結婚式(2020年9月12日):ブルボン=パルマ公子アンリ殿下とオーストリア大公女ガブリエラ殿下。ハプスブルク、ルクセンブルク、リヒテンシュタイン各家から参列者

 2020年9月12日、ブルボン=パルマ公子アンリ殿下(His Royal Highness Prince Henri of Bourbon-Parma)とハプスブルク家/オーストリア大公女ガブリエラ殿下(Her Imperial and Royal Highness Archduchess Gabriella of Austria)の結婚式がおこなわれました。

 アンリ殿下は1991年生まれ。
 ガブリエラ殿下は1994年生まれ。母はルクセンブルク大公女マリー・アストリッド殿下です。
(二人の間には2017年にヴィクトリア嬢が生まれていますが、結婚前の子供となりますので、もちろんパルマ公室の一員とはなりません)

 ガブリエラ殿下は、ルクセンブルク女大公マリー=アデライードのティアラを使用した模様。

 ハプスブルク家、ルクセンブルク大公室、リヒテンシュタイン公室などから多数の参列者があったようです。

 

 (英語)Eurohistory: The Marriage of Prince Henri of Bourbon-Parma and Archduchess Gabriella of Austria
 (英語)Bourbon de Parme & Austria – A true royal match

 (フランス語)Secret de robes de mariée: Gabriella d'Habsbourg-Lorraine et Diane Lelys – Point de Vue
 (フランス語)Gabriella d’Autriche et Henri de Bourbon-Parme, mariage impérial au Tyrol – Point de Vue

 (ルクセンブルク語)RTL – Royal Hochzäit: De Prënz Henri vu Bourbon-Parma huet d'Äerzherzogin Gabriella bestuet

 

Louise G.さんはTwitterを使っています 「#RoyalWedding Exclusive: Archduchess Gabriella of Austria and HRH Prince Henri of Bourbon-Parma tied the knot yesterday at Schloss Tratzberg in Jenbach, Austria. She is wearing The Grand Duchess Adelaide Tiara. https://t.co/jY7gTUNyTN https://t.co/mUvfF5FIYO」 / Twitter

 

N.D. Ilaria A. Lunati AragonaはInstagramを利用しています:「#RoyalWedding HI & RH Archduchess Gabriella d’Austria e HRH Prince Henri of Bourbon-Parma si sono sposati ieri a Schloss Tratzberg in…」

 

⚜️ Madameei ⚜️はInstagramを利用しています:「#RoyalWedding Archduchess Gabriella of Austria, Prince Henri of Bourbon-Parma, their daughter Victoria with Gabriella’s parents Archduke…」

 

参列者:
 司式者の一人、パウル・ハプスブルク司祭(ハンガリー副王系統)

新郎の母:
 ホルスタイン=レドレボー伯爵女リュディア(ホルシュタイン=レドレボルク伯爵女リディア

新婦の父母:
 オーストリア大公カール・クリスティアン殿下と大公妃マリー・アストリッド殿下(ルクセンブルク大公女)

新郎側親族:
 新郎の兄/ブルボン=パルマ公子ミシェル殿下
 新郎の甥(姉の子)マーク・ブルボン=パルマ
 新郎のはとこ夫婦/ジャック・ブルボン=パルマ氏とアンナ=ルイーズ・パルマ夫人
 新郎のはとこ/ジョゼフ・ブルボン=パルマ
 新郎のおば/ホルスタイン=レドレボー伯爵女アントーニア(ホルシュタイン=レドレボルク伯爵女)

新婦側親族:
 新婦の従兄オーストリア大公フランツ=ルートヴィヒ殿下
 新婦の叔母夫婦/ルクセンブルク大公女マルガレータ殿下と夫のリヒテンシュタイン公子ニコラウス殿下
 新婦の従弟ルクセンブルク大公子セバスチャン殿下
 新婦の義兄リンブルク=シュティルム伯爵子ロドルフ

※後で追記します。

 

訃報(2020年9月1日):トラウトマンスドルフ=ヴァインスベルク伯子フリードリヒ殿下、薨去(1926~2020)

 2020年9月1日、トラウトマンスドルフ=ヴァインスベルク伯子フリードリヒ殿下(His Illustrious Highness Count Friedrich of Trauttmansdorff-Weinsberg : フリードリヒ・グラーフ・フォン・ウント・ツー・トラウトマンスドルフ=ヴァインスベルクFriedrich Graf von und zu Trauttmansdorff-Weinsberg)が薨去した模様です。
 1926年6月21日生まれの94歳。

 現当主のトラウトマンスドルフ=ヴァインスベルク公カール=ヴォルフガング殿下の叔父にあたります。

 

 (英語)Friedrich TRAUTTMANSDORFF-WEINSBERG – Obituary

 

結婚(2020年8月15日):ヴァルトブルク=ツァイル=ホーエンエムス伯子ベネディクト殿下とレヒベルク=ローテンレーヴェン=ホーエンレヒベルク伯女エリザベート殿下

 2020年8月15日、ヴァルトブルク=ツァイル=ホーエンエムス伯子ベネディクト殿下(His Illustrious Highness Count Benedikt of Waldburg-Zeil-Hohenems : ベネディクト・グラーフ・フォン・ヴァルトブルク=ツァイル=ホーエンエムスBenedikt Graf von Waldburg-Zeil-Hohenems)とレヒベルク=ローテンレーヴェン=ホーエンレヒベルク伯女エリザベート殿下(Her Illustrious Highness Countess Elisabeth of Rechberg-Rothenlöwen-Hohenrechberg : エリザベート・グレフィン・フォン・レヒベルク・ウント・ローテンレーヴェン・ツー・ホーエンレヒベルクElisabeth Gräfin Rechberg und Rothenlöwen zu Hohenrechberg)が結婚しました。

 年内に子供の誕生予定だそうです。

 

 (フランス語)Le mariage d'Elisabeth von Rechberg et Benedikt von Waldburg – Point de Vue

 (英語)Royal Musings: The wedding of Count Benedikt von Waldburg-Zeil and Countess Elisabeth von Rechberg.
 (英語)Waldburg & Rechberg – Marriage in times of Corona

 

結婚式(2020年8月8日):ザイン=ヴィトゲンシュタイン=ザイン公女ソフィア殿下とアルキア・アカヴァン=カラジャン氏

 2020年8月8日、ザイン=ヴィトゲンシュタイン=ザイン公女ソフィア殿下(Her Serene Highness Princess Sofia of Sayn-Wittgenstein-Sayn : ソフィア・プリンツェッシン・ツー・ザイン=ヴィトゲンシュタイン=ザインSofia Prinzessin zu Sayn-Wittgenstein-Sayn)とアルキア・アカヴァン=カラジャン氏(Archia Akhavan-Kharazian)の結婚式がおこなわれました。

 

Schloss Sayn – Hochzeit von Prinzessin Sofia zu… | Facebook

 

メクレンブルク公子ミハエル殿下が、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン州ラッツェブルクにて州の閣僚や議員らと会談(2020年7月)国内観光など議題

 2020年7月30日、メクレンブルク公子ミハエル殿下(His Highness Duke Michael of Mecklenburg : カール・ミハエル・ヘルツォーク・ツー・メクレンブルク=シュトレーリッツCarl Michael Herzog zu Mecklenburg-Strelitz)が、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン州ラッツェブルクにてシュレスヴィヒ=ホルシュタイン州経済・運輸・労働・技術・観光大臣ベルント・クラウス・ブーフホルツ閣下(Bernd Klaus Buchholz)やアナベル・クレマー州議会議員(Annabell Krämer)らと会談したようです。
 テーマは国内観光。

 ラッツェブルクは、旧メクレンブルク=シュトレーリッツ大公国を構成していたラッツェブルク公国の一部というか主要都市であり、詳細は未確認ですが、現在、ラッツェブルク公国の大半はメクレンブルク=フォアポンメルン州に属するものの、湖上のラッツェブルクはシュレスヴィヒ=ホルシュタイン州に属しているのではないかと思います。

 ミハエル殿下は、現当主のボルヴィン殿下の次男。
 今回、ミハエル殿下が会談したのは、メクレンブルク=シュトレーリッツがかつてこの土地を統治していたということに基づくものでしょう。

 

 (英語:メクレンブルク=シュトレーリッツ大公室 公式サイト)Tourism in Ratzeburg – House of Mecklenburg-Strelitz

 (ドイツ語)Schleswig-Holsteins Wirtschaftsminister in Sachen Binnentourismus zu Besuch in Ratzeburg – LOZ-News | Die Onlinezeitung für das Herzogtum Lauenburg
 (ドイツ語)Schleswig-Holsteins Wirtschaftsminister in Sachen Binnentourismus zu Besuch in Ratzeburg | Herzogtum direkt

 

Haus Mecklenburg-StrelitzさんはTwitterを使っています 「Schleswig-Holsteins Wirtschaftsminister in Sachen Binnentourismus zu Besuch in Ratzeburg – LOZ-News | Die… https://t.co/VEcV0Kgneg」 / Twitter

 

Herzog Michael in Ratzeburg mit… – Das Großherzogliche Haus Mecklenburg-Strelitz | Facebook

 

LOZ.NewsさんはTwitterを使っています 「https://t.co/qy5VIUNWtV」 / Twitter

 

LOZ-News | Facebook

 

 ボルヴィン殿下やミハエル殿下は、メクレンブルク=シュトレーリッツ大公室の貴賤結婚の子孫で、現在この系統が権利を回復して大公室を形成していると見られています。が、以前も書きましたが異論があります。

関連:
 (この記事の下のほう)訃報(2018年7月23日):メクレンブルク公子カール・グレゴール殿下、薨去(1933~2018)