2020年7月12日に、レベッカ・ベッタリーニ嬢(Rebecca Bettarini)がキリスト教/東方正教会/ロシア正教会に改宗し、ヴィクトリア・ロマノヴナ(Victoria Romanovna)を洗礼名(聖名)として選んだようです。
同日、ロシア正教会/サンクトペテルブルク・ラドガ府主教ヴァルソノフィー座下(His Eminence Metropolitan Varsonofy of St. Petersburg and Ladoga)の礼拝に参列した模様。
ヴィクトリア・ロマノヴナ・ベッタリーニ嬢は、ロシア大公ゲオルギー殿下(His Imperial Highness The Heir, Tsesarevich, and Grand Duke George of Russia : プロイセン王子 : Prince of Prussia)の恋人です。
ロシア帝室は結婚に関する身分要件に極めて厳しく、昨年にはロシア帝室ロマノフ家当主/ロシア女大公マリヤ殿下(Head of the Russian Imperial House : Her Imperial Highness The Grand Duchess Maria Wladimirovna of Russia)がキリスト教/東方正教会/ロシア正教会の首座/モスクワ・ロシア全土【ルーシ全土】総主教キリル聖下(キリール総主教 : His Holiness Kirill, Patriarch of Moscow and all Russia【Rus’】)に継承法の変更の承認を求めているという情報が出ました。
今回の改宗で、二人の婚約発表が近づいたのではないかと思われます。
2020年4月29日、第80代マルタ騎士団総長“フラー”・ジャコモ・ダッラ・トッレ・デル・テンピオ・ディ・サングイネット殿下(His Most Eminent Highness The Prince and Grand Master, Fra’ Giacomo Dalla Torre del Tempio di Sanguinetto)が薨去しました。
1944年12月9日生まれの75歳。
薨去に伴い、マルタ騎士団内務総監“フラー”・ルイ・ゴンサロ・ド・ヴァーレ・ペイショット・ドゥ・ヴィラス=ボアス閣下(His Excellency Fra’ Ruy Gonçalo do Valle Peixoto de Villas-Boas, Grand Commander)がマルタ騎士団臨時副長(臨時総長代行 : Lieutenant ad interim)を務めます。 次の総長選出は来年【2021年】。2020年11月に予定と情報が出ています。
関連: マルタ騎士団の副長(総長代行)にマルコ・ルッツァーゴ閣下が選出される(2020年11月)
追悼ミサはローマ教皇庁列聖省長官ジョヴァンニ・アンジェロ・ベーチュ枢機卿座下(His Eminence Giovanni Angelo Cardinal Becciu)が司式しました。
フランス共和国の TF1 という放送局が、王党派に関する6分ほどの報道をしたようです。 インタビュー映像の抜粋?:正統派フランス王位継承者ルイ20世ことアンジュー公ルイ・アルフォンス殿下へのインタビューと関連映像(2020年1月)ルイ16世死後227周年の鎮魂ミサ関連で書きましたが、正統派フランス王位継承者ルイ20世(Louis XX)ことアンジュー公ルイ・アルフォンス・ド・ブルボン殿下(Louis Alphonse de Bourbon : Monseigneur The Duke of Anjou : ドン・ルイス・アルフォンソ・デ・ボルボン・マルチネス=ボルディウ閣下 : The Most Excellent Don Luis Alfonso de Borbón Martínez-Bordiú)への短いインタビューを含みます(もしかしたら他でロングバージョンを流しているかもしれませんが)。
転載されたものなので、許可を取っているかどうか非常に不安ではありますが、リンクしておきます。