前スペイン王妃ソフィア陛下が、8月21日に薨去したリヒテンシュタイン公妃マリー殿下の葬儀(国葬)に参列予定(2021年8月)

 本日(2021年8月28日)、リヒテンシュタイン公国では、8月21日に薨去したリヒテンシュタイン公妃マリー殿下(Marie : Her Serene Highness The Princess of Liechtenstein : キンスキー・フォン・ヴヒニッツ・ウント・テッタウ伯爵女マリー : Countess Marie Kinsky of Wchinitz and Tettau)の葬儀(国葬)がおこなわれます。
 スペイン王室より、前スペイン王妃ソフィア陛下(Her Majesty Queen Sofía of Spain)の参列が発表されています。

 

 (スペイン語:スペイン王室 公式サイト)HomeActividades y Agenda – Funeral por Su Alteza Serenísima Marie de Liechtenstein, Princesa de Liechtenstein

 

関連:
 葬儀(2021年8月28日):リヒテンシュタイン公妃マリー殿下の葬儀(国葬)。前スペイン王妃、元オーストリア大統領、元スイス大統領らが参列

訃報(2021年7月29日):ブルボン=両シチリア王女マリー=クリスティーヌ殿下、薨去(1933~2021)

 2021年7月29日、ブルボン=両シチリア王女マリー=クリスティーヌ殿下(Her Royal Highness Princess Marie-Christine of Bourbon-Two Sicilies)が薨去した模様です。
 1933年3月15日生まれの88歳。

 傍系の人物で、父・祖父は少なくとも両シチリア王室の一員とみなされていなかったようですが(自称はしていた模様)、スペイン王子でもあった両シチリア王室カラブリア系統当主の故カルロス殿下(2015年没)から王女の称号と殿下の継承を与えられたようです。

 

 (フランス語)Avis de décès de Madame Michel DENIZOT née DE BOURBON SICILES paru le 02/08/2021 dans L'Est Républicain – département Paris – Libra Memoria

スペインのラ・ラソン紙掲載の世論調査:73%が前スペイン王ファン・カルロス1世陛下を民主主義の基本的価値(を体現する人物)と回答(2021年8月)

 スペインのラ・ラソン紙掲載の世論調査です。

 項目は複数あるのですが、記事見出しに出ているのが、 73% の人々が前スペイン王ファン・カルロス1世陛下(His Majesty King Juan Carlos I of Spain)を民主主義の基本的価値(を体現する人物)と回答していることです。

※陛下は、汚職疑惑などが原因でアラブ首長国連邦【UAE】のアブダビに自主的に滞在(?)しています。

 18歳~34歳の層でも数字は下がるものの 62.3% がそう答えており、これは同層の他の回答項目の「君主政支持45.9%・共和政支持47.2%」という結果を考えると、なかなか不思議なところです。

 また、 57.6% が陛下は帰国するべきと回答しています。

 

 (スペイン語)Encuesta: El 73% ve a Juan Carlos I un valor fundamental de la democracia

La RazónさんはTwitterを使っています 「Encuesta | El 73% ve a Juan Carlos I un valor fundamental de la democracia ➡ El sondeo de NC REPORT refleja que la mitad de la sociedad cree que hay una campaña de la izquierda contra su figura, pero también reclama que vuelva a España. Por @Rocy__92 https://t.co/Ic2UeQfp50」 / Twitter

 

 それにしても、この 73% を信じるならば、ポルトガル王室(ブラガンサ家)当主のブラガンサ公爵ドゥアルテ・ピオ殿下(His Royal Highness Duarte Pio, Duke of Braganza)の見立ては正しいということになりそうだという気がします:
 インタビュー記事(スペイン語):ポルトガル王室当主/ブラガンサ公爵ドゥアルテ・ピオ殿下へのスペイン語メディアのインタビュー記事(2021年3月)「(前スペイン王)ファン・カルロス1世は良い王として記憶されるだろう」

英国王室のヨーク公爵アンドルー王子殿下と「昼食の約束がある」と偽った女に警備があっさりと騙されて侵入を許した上にタクシー代まで支払う(2021年4月)

 正体不明の女が、ウィンザー・グレート・パークにタクシーで到着、警備の者に「アンドルー王子と昼食の約束がある」と述べたうえ、よさげな外見に騙されてあっさりと信じ込んだ警備の者はタクシー代まで支払ったそうです。
 女は、英国王室のヨーク公爵アンドルー王子殿下(Prince Andrew : His Royal Highness The Duke of York)の居館であるパーク内のロイヤル・ロッジ(Royal Lodge)まで到着した後、20分ほど庭を散策した後に、館のロビーにてスタッフに「アンドルー王子と婚約しており、結婚するために来た」などと告げたそうです。
 仰天したスタッフにより警察が呼ばれ、スペインから来たらしい自称アイリーン・ウィンザー容疑者?(Irene Windsor)は確保された模様。
 
 この人物はともかくとして、こんなことが起きた理由として、アンドルー王子がスキャンダル以降公務から退いており、警備費用が削られていることが指摘されています。

 

 (英語)Prince Andrew security scare as woman arrested wandering around grounds days after Philip funeral

正統派フランス王位継承者ルイ20世ことアンジュー公ルイ殿下が、薨去した英国王室/エディンバラ公爵フィリップ王子殿下への弔意を表明(2021年4月)

 正統派フランス王位継承者ルイ20世Louis XX)ことアンジュー公ルイ・ド・ブルボン殿下(Louis de Bourbon : Monseigneur The Duke of Anjou : ルイス・アルフォンソ・デ・ボルボン・マルチネス=ボルディウ閣下 : The Most Excellent Luis Alfonso de Borbón Martínez-Bordiú)は、薨去した英国王室/エディンバラ公爵フィリップ王子殿下(His Royal Highness The Prince Philip, Duke of Edinburgh)への弔意を表明しました。

 

 (フランス語:正統派のサイト)Rappel à Dieu du Prince Philippe, duc d'Edimbourg – Message de Mgr le Duc d'Anjou

Louis de Bourbon, Duc d’AnjouさんはTwitterを使っています 「Comme je l'exprime dans la lettre que j'adresse à sa Majesté la Reine Elizabeth II, Uni aux nombreux Français qui l'appréciaient, je m'incline, avec respect devant la dépouille du Prince Philippe, duc d'Edimbourg, grande figure qui manquera dans la vie publique. https://t.co/kTQTZGGFvZ」 / Twitter

Louis de Bourbon, Duc d’AnjouさんはTwitterを使っています 「Il était aimé des Britanniques pour sa fidélité envers la Couronne et son humilité devant la Souveraine.」 / Twitter

Louis de Bourbon, Duc d’AnjouさんはTwitterを使っています 「Je n'oublie pas également que le Prince était le cousin issu de germain de mon arrière grand-mère, la Reine Eugénie, née princesse de Battenberg.」 / Twitter

Louis de Bourbon, Duc d’AnjouさんはTwitterを使っています 「Que le Prince Philippe repose en paix.」 / Twitter

Louis de Bourbon, Duc d’AnjouさんはTwitterを使っています 「Mes prières rejoignent celles de tous ceux qui l’on aimé et admiré, à commencer par ses enfants et petits-enfants. Que tous les Britanniques assurent leur Souveraine de leur soutien dans ce deuil cruel.」 / Twitter