ハノーファー王室当主エルンスト・アウグスト王子殿下が野球のバットを持って警察署へおもむき警察官へ暴言との報道(2020年7月)

 少し前に、オーストリアの警察に病院(精神病棟?)に連れていかれたハノーファー王室当主エルンスト・アウグスト殿下(His Royal Highness The Prince of Hanover : Prince Ernst August of Hanover)ですが、このほどタクシーにて警察署に来襲、野球のバットを持って警察官を脅したとの報道が出ています。

 

 (ドイツ語)Ernst August von Hannover: Exklusiv: Neuer Zwischenfall! Polizei filmt Wutausbruch | BUNTE.de

 

続報:
 ハノーファー王室当主エルンスト・アウグスト王子殿下に執行猶予10ヶ月と最低3年の(事件が起きた)居館での居住を禁止(2021年3月)

結婚【民事婚】(2020年7月20日):オーストリア大公女エレオノーレ殿下(ハプスブルク=ロートリンゲン家当主カール大公殿下の長女)とジェローム・ダンブロジオ氏がモナコで民事婚

 2020年7月20日、オーストリア大公女エレオノーレ殿下(オーストリア皇女 : ハンガリー王女 : ベーメン王女 : Her Imperial and Royal Highness Archduchess Eleonore of Austria, Princess Imperial of Austria, Princess Royal of Hungary and Bohemia : エレオノーレ・フォン・ハプスブルクEleonore von Habsburgエレオノーレ・ハプスブルク=ロートリンゲンEleonore Habsburg-Lothringen)とジェローム・ダンブロジオ氏(Jérôme D'Ambrosio)の民事婚がモナコ公国で執り行われた模様です。

 写真とキャプションからは、(少なくとも)父であるハプスブルク家当主カール大公殿下および母のフランツェスカ殿下、モナコ市長のジョルジュ・マルサン氏が参列しているようですが、その他近親も参列の模様。
 なお、これもキャプションからですが、新型コロナウイルス感染症【COVID-19】のため、宗教婚は今年は無理だろうとのことです。

※後で記事などへのリンクを追加するかもしれません。

 

 (写真一覧)画像と写真 – Getty Images

 

Mayor of Monaco Georges Marsan, Henri d'Ambrosio, Giselle d'Ambrosio,… ニュース写真 – Getty Images
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Civil Marriage of Eleonore of Habsburg and Jerome d'Ambrosio on July… ニュース写真 – Getty Images
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ハノーファー王室当主エルンスト・アウグスト王子殿下が病院に収容された模様(2020年7月)殿下「調子が悪いので助けを呼んだら、なぜか警察に襲われた!」、警察「救助を求める電話に応えて救急と駆け付けたら暴れた」

 報道によりますと、オーストリア共和国に滞在しているハノーファー王室当主エルンスト・アウグスト殿下(His Royal Highness The Prince of Hanover : Prince Ernst August of Hanover)が病院に収容された模様です。

 下記記事によりますと、殿下は、体調不良(?)のため救急を読んだところ、なぜか警察に襲われたと主張。警官が酔っぱらっていたのではないかなどと語っているようです。

 一方、警察は、救助を求める電話に応えて救急と駆け付けたら殿下が暴れたとしています(文中には日本語で言う「自傷他害の恐れ」に相当しそうなものがあり、要するにそういう判断でしょう)。

 

 (ドイツ語)In Österreich: Polizeieinsatz bei Ernst August von Hannover

 

 殿下は警察を訴えると息まいているようですが……。

 

続報:
 ハノーファー王室当主エルンスト・アウグスト王子殿下が野球のバットを持って警察署へおもむき警察官へ暴言との報道(2020年7月)
 ハノーファー王室当主エルンスト・アウグスト王子殿下に執行猶予10ヶ月と最低3年の(事件が起きた)居館での居住を禁止(2021年3月)

 

訃報(2020年7月6日):ミルバッハ=ゲルデルン=エグモント伯爵子/ホーエンローエ=ヤクストベルク公子ヨハネス殿下が薨去(1939~2020)

 2020年7月6日、ミルバッハ=ゲルデルン=エグモント伯爵子/ホーエンローエ=ヤクストベルク公子ヨハネス殿下(His Serene Highness Count Johannes of Mirbach-Geldern-Egmont, Prince of Hohenlohe-Jagstberg : ヨハネス・グラーフ・フォン・ミルバッハ=ゲルデルン=エグモント・プリンツ・ツー・ホーエンローエ=ヤクストベルクJohannes Graf von Mirbach-Geldern-Egmont Prinz zu Hohenlohe-Jagstberg)が薨去したと報道されています。
 1939年12月2日生まれの80歳。
 新型コロナウイルスに感染していたとの情報もあります。

 ヨハネス殿下は、父方つまり男系はホーエンローエ=ヤクストベルク家ですが、母方の伯父ラディスラウス伯爵子の養子となり、ミルバッハ=ゲルデルン=エグモント伯爵子の名(とおそらく地所)を継承しています。
 また、ラディスラウス伯爵子の男系は、エグモント家(エフモント家)の婚姻外の子孫(?)の系統であるゲルデルン=エグモント家ですが、ラディスラウス伯爵子の父アルフォンス伯爵子が、母のガブリエレ・フライイン・フォン・ミルバッハGabriele Freiin von Mirbach)を通じて地所を得て、バイエルン王ルートヴィヒ2世の許諾によりミルバッハ=ゲルデルン=エグモントの名前を許されたようです。ただ、ラディスラウス伯爵子までは、長男(あるいは地所所有者といいますか)のみがこの名前(ミルバッハを頭につけたもの)を使用していますが、他のメンバーはこの名前を使用していなかったようで、ここの事情やこだわりはわかりません。ただ今回亡くなった、ヨハネス殿下の系統は、みなこの名前(ミルバッハ=ゲルデルン=エグモント)を使用しているようです。

 

 (英語)Eurohistory: The Death and Funeral of Johannes Count von Mirbach-Geldern-Egmont, Prince zu Hohenlohe-Jagstberg

 (ドイツ語)Ein Meister der Lebenskunst – Fränkische Nachrichten
 (ドイツ語)Johannes Graf von Mirbach-Geldern-Egmont Prinz zu Hohenlohe-Jagstberg : Traueranzeige : Frankfurter Allgemeine Zeitung

 

誕生(2020年6月25日):フュルステンベルク公女レオンティーネ殿下

 2020年6月25日、フュルステンベルク公女レオンティーネ殿下(Her Serene Highness Princess Leontine of Fürstenberg : レオンティーネ・プリンツェッシン・ツー・フュルステンベルクLeontine Prinzessin zu Fürstenberg)が誕生したようです。
 フュルステンベルク公世子クリスティアン殿下とジャネット妃殿下の間の第四子・次女となります。

 

 (ドイツ語)Jeannette & Christian zu Fürstenberg: Süße Nachrichten: Ihr 4. Kind ist da – und der Name steht schon fest | BUNTE.de