バーレーン王ハマド陛下が、叔父で首相のハリーファ王子殿下や長男のサルマン皇太子殿下らと会見(2018年9月)

 2018年9月23日、バーレーン王ハマド・ビン・イーサ・アル・ハリーファ陛下(His Majesty Hamad bin Isa Al Khalifa, King of Bahrain)は、
 叔父のバーレーン王国首相ハリーファ・ビン・サルマーン・アル・ハリーファ王子殿下(His Royal Highness Prime Minister Prince Khalifa bin Salman Al Khalifa)、
 長男で継嗣のバーレーン皇太子サルマン・ビン・ハマド・ビン・イーサ・アル・ハリーファ王子殿下(サルマーン皇太子 : His Royal Highness Prince Salman bin Hamad bin Isa Al Khalifa, Crown Prince of Bahrain)、
 らと会見しました。

 

Bahrain TV News Center مركز الأخبار:
البحرين مركز الأخبار : جلالة الملك المفدى يستقبل سمو رئيس الوزراء وسمو ولي العهد 23-09-2018 – YouTube

 

 (英語)HM King receives Premier, Crown Prince

 

 動画を見る限りでは、サルマン皇太子殿下の長男・海軍大佐“シャイフ”・イーサ・ビン・サルマン・ビン・ハマド・アル・ハリーファ殿下(Naval Captain His Highness Shaikh Isa bin Salman bin Hamad Al Khalifa)が同席しているようにもみえますが……。

 

モロッコ王 モハメッド6世 陛下の公務の式典に、ハッサン皇太子殿下とカディジャ王女殿下が同行(2018年9月)王女殿下が陛下の公務に同行するのは初の模様

 2018年9月17日、モロッコ王モハメッド6世陛下(His Majesty the King Mohammed VI of Morocco)は式典に臨席。
 “ムーレイ”・エル・ハッサン皇太子殿下(His Royal Highness Crown Prince Moulay El Hassan)と“ララ”・カディジャ王女殿下(Her Royal Highness Princess Lalla Khadija)が同行した模様。
 カディジャ王女殿下の、陛下の公務への同行は初とのことです。

 

 (英語)Princess Lalla Khadija Takes Part in First Ceremony with King Mohammed VI

 

King Mohammed VI chaired, on Monday at… – Morocco World News | Facebook

 

オランダ王ウィレム=アレクサンダー陛下が、議会での国王演説をおこなう(2018年9月)

 2018年9月18日、オランダ王ウィレム=アレクサンダー陛下(Willem-Alexander : His Majesty The King of the Netherlands)は、議会での国王演説をおこないました。
 オランダ王妃マクシマ陛下(Máxima : Her Majesty The Queen of the Netherlands)が同席。

 弟夫妻の、
 オランダ王子コンスタンティン殿下(His Royal Highness Prince Constantijn of the Netherlands, Prince of Orange-Nassau, Jonkheer van Amsberg)、
 オランダ王子妃ローレンティン殿下(Her Royal Highness Princess Laurentien of the Netherlands, Princess of Orange-Nassau, mevrouw Van Amsberg-Brinkhorst)、
 が傍聴し、バルコニーにて四人で手を振っている写真が公開されています。

 動画からは従弟の、
 バルディ伯爵/ブルボン=パルマ公子ハイメジャコモ】殿下(His Royal Highness Prince JaimeGiacomo】 of Bourbon-Parma, Count of Bardi)
 の姿も席にあるようにみえます。

 

Koninklijk Huis(オランダ王室公式チャンネル):
Troonrede 2018 – YouTube

 

 (オランダ語スピーチ内容:オランダ王室公式サイト)Troonrede 2018 | Toespraak | Het Koninklijk Huis
 (英訳版:オランダ王室公式サイト)Speech from the Throne 2018 | Speech | Royal House of the Netherlands

 

Koninklijk Huisさんのツイート: "Speech from the Throne 2018: https://t.co/4706Zd9Bdj Thronrede 2018: https://t.co/7f5kYroZZM Discours du trône 2018: https://t.co/SQTPmc4zW0 #Prinsjesdag #Troonrede… https://t.co/PoOVCPCvR8"

 

Koninklijk Huisさんのツイート: "De balkonscène, Paleis Noordeinde #Prinsjesdag https://t.co/Ac0lAwB9b7… "

 

Koninklijk HuisさんはInstagramを利用しています:「Koning Willem-Alexander en Koningin Máxima vertrekken in de Glazen Koets naar het Binnenhof. In de Ridderzaal spreekt de Koning de…」

 

Koninklijk HuisさんはInstagramを利用しています:「Koning Willem-Alexander, Koningin Máxima, Prins Constantijn en Prinses Laurentien op het #balkon van Paleis Noordeinde. #Prinsjesdag…」

 

高円宮家の絢子女王殿下と守谷慧 氏の「告期の儀」がおこなわれる(2018年9月)

 2018年9月19日、高円宮家の絢子女王殿下(あやこ : Her Imperial Highness Princess Ayako of Takamado)と、守谷慧氏(もりや けいKei Moriya)の「告期の儀」がおこなわれたようです。

 

 絢子さま「告期の儀」 結婚式の日取り正式決定 | NHKニュース

「告期の儀」は結婚式の日取りを正式に決める皇室の行事で、19日午前10時前、守谷さんの使いで親族の近藤達也さんが、モーニング姿で高円宮邸に到着しました。

続いて、絢子さまと母親の久子さまが待たれる、故高円宮さまの肖像画のある応接室で「告期の儀」が行われました。

結婚式は東京の明治神宮で、神式で仲人を立てずに行われ、翌日には皇太子ご夫妻や三権の長などを招いた晩さん会が催されます。

 

ガーナ:アナン(元)国連事務総長閣下の国葬に、オランダのベアトリクス前女王陛下(王女殿下)とメイベル妃殿下、ノルウェー皇太子妃メッテ=マリット殿下が臨席(2018年9月)棺が国旗に覆われ遺体の顔すら公開されなかったので議論に「彼は『黄金の剣』だから」説も

 2018年9月13日、ガーナ共和国政府主催で2018年8月18日に薨去した国際連合第7代事務総長コフィー・アナン閣下(His Excellency Mr【Dr?】 Kofi Annan)閣下の国葬がおこなわれたようです。

 西欧の王室からは、
 前オランダ女王ベアトリクス陛下(オランダ王女ベアトリクス殿下、オランニェ=ナッサウ公女、リッペ=ビースターフェルト公女 : Her Royal Highness Princess Beatrix of the Netherlands, Princess of Orange-Nassau, Princess of Lippe-Biesterfeld)、
 オランニェ=ナッサウ公子妃メイベル殿下(Her Royal Highness Princess Mabel of Orange-Nassau)、
 ノルウェー皇太子妃メッテ=マリット殿下(Crown Princess Mette-Marit of Norway : Her Royal Highness The Crown Princess)、
 が臨席したようです。

追記:
 モロッコ王国から、モロッコ王モハメッド6世陛下の代理として、“ムーレイ”・ラシッド王子殿下(His Royal Highness Prince Moulay Rachid)が参列した模様。
 (英語)Morocco- Prince Moulay Rachid Represents King Mohammed VI at Kofi Annan Funeral | MENAFN.COM
 (フランス語)SAR le Prince Moulay Rachid représente SM le Roi aux funérailles de Kofi Annan | MAP

 

 (写真一覧)Former UN Sec. Gen. Kofi Annan state funeral in Accra, Ghana – 13 Sep 2018 | Editorial Photos, Celebrity, News, & Sports Images | Rex

 

 (特にめぼしい情報なし)アナン元国連事務総長の国葬 ガーナ | NHKニュース

 

 なお、葬儀中、棺がずっと国旗に覆われていて、遺体の公開が顔すらもなかったことが、同地のSNSで話題になったようです。

 (英語)Ghanaians angry that they were not allowed to view Kofi Annan’s body :: Kenya – The Standard
※↑の記事では見出しがいかにもガーナ人が怒っているかのようですが、今までガーナの記事を読んできた経験からすると、ことはそんな簡単な問題ではないと思います。

 これについてのSNSでのやり取りの画像がコピペされており(しかもその内容の意味をはっきり解説していない!)、

What does mean? School me?

Busummuru is one of the state swords of Asante.
Only the Busummuruhene and Asantehene are allowed to hold it.
Woman are not supposed to look at it.
It is a symbol of authority.
So he with that title means he is by the order of the Busummuru.

「なんで? 教えて?」
「ブスムルはアシャンティの剣の一つ
 ブスムル首長とアシャンティ王のみが握ることが許される。
 女はそれを見ることは禁止されている。
 権威の象徴なのだ。
 だから彼がブスムルの称号を帯びていることは、ブスムルのように扱われるということだ」

 ……と事情を知らない人にはなんの回答にもなっていない文章が入っています。

 これを簡単にいうとこういうことでしょう。
 コフィー・アナン閣下は、2002年にアシャンティ王オトゥムフォ・オセイ・トゥトゥ2世陛下(アシャンティ皇帝 : His Royal Majesty Otumfuo Osei Tutu II, King【Emperor】 of the Ashanti Kingdom【Empire of Ashanti】【Asantehene of Asante】, Kumasehene of Kumasi)より神聖なる黄金の剣の名前を称号として受けています。この称号はアナン閣下以外誰も受けたことがないものです。
 その剣の名前が「ブスムル」(上記の文章では Busummuru となっていますが、これまでの報道などでは「Busumuru」ないし「Busumro」)です。上の「Busummuruhene」とブスムルの末尾に「-hene」を付ける表記は初めて見ましたが、これは王や首長の称号を表しており、とりあえず「ブスムル首長」としておきました。
 そして、上の文章が正しいとすると、黄金の剣「ブスムル」は女が見ることは許されないものだということになり、だから「ブスムル」の称号を受けているアナン閣下の遺体を女がいる場で公開することはできないのだ、という二歩くらい跳躍がある理論が展開されているのだと思います。
 死後に称号をもらったならともかく、2002年にもらってそれからずっとアナン閣下は女と会っていないわけでもあるまいし……とを指摘するのは簡単ですが、しかしアシャンティにおける死者というものがどういう扱いを受けるものかは知らない我々には、正否は判断できないわけです。例えば、花の名前を付けてもらったら死後には花と同じに扱われる場所が地球のどこかにあったりしてもおかしくはないですし。

 ……とやや強引に受け入れてみたものの、アシャンティ王の戴冠式で「ブスムル」は使用されるわけで、戴冠式には女はこれまで来ていないのか?、という疑問も生じます。
 また、「ブスムル」と同じとして扱われるということは、牛の血で汚してはならないことを意味し、つまり棺を運んだ人たちはしばらく前から牛肉を食べていない、ということになります。

 このようにアナン閣下は(?)妙な謎を残してこの世を去るわけですが、しかし、アシャンティ王国のほうでまた別の伝統的葬礼がおこなわれるかもしれないという話もあります。そこで堂々と遺体が公開されでもしたら、「ブスムル説」は完全に破綻します。