婚約(2013年4月):エジプト王室継嗣サイード公ムハンマド・アリー殿下とアフガニスタン王室のノアル王女殿下

 2013年4月27日に、エジプト王室のサイード公ムハンマド・アリー王子殿下(His Royal Highness Prince Muhammad Ali, Prince of the Sa’id)と、アフガニスタン王室のノアル王女殿下(Her Royal Highness Princess Noal)の婚約が発表された模様です。

 ムハンマド・アリー殿下は、旧エジプト王【エジプト・スーダン王】フアード2世(His Majesty King Fuad II of Egypt and the Sudan)陛下の継嗣。
 ノアル王女殿下は、最後のアフガニスタン王であった故ムハンマド・ザーヒル・シャー陛下(His Majesty Mohammed Zahir Shah, King of Afghanistan : 国父 : Father of the Nation)の五男ムハンマド・ダウード・パシュトゥンヤー・ハーン王子殿下(His Royal Highness Prince Muhammed Daoud Pashtunyar Khan)の次女。

 

ルーマニア皇太子マルガレータ殿下夫妻が、マルタ騎士団総長マシュー・フェスティング殿下を訪問(2012年10月)

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと重複します。

 

 2012年10月29日、(旧)ルーマニア王室のルーマニア王位守護者/ルーマニア皇太子マルガレータ殿下(マルガレータ王女 : Her Royal Highness Crown Princess Margareta of Romania, Custodian of the Romanian Crown)と夫のルーマニア王子ラドゥ殿下(His Royal Highness Prince Radu of Romania)は、第79代マルタ騎士団総長“フラー”・マシュー・フェスティング殿下(His Most Eminent Highness Fra’ Matthew Festing, Prince and Grand Master of the Order of Malta)を訪問したようです。

 

記事:
 (ルーマニア語:ルーマニア王室公式ニュース配信サイト)Vizită la Ordinul Suveran de Malta, 29 octombrie 2012 | Familia Regală a României / Royal Family of Romania

 

ダイヤモンド「ボー・サンシー」、約7.7億円で落札。サザビーズ担当者にはヴュルテンベルク公子フィリップ殿下の姿も(2012年5月)

 ダイヤモンド「ボー・サンシー」が約7.7億円で落札されたそうです(旧プロイセン王室のホーエンツォレルン家が出品とのこと)。

 サザビーズ担当者にはヴュルテンベルク公子フィリップ殿下(His Royal Highness Duke Philipp of Württemberg : フィリップ・ヘルツォーク・フォン・ヴュルテンベルク)の姿もありました。
 フィリップ殿下は、ヴュルテンベルク王位継承者のヴュルテンベルク公カール殿下の三男です。

BBCの映像より:
ヴュルテンベルク公子フィリップ殿下

 

記事&映像:
 (英語)BBC News – One of world's oldest diamonds sells for $10m
 (英語)'Royal' diamond Beau Sancy sells for $9.7m – BBC News

記事:
34.98カラットのダイヤモンド、5月に競売へ 落札価格は数億円か 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
35カラットの歴史的ダイヤ「ボーサンシー」、7億7000万円で落札 スイス 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News
フィリップ殿下のコメント部分:

サザビーズ・ヨーロッパのフィリップ・ヘルツォク・フォン・ビュルテンベルク(Philipp Herzog von Wuerttemberg)会長は競売終了後、「あなたが購入するのは単なるダイヤではなく、歴史的芸術品なのです」と語った。

 ボーサンシーを初めて購入した王族は、フランス国王のアンリ4世(Henry IV)。マリー・ド・メディシス(Marie de Medici)王妃にせがまれて1604年に購入し、1610年の戴冠式では王妃の冠にも使用された。

 ボーサンシーは17世紀半ばにオランダに渡り、オラニエ公ウィレム2世(Willem II of Orange Nassau)とイングランド王チャールズ1世(Charles I of England)の娘メアリー・スチュアート(Mary Stuart)の結婚の際に使われた。メアリー・スチュアートは後に、王位を狙う兄のチャールズ2世(Charles II)への支援金を工面するためにこのダイヤを手放した。

 その後1702年に初代プロイセン王がその王冠の最高の位置にボーサンシーを付けて以来、このダイヤはプロイセン王家で代々受け継がれてきた。

 

映像(ROME REPORTS):現在も統治を続けるヨーロッパの王室のキリスト教の宗派(2011年9月)

 ROME REPORTSに、現在も統治を続ける欧州の王室のキリスト教の宗派を紹介する短い映像があったので貼り付けておきます。

 

ROME REPORTS in English:
Royal families and their religion – YouTube

 

 ローマ・カトリック教会:
 スペイン王室
 ベルギー王室
 ルクセンブルク大公室
 モナコ公室
 リヒテンシュタイン公室

 ルター派(ルーテル派):
 ノルウェー王室
 デンマーク王室
 スウェーデン王室
 オランダ王室(オランダ・プロテスタント教会は他の教派も合流したもの)

 英国国教会(イングランド国教会):
 英国王室

 

スペイン王ファン・カルロス1世陛下が、ルクセンブルク大公アンリ殿下を金羊毛騎士団(スペイン系)の騎士に叙任(2007年4月)

 2007年4月13日、ルクセンブルク大公アンリ殿下は、スペイン王ファン・カルロス1世陛下より、金羊毛騎士団(スペイン系)の騎士に叙任されました。

 

 (PDFファイル:スペイン語)BOE 090 de 14/04/2007 Sec 3 Pag 16516 a 16516

JEFATURA DEL ESTADO
7919 REAL DECRETO 474/2007, de 13 de abril, por el que se
concede el Collar de la Insigne Orden del Toisón de Oro a
Su Alteza Real el Gran Duque Henri de Luxemburgo.
Queriendo dar un relevante testimonio de Mi Real aprecio a Su Alteza
Real el Gran Duque Henri de Luxemburgo, y en muestra de la tradicional
amistad entre Luxemburgo y España,
Oído el Consejo de Ministros,
Vengo en nombrarle Caballero de la Insigne Orden del Toisón de Oro.
Dado en Madrid, el 13 de abril de 2007.
JUAN CARLOS R.