インタビュー記事(フランス語):ナポレオン公ジャン=クリストフ皇子殿下へのインタビュー記事(2021年5月)ナポレオン1世崩御200周年

 2021年5月5日、フランス皇帝ナポレオン1世が崩御してからの没後200年となりました。
 フランスでは式典などがおこなわれていますが、ナポレオン1世の弟ジェロームの子孫で、現当主/フランス皇帝位継承者のナポレオン公ジャン=クリストフ皇子殿下(Jean-Christophe : His Imperial Highness The Prince Napoléon)へのインタビュー記事が掲載されています。

 インタビューでは、ナポレオン1世の功績が称えられるべきであることと、一方で治世の暗い部分を取り扱うのも公平なことだと述べています。
 また、現在在住している英国でのナポレオン1世の評価について、英国人によって尊敬されており、ロンドンやセントヘレナでの記念行事が計画されていることにもふれています。
 殿下自身の父であるシャルル殿下は政治活動もおこなっていますが、政治的な野望があるかどうかについて問われ、時事問題やフランスの政治に興味はあるものの、立候補などをする意思はないこと、公的責任を果たすのは様々な形で可能であること、ナポレオンの名はフランスとすべてのフランス人のものであるという答えをしています。

余談1:
 父との当主の座の競合状態ですが、現在統治している欧州の王などが臨席する場では、ジャン=クリストフ殿下が当主として招待されることがほとんどです。

余談2:
 政治的な活動からある程度の距離を置くことで、上記の式典などへの招待などもされやすいのではないかと思います。
 ただ、本人がスピーチが苦手ではないかと思われるフシもあります。

 

 (フランス語)INTERVIEW. Jean-Christophe Napoléon : « Mon nom appartient à la France et à chaque Français »   | Corse Matin

Corse-Matin 📰さんはTwitterを使っています 「INTERVIEW. Jean-Christophe Napoléon : « Mon nom appartient à la France et à chaque Français »   https://t.co/dydWJSk2P5 https://t.co/8DmGoRzHbx」 / Twitter

天皇(徳仁)・皇后(雅子)両陛下が、「みどりの式典」に臨席(2021年4月)

 2021年4月23日、天皇陛下(徳仁なるひと : Emperor Naruhito : His Majesty【His Imperial Majesty】 The Emperor)と皇后陛下(雅子まさこMasako : Her Majesty【Her Imperial Majesty】 The Empress)は、「みどりの式典」に臨席しました。

 

 植物や自然保護の研究で功績「みどりの学術賞」授賞式 東京 | 環境 | NHKニュース

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
両陛下「みどりの式典」に出席 即位後初めて(2021年4月23日) – YouTube

京都大学などのグループが開発した仏教対話AI「ブッダボット」に青蓮院の 東伏見光晋 執事長が関わる(2021年3月)皇室子孫(男系男子)、天皇(徳仁)陛下のはとこ

 2021年3月26日に、京都大学などのグループが開発した仏教対話AI(人工知能)「ブッダボット」が発表されたということは宗教やIT技術や変な話に興味がある人は御存知かと思います。

 
 
 釈迦ならどう答える? 仏教対話AI「ブッダボット」 京大など開発|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞

 

 当方はその記事を読んで、人工無能という単語を思い浮かべて、さして気にも留めていませんでしたが、どうも青蓮院門跡の東伏見光晋ひがしふしみ こうしん)執事長が関わっていたようで、いきなりこのサイトの扱う内容になりました。
 同執事長は、元皇族の故東伏見慈洽門主の男系の孫で(現在の東伏見慈晃門主の子息)、すなわち皇族子孫・男系男子となります。また故・慈洽門主の姉が香淳皇后であることから、光晋執事長は天皇(徳仁)陛下の はとこ ということになります。

 なお、記事中の記者会見に並ぶ人の中には、お坊さんらしき人物の姿もあり、この方が光晋執事長なのかもしれません。

 

 「AIブッダ」が悩み解決 仏教経典から回答 京大など開発(毎日新聞) – Yahoo!ニュース

青蓮院門跡(京都市東山区)の東伏見光晋(こうしん)執事長は「このブッダボットが、僧侶の仕事を奪うことになるとは思っていない。ただ、これまで仏教に接点を持ち得なかった人にとって、仏教を知るステップになれば」と期待した。

 

 (京都大学 公式サイト)ブッダで悩みを解決、仏教対話AI「ブッダボット」の開発 -伝統知と人工知能の融合- | 京都大学
(↑記事からリンクされているPDFファイル)210312_kumagai-8e4a29008aeb6ca72bd64b2d244bbedd.pdf

京都大学こころの未来研究センターの熊谷誠慈准教授「 上廣倫理財団研究部門長)は、仏教界の将来を危惧
していた青蓮院門跡「 京都の天台宗の門跡寺院)の東伏見光晋執事長と、日本の仏教の問題点とその潜在性に
ついて議論を重ねました。そして、複数の人間が異なる場所で同時に伝統知を享受できる方法がないかと模索
した結果、仏教開祖ゴータマシッダールタのような存在を人工知能で創造できないかという着想に至りました。

 

関連:
 (当時の各社の訃報記事の掲載は終了しています)訃報(2014年1月1日):東伏見慈洽 青蓮院前門主(元皇族の邦英王殿下、元華族の 東伏見邦英 伯爵) 遷化(1910~2014)

45歳(2021年4月10日):ナイジェリア伝統的君主/イカテ=エレグシ王サヒード・アデモラ・エレグシ陛下【クセンラ3世】が45歳を迎える。君主・セレブ・政財界の大物らが祝宴に参列(コロナ対策せず)

 ナイジェリア連邦共和国ラゴス州の伝統的君主の一人、イカテ=エレグシ王サヒード・アデモラ・エレグシ陛下(His Royal Majesty Alaiyeluwa Oba Saheed Ademola Elegushi, Elegushi of Ikate-Elegushi Kingdom : クセンラ3世Kusenla III)が45歳を迎えました。

 二日間おこなわれた祝宴では、君主・セレブ・政財界の大物らが参列しましたが、要求されている新型コロナウイルス感染症【COVID-19】対策はまったくもっておこなわれなかった模様。君主だけ見ても対策しそうにない方々ばかり来ている感もありますが……。
 ラゴス州はナイジェリアの感染の中心地ですが、ナイジェリア自体の発表感染者数は日本よりはるかに少ないです(信用できるかはわかりませんが)。

 

祝宴の参列者:
 イフェ王【オオニorオニ】オジャジャ2世、“オバ”・アデイェイェ・エニタン・オグンウシ陛下(His Royal Majesty Oba Adeyeye Enitan Ogunwusi, Ojaja II, The Ooni of Ife : His Imperial Majesty Alayeluwa Arole Oduduwa Olofin Adimula, Ọ̀ọni Adeyẹ́yẹ̀ Ẹnitan Bàbátunde Ògúnwusi Ọjàjà II, Ooni of Ife)、
 イウォ王“オバ”・アブドゥルラシード・アデウェール・アカンビ陛下(テル1世 : His Royal Majesty Oba Abdulrasheed Adewale Akanbi, Telu I, The Oluwo of Iwoland【Iwo Land】)
 イル王“オバ”・アブドゥルワシウ・オモグボラハン・ラワル陛下(His Royal Majesty Oba Abdulwasiu Omogbolahan Lawal, The Oniru of Iru : アビソグン2世Abisogun II
 イカテ王“オバ”・ラティーフ・アタンダ・アビオドゥン・アダムス陛下(His Royal Majesty Oba Lateef Atanda Abiodun Adams, the Onikate of Ikate)
 イララ王“オバ”・オルフォラリン・オルカヨデ・オグンサンウォ陛下(His Royal Majesty Oba Olufolarin Olukayode Ogunsanwo, Alara of Ilara : テラデ4世Telade IV
 ナイキ・オクンダイェ首長(Chief Nike Okundaye

 

 (英語)Monarchs, Socialites Ignore Covid-19 Protocols at HRM Saheed Elegushi’s 45th Birthday Party

THEWILL NEWSPAPERさんはTwitterを使っています 「Monarchs, Socialites Ignore Covid-19 Protocols at HRM Saheed Elegushi’s 45th Birthday Party https://t.co/kGQ1cNK3Jh https://t.co/3ShVbDvsV6」 / Twitter

 

ヨルバ系君主の最高権威イフェ王【オオニorオニ】オジャジャ2世、“オバ”・アデイェイェ・エニタン・オグンウシ陛下と:
Oba Elegushi of Ikate Kingdom(@hrmsaelegushi) • Instagram写真と動画

 

ハディザト・アデショラ・エレグシ第二王妃(Queen【Olori】 Hadizat Adeshola Elegushi)と:
Oba Elegushi of Ikate Kingdom(@hrmsaelegushi) • Instagram写真と動画

 

セキナト・アラミデ・エレグシ第一王妃(Queen【Olori】 Sekinat Aramide Elegushi)らと:
Oba Elegushi of Ikate Kingdom(@hrmsaelegushi) • Instagram写真と動画

天皇(徳仁)陛下と上皇(明仁)陛下が、薨去した英国王室/エディンバラ公爵フィリップ王子殿下への弔意を表明(2021年4月)

 2021年4月12日、天皇陛下(徳仁なるひと : Emperor Naruhito : His Majesty【His Imperial Majesty】 The Emperor)は、薨去した英国王室/エディンバラ公爵フィリップ王子殿下(His Royal Highness The Prince Philip, Duke of Edinburgh)への弔意を表明しました。

 英国女王エリザベス2世陛下あての弔電ということで、下記の NHK 記事には皇后陛下への言及はなく、同じく下記の ANN NEWS によれば「皇后さまのお気持ちも込められているということです」ということだそうです(ということは、文章には皇后陛下を示す具体的な単語はなさそうということになりますが……)。
 一方、上皇陛下(明仁あきひと : Emperor Emeritus Akihito : His Majesty【His Imperial Majesty】 The Emperor Emeritus)と上皇后陛下(美智子みちこMichiko : Her Majesty【Her Imperial Majesty】 The Empress Emerita)は「上皇さまも、ご夫妻で弔意を伝えられた(NHK)」「上皇ご夫妻も12日、弔電を送られています(ANN NEWS)」とありますが、これは上皇陛下の名で「妻も私も悲しんでいます」という主旨のものが送られたのではないかと思います。

 

 天皇陛下 エリザベス女王に弔意伝えられる | 皇室 | NHKニュース

天皇陛下は、イギリスのフィリップ殿下が亡くなったことを受けて、12日、エリザベス女王に弔意を伝えられました。

また、昭和28年にエリザベス女王の戴冠式(たいかんしき)に出席し、長年にわたって交流を深めてきた上皇さまも、ご夫妻で弔意を伝えられたということです。

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
英・フィリップ殿下死去 天皇陛下が英女王に弔電(2021年4月12日) – YouTube

 弔電は12日にエリザベス女王宛に送られ、皇后さまのお気持ちも込められているということです。

上皇ご夫妻も12日、弔電を送られています。

 

追記:
 2021年4月14日官報より/
 インターネット版官報

御弔電
 天皇陛下は、英国エディンバラ公フィリップ殿下薨去につき、四月十二日同国女王陛下へ御弔電を発せられた。

 「王配」という表記はありませんね。