英国のウィリアム王子殿下が「ジャパン・ハウス ロンドン」の開館記念行事に臨席(2018年9月)

 2018年9月13日、英国のケンブリッジ公爵ウィリアム王子殿下(Prince William : His Royal Highness The Duke of Cambridge)は、「ジャパン・ハウス ロンドン」の開館記念行事に臨席しました。

 

The Royal Family Channel:
Prince William shows off his chopstick skills at Japan cultural centre – YouTube

 

 (現時点で記事タイトルがLOS ANGELES「ロサンゼルス」になってますが……)JAPAN HOUSE LOS ANGELES について | WHAT's JH | ジャパン・ハウス
 ジャパン・ハウス ロンドンの開館記念行事の開催 | 外務省
 英ウィリアム王子 日本の金属加工技術 視察 | NHKニュース

 (英語)Prince William says him and Kate Middleton 'love sushi' as he opens London's new Japan House | Metro News
 (英語)Prince William attends the grand opening of Japan House near Kensington Palace in London | Daily Mail Online
 (英語)William briefly muddles Japan and China at opening of Japanese cultural centre | Shropshire Star

 

 (写真一覧)画像と写真 | Getty Images

Prince William, Duke of Cambridge is presented his signature bento… ニュース写真 | Getty Images
Embed from Getty Images

 

Kensington Palaceさんのツイート: ""The U.K. and Japan have a great deal in common. Our links with one another – from culture to trade and security – go back centuries." – The Duke of Cambridge @JapanHouseLDN 🇬🇧🇯🇵… https://t.co/sEHzwb7AJB"

 

Kensington Palaceさんのツイート: ""This year marks 160 years since we established formal diplomatic relations between our two countries. And standing here now I am delighted to see those relations continue to flourish." – The Duke of Cambridge at @JapanHouseLDN 🇬🇧🇯🇵… https://t.co/No5pFBtrtW"

 

Kensington Palaceさんのツイート: "The Duke of Cambridge attended the grand opening of @JapanHouseLDN, which aims to create a greater understanding of Japan amongst a UK audience, and to deepen cultural, social and economic bonds between the two nations 🇬🇧🇯🇵… https://t.co/dYxsVXcxBN"

 

Japan House Londonさんのツイート: "Today Prince William, The Duke of Cambridge formally opened Japan House London. His Royal Highness was accompanied by Japan's Deputy Prime Minister, Mr Taro Aso and Mr Koji Tsuruoka, Ambassador of Japan to the UK (@AmbKoji). https://t.co/fCdI3lWHCY @KensingtonRoyal… https://t.co/gFY8ZpJary"

 

Japan House Londonさんのツイート: "Prince William with "Magic Metal", part of the #BiologyofMetal exhibition at Japan House London. When the characters for kouba (工場) are pressed down, they seem to disappear without a trace. The Duke said it is a great example of clever Japanese design. https://t.co/MxaGkilRrW… https://t.co/1UE3p2QQGt"

 

Japan House Londonさんのツイート: "Prince William enjoyed salmon sashimi from one of Chef Akira Shimizu's signature bento boxes at AKIRA restaurant at Japan House. The Duke said, "My wife and I love sushi. We might have to come down here for lunch when no one else is in." https://t.co/OtwFWS3ZEN… https://t.co/T7bOslLipb"

 

Japan House Londonさんのツイート: "Today we had a very special visitor. Prince William, The Duke of Cambridge on a tour of #BiologyofMetal: Metal Craftsmanship in Tsubame-Sanjo exhibition with TAMAGAWA Motoyuki of Gyokusendo copperware workshop. See the exhibition for yourself up to 28 Oct https://t.co/5xV4zVw0Fh… https://t.co/JtHrMyuoVX"

 

デンマーク皇太子メアリー殿下がフィンランドを訪問(2018年9月)

 2018年9月13日~9月14日の日程で、デンマーク皇太子妃メアリー殿下(モンペザ伯爵夫人 : Mary : Her Royal Highness The Crown Princess of Denmark, Countess of Monpezat)がフィンランド共和国を訪問しているようです。
 夫のデンマーク皇太子フレデリク殿下(モンペザ伯爵 : Frederik : His Royal Highness The Crown Prince of Denmark, Count of Monpezat)は、手術に関連して公務をキャンセルしています。
関連:
 デンマーク皇太子フレデリク殿下が椎間板ヘルニア(?)の手術とのこと(2018年9月)

 なお、ややこしいことに、デンマーク女王マルグレーテ2世陛下は現在(おそらく私的休暇で)デンマークを離れているという話で、そうなるとフレデリク殿下は公務をキャンセルしたのに、日本でのいわゆる「国事行為臨時代行」、向こうのルール上では「Rigsforstander」という状態にあると思います。
 「Rigsforstander」は、英語で雑に「Regent」(つまり「摂政」)と書かれることもありますが、過去のデンマークの長期の摂政は「Regent」(英語と同綴り)やそれを組み込んだ別の単語が使われているのではないかと思います。

 

Det danske kongehus(デンマーク王室公式チャンネル):
H.K.H. Kronprinsessen i Finland – YouTube

 

H.K.H. Kronprinsessen besøger krydstogtskibet Mein Schiff 2 – YouTube

 

 (デンマーク語)H.K.H. Kronprinsessen i Finland – dag 1 | Kongehuset
 (デンマーク語)VIDEO: Erhvervsfremstød i Finland | Kongehuset
 (英語)Crown Princess Mary starts work visit in Finland – Royal Central

 

DET DANSKE KONGEHUSさんはInstagramを利用しています:「I Finlands hovedstad Helsinki indledte H.K.H. Kronprinsessen tidligere i dag et erhvervs- og kulturfremstød, hvor en større dansk…」

 

DET DANSKE KONGEHUSさんはInstagramを利用しています:「Frokost hos parlamentsformand Paula Risikko, et besøg hos en leverandør af vedvarende løsninger og en netværksbegivenhed med fokus på dansk…」

 

Det danske kongehus – Officiel middag i Finlandia Hall | Facebook

 

Et besøg hos en leverandør af vedvarende… – Det danske kongehus | Facebook

 

Det danske kongehus – H.K.H. Kronprinsessen i Finland | Facebook

 

インタビュー記事:ロシア帝室ロマノフ家当主/ロシア女大公マリヤ殿下がウクライナに独立正教会を設置しようとしているキリスト教/コンスタンティノープル全地総主教庁を批判「首位性は儀礼的なもの」「あそこはアンティオキア総主教庁から独立したが今は指示を受けたりしない」「自らが独立を認めた教会へ介入する権利はない」(2018年9月)

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと重複します。

 

 ロシア帝室ロマノフ家当主/ロシア女大公マリヤ殿下(Head of the Russian Imperial House : Her Imperial Highness The Grand Duchess Maria Wladimirovna of Russia)が、Interfax のインタビューを受けた模様です。
 元が英語なのか、そのロシア語版の翻訳なのかわかりませんが、英語記事がロシア帝室公式サイトに掲載されています。

 

 (英語:ロシア帝室公式サイト)Russian Imperial House – Grand Duchess Maria of Russia: Constantinople’s position will lead to the splintering of the very foundations of Orthodoxy

 

 キリスト教/東方正教会/全地総主教庁(コンスタンティノープル)が、ウクライナの管轄権を持つロシア正教会モスクワ総主教庁の許諾なしに一方的に「ウクライナへの独立正教会設置準備」を始めたことについて聞かれ、それを批判している内容です(「非常に悲しんでいる」というような言葉もありますが)。

 自らは、聖職者でも歴史家でもないため専門家ではないと前置きしつつも、全地総主教庁(コンスタンティノープル)の首位性は儀礼的なものであり実質はないとし、コンスタンティノープルはもともとはアンティオキア総主教庁から独立したが(大昔ですが)その後に指示を受けたりしていないことを例示し(これは微妙です。少なくとも初期の総主教らはアンティオキアに叙任されていたという話もあります。とはいえ現在はもちろんそうではありません)どの教会であれ独立正教会と認めた教会へは介入する権利は持っていないと述べています。

 また、東方正教会の理論としてどうなのかはわかりませんが、「母なる教会」(Mother Church)と「娘である教会」(Daughter Church)は、母が娘の独立を認めたら「姉妹教会」(Sister Church)になる、という表現を用いています(あくまで表現です。この表現は初めて見ましたが……通常は独立を認めても「母なる教会」は「母なる教会」と表現されます)。

 結論として、コンスタンティノープル全地総主教庁の行動は、東方正教会を分裂させるものだ、としています。

 

 全体の話の流れはロシア正教会側の主張とほぼ同じですが、「母なる教会」関連の表現ではさらに踏み込んでおり、これはあるいはロシア正教会モスクワ総主教庁とは立場が違うかもしれません(この理屈であれば、ロシア正教会モスクワ総主教庁が独立を認めた教会側はロシア正教会を「母なる教会」と呼ぶ必要はないことになりますので)。

 

英国のチャールズ皇太子殿下が、造園家ランスロット・“ケイパビリティ”・ブラウンの出身地を訪問(2018年9月)

 2018年9月12日、英国【イギリス】のウェールズ公チャールズ皇太子殿下(Prince Charles : His Royal Highness The Prince of Wales)は、イングランドの造園家ランスロット・“ケイパビリティ”・ブラウンLancelot ‘Capability’ Brown)の出身地を訪問しました。

 

The Royal Family Channel:
Prince Charles visits birthplace of Lancelot ‘Capability’ Brown – YouTube

 

長文インタビュー記事(ドイツ語):リヒテンシュタイン公国国家元首代行リヒテンシュタイン公世子アロイス殿下へのインタビュー記事(2018年9月)

 スイスのメディアによる、リヒテンシュタイン公国国家元首代行のリヒテンシュタイン公世子アロイス殿下(アロイス皇太子アロイス摂政Alois : His Serene Highness The Hereditary Prince of Liechtenstein : His Serene Highness The Prince Regent of Liechtenstein)への長文インタビュー記事が掲載されています。

 

 (ドイツ語)Thronfolger von Liechtenstein: «Monarchie hat auch Vorteile – leider sind sie wenig bekannt» – Ausland – az Aargauer Zeitung

 

 アロイス殿下は、君主(の代行及び継嗣)、政治家、投資家、経営者、大金持ち、といろいろな側面を持ちますが、今回のインタビューは興味深い点がいくつもあります。
 それほど深く掘り下げられてはいませんが、君主政の長所(自らの実例を交えて)から、仮想通貨(暗号通貨)への評価と対応まで話は幅広いです。
 個々の部分部分は他の人物でも語れる内容かもしれませんが、一人の人物がそのすべてを語るということは他にはないのではないでしょうか。

 

 そのほか、欧州王室の連携は今でもあるのかという問いに、デンマーク皇太子フレデリク殿下の誕生日に集まった件、が述べられています(ハリー王子の結婚式はいきましたか?とも聞かれてますが、欧州の王室はスルーでした)。

 そして、長男のヨーゼフ・ヴェンツェル殿下は、アロイス殿下の役割を受け継いでいく意思があるようです。