵【Duke of Sussex】や、グレートブリテン及び北アイルランド王子【Prince of Great Britain and Northern Ireland】の称号、そして殿下【His Royal Highness】という敬称の扱いがどうなるかというのが一つの注目です(メーガン妃殿下のほうは、ヘンリー王子殿下が称号や敬称を失った時点で自動的に使われなくなります)。
いずれも単に皆が使用しないだけという方法もありますが、女王陛下が、ヘンリー王子殿下について以後「~」のように呼称するという明示的な発表をする可能性もあります(その場合「しかし法的には今まで通りなのだ」という論が出てくるでしょう)。
サセックス公爵の称号に関しては、ヘンリー王子殿下が一代だけ放棄するという方法(この場合、ヘンリー王子薨去後にアーチーが第2代サセックス公爵になります)の他、単純に放棄する方法についても言及されているケースがありますが、ここはちょっとよくわかりません。
王子と殿下に関しては、使わないのではなく確実に剥奪するにはどうしたらいいのか、よくわかりませんが……。また剥奪した場合、重罪人のような扱いのような気もします。また、王子と殿下は異なるものですが、うっかり片方だけ剥奪するというような失態はないものと期待したいです。
2020年1月12日、オマーン国の新しいスルタン “サイイド”・ハイサム・ビン・ターリク・アル・サイード陛下(His Majesty SayyidHaitham bin Tariq Al Said)は、英国王室【イギリス王室】のウェールズ公チャールズ皇太子殿下(Prince Charles : His Royal Highness The Prince of Wales)と会見しました。
チャールズ殿下は、前スルタンのカブース・ビン・サイード陛下崩御への弔意を伝えました。
The Prince of Wales has travelled overnight to Oman, following the death of His Majesty Sultan Qaboos bin Said Al Said.
The Prince is attending the first of three days of official condolences. This morning he met with new Sultan, His Majesty Sultan Haitham bin Tariq Al Said. pic.twitter.com/SjPdElwVA1
英国女王エリザベス2世陛下(Elizabeth II : Her Majesty The Queen)は、カナダ女王でもありますが、カナダには普段いないのでカナダ総督が任命されています。
サセックス公爵ヘンリー王子殿下(Prince Henry : ハリー王子 : Prince Harry : His Royal Highness The Duke of Sussex)とサセックス公爵夫人メーガン妃殿下(Meghan : Her Royal Highness The Duchess of Sussex)が王室の「‘senior’ members」(中心メンバー?)から離れ英国と北米を行き来すると発表したことを受けて、カナダでは世論調査がおこなわれ、60%以上のカナダ人が、現在のカナダ総督ジュリー・ペイエット閣下(Her Excellency the Right Honourable Julie Payette, Governor General of Canada)の次の総督にヘンリー王子殿下が任命されることに賛成したようです。
ケベック州ですら47%が賛成という……。