誕生(2018年8月14日):タティアナ・ボイル閣下。英国のコーク伯爵の孫

 2018年8月14日、タティアナ・ボイル閣下(The Honourable Tatiana Boyle)が誕生しました。
 ダンガーヴァン子爵ローリー・ボイル夫妻の娘で、同子爵は英国のアイルランド貴族/第15代コーク伯爵・第15代オーラリー伯爵ジョン・ボイル閣下の継嗣です。

 

 (英語)Peerage News: The Hon Tatiana Isla Charlotte Boyle (born 2018)

 

英国女王エリザベス2世陛下が、結婚に伴いハリー王子【ウェールズ公家ヘンリー王子殿下】に叙爵。サセックス公爵、ダンバートン伯爵、キルキール男爵(2018年5月)

 結婚に伴い、英国女王エリザベス2世陛下(Elizabeth II : Her Majesty The Queen)は、英国王室のハリー王子(Prince Harry : ウェールズ公家ヘンリー王子殿下 : His Royal Highness Prince Henry of Wales)を、サセックス公爵(Duke of Sussex)、ダンバートン伯爵(Earl of Dumbarton)、キルキール男爵(Baron Kilkeel)、に叙爵しました。

 サセックス公爵についてはかなり前から取り沙汰されていたものです。

 

 (英語:英国王室公式サイト)Prince Harry and Ms. Meghan Markle: Announcement of Titles | The Royal Family

The Royal Familyさんのツイート: "Prince Harry and Ms. Meghan Markle: Titles Announcement #RoyalWedding https://t.co/wyl0J7eW0g"

 

 これに伴い、ハリー王子はサセックス公爵殿下(His Royal Highness The Duke of Sussex)、メーガン・マークルは(もちろん本日の婚姻成立後に)サセックス公爵夫人殿下(Her Royal Highness The Duchess of Sussex)と表記されることになります。
 しかし、メディアなどで一般的にどう表記されるかは(“プリンス・ハリー”表記の知名度やメーガン・マークル本人の知名度などあり)わかりません。

 将来的に二人の間に子供が生まれた場合、その子供たちは、現段階では1917年の勅令が定めている王子・王女の称号を帯びる範囲に含まれていません(チャールズ皇太子殿下が即位すれば含まれますが)。
 その場合、事前にエリザベス2世陛下より二人の子供を王子・王女とする勅令が出れば、サセックス公爵家(名前)王子or王女殿下(His/Her Royal Highness Prince/ss NAME of Sussex)となりますが、もし勅令が出ない場合、長男はハリー王子の二つ目の高さの爵位であるダンバートン伯爵を儀礼称号として用い、長男以外の子供は、男子は卿【ロード:Lord】、女子は令嬢【レディー:Lady】を用いることになります。

 

訃報(2018年5月?):ジョン・ケアー卿、薨去(1927?~2018)英国の第12代ロージアン侯爵の弟か?

 Telegraph Announcements に、ジョン・ケアー卿(Lord John Kerr)の訃報が掲載されています。

 

 (英語)KERR – Deaths Announcements – Telegraph Announcements

Lord John, died peacefully in Oxford, strengthened by the rites of our Holy Mother the Church

 

 薨去日及びその他不明ですが、故・第12代ロージアン侯爵ピーター閣下の弟とみられています。
 情報が正しいとすると、1927年7月4日生まれの90歳。

 兄弟の父は侯爵ではなく、ピーター閣下は父の従兄の第11代ロージアン侯爵フィリップ閣下より爵位を継承していますので、本来は侯爵の継嗣以外の息子としての卿(ロード : Lord)を着けて呼ばれませんが、兄の爵位継承後の翌年1941年に卿を称することが許されたようです。

 

訃報(2018年4月13日):スーザン・ハワード令嬢、卒去(1948~2018)第11代カーライル伯爵の娘

 2018年4月13日、スーザン・ハワード令嬢(Lady Susan Howard)が卒去したようです。
 1948年11月13日生まれの69歳。

 英国のイングランド貴族、故・第11代カーライル伯爵ジョージ・ハワード閣下の娘です。
 理由は不明ですが、二回(?)結婚しているのに、Telegraph Announcementsが結婚前の名前のままの表記をしています。
 あと、二度目の結婚の相手が、貴族であるとする情報を見かけましたが、家系がたどれなかったのでよくわかりません。

 

 (英語)Lady Susan Ankaret Howard – Deaths Announcements – Telegraph Announcements

 

婚約(2018年):エドワード・スペンサー=チャーチル卿(第12代モールバラ公爵の異母弟)とキンバリー・ハマーシュトロムが婚約とのこと

 Daily Mail によりますと、第12代モールバラ公爵の異母弟のエドワード・スペンサー=チャーチル卿(Lord Edward Spencer-Churchill)とキンバリー・ハマーシュトロムKimberly Hammerström‘Kimi’ Hammerstroem)が婚約したとのことです。

 

 (英語)Lord who missed out on Blenheim Palace consoles himself with fiancee | Daily Mail Online

 

 エドワード・スペンサー=チャーチル卿は1974年生まれの43歳です。