アンドラ共同統治公/ウルヘル司教ジュアン=エンリク・ビベス・イ・シシリア大司教座下が、アンドラ公国を駐箚する12ヶ国の大使を接受、信任状の捧呈を受ける(2022年10月)

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと重複します。

 

 2022年10月28日、キリスト教/ローマ・カトリック教会のウルヘル司教で、個人として大司教に叙されているジュアン=エンリク・ビベス・イ・シシリア座下(Archbishop Joan-Enric Vives i Sicília, Bishop of Urgell)は、司教宮殿にて、アンドラ公国を駐箚する12ヶ国の大使を接受、信任状の捧呈を受けました。

※ウルヘル司教はフランスの国家元首と共に、アンドラ公国の共同統治公となります。

 

Bisbat Urgell(ウルヘル司教 公式チャンネル):
Presentació de Cartes Credencials al Copríncep Episcopal – YouTube

 

 (カタルーニャ語:ウルヘル司教 公式サイト)Presentació i lliurament de les Cartes Credencials dels Ambaixadors de Brasil i Mèxic al Copríncep Episcopal
 (カタルーニャ語:ウルヘル司教 公式サイト)Presentació i lliurament de Cartes Credencials de 10 Ambaixadors al Copríncep Episcopal

Bisbat d'UrgellさんはTwitterを使っています: 「Dia de gran tasca diplomàtica al Palau Episcopal. Dotze ambaixadors presenten les #CartesCredencials al #CopríncepEpiscopal https://t.co/VUT0X0PvcD」 / Twitter

 

 12ヶ国は、ブラジル連邦共和国、メキシコ合衆国、モルドバ共和国、アルメニア共和国、オーストリア共和国、ポーランド共和国、エクアドル共和国、デンマーク王国、コソボ共和国、チリ共和国、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンゴル国、となっています。

婚約(2022年8月25日):リヒテンシュタイン公子(ヨハン・)ヴェンツェル殿下とハルティヒ伯爵女フェリツィタスが婚約

 リヒテンシュタイン公子ヨハン・ヴェンツェル殿下(His Serene Highness Prince Johann Wenzel of Liechtenstein : Prinz Johann Wenzel von und zu Liechtenstein)とハルティヒ伯爵女フェリツィタス(Countess Felicitas of Hartig)が婚約したようです。

※ヨハン・ヴェンツェル殿下の表記は名前の間にハイフンが入るケースと入らないケースがあり、どちらが正しいか不明。また、ヴェンツェル単独の表記の場合もあります。

 ヨハン・ヴェンツェル殿下の父は、リヒテンシュタイン公室ではやや傍系のグンダカル殿下で、母はオルレアン派フランス王室の長姉であるリヒテンシュタイン公子妃マリー殿下(オルレアン公女 : フランス王女 : Her Royal Highness Princess Marie of Liechtenstein, Princess of Orléans, Princess of France)です。そのため、マリー殿下の弟のパリ伯ジャン4世殿下が自身の公式サイトで婚約を報じています。

 ハルティヒ家は、オーストリアやチェコなどの貴族の家柄です。

 

 (英語)Eurohistory: A Princely Engagement: Prince Johann Wenzel of Liechtenstein and Countess Felicitas von Hartig

 (フランス語:オルレアン派フランス王室当主/パリ伯 公式サイト)Fiançailles de S.A.S. le Prince Johann-Wenzel de et à Liechtenstein – Le Comte de Paris

𝐅𝐢𝐚𝐧ç𝐚𝐢𝐥𝐥𝐞𝐬 𝐨𝐟𝐟𝐢𝐜𝐢𝐞𝐥𝐥𝐞𝐬 𝐝𝐞… – Prince Jean, Comte de Paris | Facebook

インタビュー動画(ドイツ語):カール・ホーエンローエ氏(ホーエンローエ=シリングスフュルスト公子)が英国女王エリザベス2世陛下崩御とチャールズ3世陛下即位について語る

 ジャーナリストのカール・ホーエンローエ氏(Karl Hohenlohe : ホーエンローエ=シリングスフュルスト公子カール=アルプレヒト殿下)が、英国女王エリザベス2世陛下の崩御とチャールズ3世陛下の即位について語っているようです。

 

OE24.TV:
Karl Hohenlohe: "König Charles III konnte Rolle gut studieren" – YouTube

 

 ホーエンローエ=シリングスフュルスト公コンスタンティン殿下の弟で、将来的には自身や子供が公位を継承、ということになりそうです。

訃報(2022年8月31日):ヴァルトブルク=ツァイル=ルステナウ=ホーエンエムス伯フランツ=ヨーゼフ殿下が薨去(1927~2022)

 2022年8月31日、ヴァルトブルク=ツァイル=ルステナウ=ホーエンエムス伯フランツ=ヨーゼフ殿下(His Illustrious Highness Count Franz-Josef of Waldburg-Zeil-Lustenau-Hohenems : フランツ=ヨーゼフ・グラーフ・フォン・ヴァルトブルク=ツァイル=ルステナウ=ホーエンエムスFranz-Josef Graf von Waldburg-Zeil-Lustenau-Hohenems)が薨去したようです。
 1927年3月7日生まれの95歳。

 ヴァルトブルク家の一系統の当主ということになると思います。
 薨去に伴い、子息のフランツ・クレメンス殿下が現当主になるでしょう。

 母方からハプスブルク家の血を引いており、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の曾孫にあたるようです。

 

 (ドイツ語)Graf Franz-Josef Waldburg-Zeil verstorben – Hohenems | VOL.AT
 (ドイツ語)Todesanzeigen von Franz-Josef zu Waldburg-Zeil-Lustenau-Hohenems | Todesanzeigen Vorarlberger Nachrichten

訃報(2022年6月15日):ザルム=ライファーシャイト=ライツ伯女マリー・エリザベート、薨去(1931~2022)

 2022年6月15日、ザルム=ライファーシャイト=ライツ伯女マリー・エリザベート(Countess Marie Elizabeth of Salm-Reifferscheidt-Raitz : マリー・エリザベート・アルトグレフィン・ツー・ザルム=ライファーシャイト=ライツMarie Elisabeth Altgräfin zu Salm-Reifferscheidt-Raitz)がウィーンで薨去したようです。
 1931年8月17日生まれの90歳。

 ザルム=ライファーシャイト=ライツ公ヒューゴ殿下の伯母です(伯女の弟も父もヒューゴ公でしたが)。

 

 (動画あり:チェコ語)Ve Sloupu se loučili s hraběnkou Salmovou. Ostatky uložili na tamním hřbitově – Blanenský deník