1歳(2021年3月19日):ブータンのジグミ・ウゲン・ワンチュク王子殿下が1歳を迎える。ブータン王ジグミ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク陛下夫妻の第二子・次男

 2021年3月19日、ブータンのジグミ・ウゲン・ワンチュク王子殿下(His Royal Highness Prince Jigme Ugyen Wangchuck)が1歳を迎えました。

 

His Majesty King Jigme Khesar(@kingjigmekhesar) • Instagram写真と動画

※同王子は、ウゲン・ワンチュク王子殿下(His Royal Highness Gyalsey Ugyen Wangchuck)と表記されます。

現在セルビア王室を称するユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下夫妻が、キリスト教/セルビア総主教ポルフィリイェ聖下による成聖式に臨席(2021年3月)王室礼拝堂の修理された十字架への成聖

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと重複します。

 

 キリスト教/東方正教会/セルビア正教会の首座/セルビア総主教ポルフィリイェ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Porfirije, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)は、聖アンデレ王室礼拝堂の修理された十字架の成聖式をおこないました。

 現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラビア王室当主/ユーゴスラビア皇太子【セルビア皇太子】アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)およびユーゴスラビア皇太子妃【セルビア皇太子妃】カタリナ殿下(Her Royal Highness Crown Princess Katherine of Yugoslavia / Serbia)が参列。

 

写真のみ(00:22~01:51あたり)/
Телевизија Храм:
Вести из Цркве за 18.03.2021. – YouTube

 

 ポルフィリイェ総主教の着座以来、アレクサンダル2世殿下夫妻との会見・会談は初めてとなります。

 

 (英語:セルビア王室 公式サイト)PATRIARCH PORFIRIJE CONSECRATES HOLY CROSS FOR ROYAL CHAPEL OF SAINT ANDREW THE FIRST CALLED – The Royal Family of Serbia
 (英語:セルビア正教会 総主教庁 公式サイト)Patriarch Porfirije Consecrates Holy Cross for Royal Chapel of Saint Andrew the First Called | Serbian Orthodox Church [Official web site]

 

 

Aleksandar II Karadjordjevic(@royalserbia) • Instagram写真と動画

 

関連(キリスト教 高位聖職者のニュース):
 着座式(2021年2月19日):キリスト教/セルビア総主教ポルフィリイェ聖下の着座式

記事(英語):ボリビアのアフロ=ボリビア人と、アフロ=ボリビア王室(2007年ボリビア政府承認)に関する記事(2021年3月)

 ボリビア多民族国のアフロ=ボリビア人(奴隷としてアフリカから連れてこられた人々の子孫の少数コミュニティ)と、アフロ=ボリビア王室(2007年ボリビア政府承認)に関する記事がありました。

 

 (英語)The Afro-Bolivians And Their Monarchy In Bolivia: An Enigmatic Kingdom | Ancient Origins

 

 通説(というほどたくさんの情報を見たことがありませんが)、アフリカのコンゴ王国の王子でボリビアのあたりに連れてこられたウチチョ王子(Prince Uchicho)が19世紀前半に戴冠(上記記事では1823年、1832年説も)したとされています。
 また、コンゴではなくセネガルからという説もあります(追記:王室公式サイトではセネガル)。

 後継のボニファス王のときに(奴隷解放時によくある例の)プランテーション所有者の姓ピネドをそのまま用いるようになり(Bonifaz Pinedo)、王位はホセ・ピネドJosé Pinedo)、ボニファシオ・ピネドBonifacio Pinedo)と子息の継承で続きます。

 ボニファシオ王の崩御は1950年代とされており、これ以降、現在のフリオ・ピネド王陛下(Julio Pinedo)までは、上記記事などによればボニファシオ王の後は娘のアウロラ王女(Doña Aurora)が王室を率い(女王とされていないので摂政的な役割ということになるのでしょうか)アウロラ王女の子息がフリオ王陛下であるとしています。

 少し不思議なこともあり、フリオ王陛下の戴冠は1992年とされていますが、外見や年齢からみるともう少し早く戴冠して良さそうにも思えます(男系男子消滅によって合意が形成されなかったのかもしれません)。

 また、継嗣のローランド・ピネド皇太子殿下(Prince Rolando Pinedo)は、上記記事では王自身の子供のように取れますが、甥を養子としたという話もあります。

※現在、王室の公式サイトにアクセスできないので、王室自身がどのように発信しているのか確認できません。
 公式サイトにアクセスできるようになりました。
 (スペイン語:アフロ=ボリビア王室 公式サイト)Web Oficial de la Casa Real Afroboliviana

 

 同王室は、2007年にボリビア政府に承認を受けて公的な存在となっています。

モナコ公妃シャルレーヌ殿下が、崩御した南アフリカ伝統的君主/ズールー王グッドウィル・ズウェリティニ陛下への弔意を表明(2021年3月)

 モナコ公妃シャルレーヌ殿下(Her Serene Highness Princess Charlene of Monaco)とモナコ公アルベール2世殿下(His Serene Highness Prince Albert II, Sovereign Prince of Monaco)が、崩御した南アフリカ共和国の伝統的君主/ズールー王グッドウィル・ズウェリティニ陛下(His Majesty King Goodwill Zwelithini of Zulu)への弔意を表明しています。

 

Princess Charlene of Monaco Foundation SAfricaさんはTwitterを使っています 「HSH Princess Charlene and HSH Prince Albert of Monaco are saddened to hear of the passing of Zulu King Goodwill Zwelithini. Beyond the collaboration with the Princess Charlene of Monaco Foundation, King Zwelithini was a close personal friend of Princess Charlene. https://t.co/ZHhkRl1Z67」 / Twitter

 

関連:
 葬儀(2021年3月18日):南アフリカ伝統的君主/ズールー王グッドウィル・ズウェリティニ陛下の葬儀がおこなわれる。南アフリカ大統領シリル・ラマポーザ閣下、モナコ公妃シャルレーヌ殿下らが参列

現在セルビア王室を称するユーゴスラビア王室のフィリップ王子殿下夫妻が、キリスト教/セルビア正教会のアタナシイェ主教座下の葬儀に参列(2021年3月)

 2021年3月6日、現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラヴィア王室のユーゴスラビア王子【セルビア王子】フィリップ殿下(His Royal Highness Prince Philip of Yugoslavia / Serbia : フィリプ・カラジョルジェヴィッチFilip Karađorđević)とユーゴスラビア王子妃【セルビア王子妃】ダニカ殿下(Her Royal Highness Princess Danica of Yugoslavia / Serbia : ダニカ・カラジョルジェヴィッチDanica Karađorđević)は、キリスト教/東方正教会/セルビア正教会のアタナシイェ主教座下(His Grace Bishop Atanasije)の葬儀に参列しました。

 ダバル=ボスニア府主教フリゾストム座下(His Eminence Metropolitan Hrizostom of Dabar-Bosnia)らが司式。

 ボスニア・ヘルツェゴビナのスルプスカ共和国【セルビア人共和国】大統領ジェリカ・ツヴィヤノヴィッチ閣下(Željka Cvijanović)、
 モンテネグロ首相ズドラヴコ・クリヴォカピッチ閣下(Zdravko Krivokapić)、
 らも参列しています。

 

 

Краљевски дом Карађорђевића 🇷🇸(@royal.serbia) • Instagram写真と動画

 

関連:
 訃報(2021年3月4日):キリスト教/セルビア正教会のアタナシイェ主教座下が永眠(1938~2021)元ザフムリェ・ヘルツェゴビナ・沿海主教。新型コロナウイルス感染症【COVID-19】によるセルビア正教会の主教以上の永眠は5人目

 

 フィリップ殿下は、現在の当主アレクサンダル2世皇太子殿下の次男です。

※葬儀の動画/
一つ目の動画(02:06あたり)より/
左から、ダニカ妃殿下、フィリップ王子殿下、モンテネグロ首相クリヴォカピッチ閣下:

二つ目の動画(59:00あたり)より/
左端がスルプスカ共和国大統領ツヴィヤノヴィッチ閣下、右端がフィリップ王子夫妻:

 

Телевизија Храм:
Вести из Цркве за 06.03.2021. – YouTube

 

Телевизија Храм:
Опело и сахрана блаженопочившег Епископа Атанасија – YouTube