F1オランダGP:ザントフォールト・サーキットの共同所有者オランニェ=ナッサウ公子ベルナルト殿下(オランダ王の従弟)が、オランダGPにてバンドに無料で演奏するように要請して批判を受ける(2021年8月)

 2021年9月5日に決勝が予定されている自動車レース・フォーミュラワン(F1)のオランダグランプリですが、舞台となるザントフォールト・サーキットの共同所有者であるらしいオランニェ=ナッサウ公子ベルナルト殿下(ファン・フォレンホーフェン : His Highness Prince Bernhard of Orange-Nassau, van Vollenhoven)が、 Chef'Special というバンドにグランプリで無料で演奏するように要請して批判を受けているようです。

 

 (オランダ語)Organisatie vroeg Chef'special om gratis bij Formule 1 te spelen | NOS

 (オランダ語)Prins Bernhard heeft spijt van brief aan Chef'Special | RTL Nieuws

RTL NieuwsさんはTwitterを使っています 「Bernhard wil de band ook nog graag eens persoonlijk spreken https://t.co/2n9c0emBUi」 / Twitter

 

 ベルナルト殿下はオランダ王の従弟で、広義のオランダ王室の一員です。
 今回の要請については、すでに反省を述べているようです。

 バンドや音楽業界側からは、厳しい状況下に置かれていることへの理解の欠如、扱いの低さなどの声が出ており、また10万人の観客席のうち7万人をうめる予定のF1オランダグランプリは開催が許可されるのにライブの開催は許可されないということへも疑問が出ています。

 

 そのほか、環境問題の側面から、環境に優しくない自動車レースの開催に関わっている公子への批判が政治家から出ているという話もあります。これは前からですが。

オランニェ=ナッサウ公子ベルナルト殿下一家のクリスマスと新年を祝う写真一枚(2019年12月)

 広義のオランダ王室の一員である、オランニェ=ナッサウ公子ベルナルト殿下(ファン・フォレンホーフェン : His Highness Prince Bernhard of Orange-Nassau, van Vollenhoven)一家の、クリスマスと新年を祝う写真が一枚インスタグラムに投稿されています。

 

Bernhard van Oranje(@bernhardvanoranje) • Instagram写真と動画

 

 なぜ白黒写真に赤文字なのかはわかりません

 

 ベルナルト殿下と、オランニェ=ナッサウ公子妃アネット殿下(ファン・フォレンホーフェン=セケーヴェ : Her Highness Princess Annette of Orange-Nassau, van Vollenhoven-Sekrève)、
 二人の子供の、
 イザベラ・ファン・フォレンホーフェンIsabella van Vollenhoven)、
 サミュエル・ファン・フォレンホーフェンSamuel van Vollenhoven)、
 ベンヤミン・ファン・フォレンホーフェンBenjamin van Vollenhoven)、
 が写っています。