婚約(2019年7月?):(旧)エチオピア帝室のエドナ・マコンネン皇女殿下が婚約とのこと。故・エチオピア皇帝ハイレ・セラシエ1世陛下の曾孫

 ご本人たちのインスタグラムのアカウントだけが情報源なのですが、(旧)エチオピア帝室のエドナ・マコンネン皇女殿下(Her Imperial Highness Princess Edna Makonnen)が、(名前が正確にはわかりませんが)ジャマル・A・ロビンソン氏(Jamal A Robinson)と婚約したようです。

 エドナ・マコンネン皇女殿下は、故・エチオピア皇帝ハイレ・セラシエ1世陛下の曾孫にあたります(次男の故・ハラール公爵マコンネン皇子殿下の孫)。

 

Eさん(@ednamakonnen) • Instagram写真と動画

 

EさんはInstagramを利用しています:「You are my today and all of my tomorrows. Here’s to forever. I love you ❤️ @jamalarobinson 👰🏽 🤵🏾 #isaidyes #engagementring #herecomesthebride…」
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Dream. Believe. Do. Repeatさん(@jamalarobinson) • Instagram写真と動画
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訃報(2019年2月15日):エチオピア皇子妃サラ・ギザウ殿下が薨去の模様(1929~2019)

 2019年2月15日、(旧)エチオピア帝室の、ハラール公爵夫人(未亡人)/エチオピア皇子妃サラ・ギザウ殿下(Her Imperial Highness Princess Sara Gizaw, 【Dowager】 Duchess of Harrar)が薨去したという情報が出ています。
 1929年生まれの90歳。

 同殿下は、故マコンネン皇子殿下の未亡人。マコンネン皇子殿下は故ハイレ・セラシエ1世陛下の子息です。

 

 (英語)Ethiopian Royal Family member Princess Sara Gizaw dies at 90
borkenaさんのツイート: "Ethiopian Royal Family member Prince Sara Gizaw dies at 90. https://t.co/3ZEZdSh5Op #PrinceSaraGizaw #Ethiopia #haileselassie"

 

 (英語)Princess Sara Gizaw – Dowager Duchess of Harrar Laid to Rest – News | Orthodoxy Cognate PAGE

 

 葬儀には、キリスト教/オリエント正教会/エチオピア正教会の首座/エチオピア総主教・カトリコス“アブネ”・マティアス1世聖下(His Holiness Abune Mathias I, Patriarch and Catholicos of Ethiopia)が臨席。

 

 サラ・ギザウ妃殿下は、(王室関連では)オランダのオランニェ家騎士団の大十字騎士(デイム・グランド・クラス)、スウェーデンの王立熾天使騎士団【ロイヤル・セラフィム勲章】メンバー(ナンバー728)、に叙されていたようです。

 

イタリア王室(直系)継嗣ヴェネツィア公エマヌエーレ・フィリベルト殿下がトリエステを訪問(2018年9月)トリエステ市長と会談、強制収容所跡地の訪問、ミラマーレ城【ミラマール城】への訪問

 2018年9月20日、イタリア王室継嗣のヴェネツィア公/ピエモンテ公/サヴォイア公子エマヌエーレ・フィリベルト殿下(His Royal Highness Prince Emanuele Filiberto of Savoy, Prince of Venice and Piedmont)は、イタリア共和国トリエステを訪問しました。

 トリエステ市長ロベルト・ディピアッツァ閣下(Roberto Dipiazza)と会談、トリエステの経済・産業・観光について意見交換がおこなわれたようです(一帯一路構想【シルクロード経済ベルトと21世紀海洋シルクロード】についても話が出たようで、相変わらずなぜかイタリア人は他の西欧諸国よりもこの構想がプラスの意味で気になる模様)。

 また、殿下はリジエラ・ディ・サン・サッバ(強制収容所跡地の博物館)を訪問しました。
 同収容所への強制収容を可能にした法律(曽祖父イタリア王ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世陛下署名)については最近「国の恥」と語っています。

 ミラマーレ城【ミラマール城】への訪問もありましたが、こちらは予定にはないものだったようです。
 イタリア王室の中では(1898年生まれの)アオスタ公爵アメデーオ殿下が住んでいたことがある模様。

 

 (イタリア語:市長訪問関連)Emanuele Filiberto a Trieste tra enogastronomia e sviluppo della città (FOTO) – Trieste Cafe

TriesteCafeさんのツイート: "Emanuele Filiberto a Trieste! Siete interessati? All'interno dell'articolo le FOTO! https://t.co/1HLV9dbStF"

Trieste Cafe – Emanuele Filiberto a Trieste, l'incontro con il sindaco | Facebook

 

http://www.triestecafe.it/blog/2018/09/20… – Emanuele Filiberto | Facebook

 

 (イタリア語:ミラマーレ城【ミラマール城】訪問関連)Emanuele Filiberto di Savoia a Miramare – Trieste Cafe

TriesteCafeさんのツイート: "Visita a Miramare https://t.co/qJPE6evLth"

Trieste Cafe – Visita a Miramare | Facebook

 

 (イタリア語:上部写真はリジエラ・ディ・サン・サッバでの献花ですが、内容は全般)Emanuele Filiberto in visita a Trieste

TRIESTEPRIMAさんのツイート: "Emanuele Filiberto di Savoia: "Le leggi razziali una vergogna nazionale" https://t.co/AdquEVkjMx… "

 

 リジエラ・ディ・サン・サッバ関連:

 (動画)Emanuele Filiberto: "Leggi razziali una vergogna nazionale" – video – TGR Friuli Venezia Giulia

Tgr Rai FVGさんのツイート: "In visita alla #RisieraSanSabba Emanuele Filiberto definisce una vergogna nazionale le #LeggiRazziali firmate dal bisnonno. https://t.co/7vKwfDpPz6"

Tgr Rai FVG – ‪In visita alla Risiera di San Sabba,… | Facebook

 

 レディプッリャ軍事慰霊堂(レディプーリア軍事慰霊堂 : Sacrario militare di Redipuglia : サクラリオ・ミリターレ・ディ・レディプッリャ)訪問時に、上記法律について「国の恥」と語ったという報道:

Tgr Rai FVGさんのツイート: ""Le leggi razziali sono una gran vergogna per l'Italia, per quello che è successo". Lo ha detto Emanuele Filiberto di Savoia, oggi in visita in FVG, a margine di una cerimonia al Sacrario militare di Redipuglia.… https://t.co/HN0Qiz26jY"

Tgr Rai FVG – "Le leggi razziali sono una gran vergogna… | Facebook

 

Vanity Fair(英語)記事:“There’s Nothing Wrong with Falling from Grace”(2018年)君主政復活・王室支持の話と、エチオピア帝室のエルミアス・サーレ=セラシエ皇子殿下とニコライ・トルストイ伯爵子の話題など

 (英語)“There’s Nothing Wrong with Falling from Grace”: The Global Network of Monarchists Helping Deposed Kings and Queens | Vanity Fair
 (英語:上記からニコライ・トルストイ伯爵子に関する部分の一部を抜き出したもの)Count Nikolai Tolstoy on Russian Monarchy and the Romanovs | Royal Russia News

 

 冒頭は、ルーマニア王女マルガレータ殿下(当時)から連絡を受けた人物の話、君主政復活・王室支持の話と、エチオピア帝室のエルミアス・サーレ=セラシエ皇子殿下(His Imperial Highness Prince Ermias Sahle-Selassie)とニコライ・トルストイ伯爵子(Count Nikolai Tolstoy)の話題などが中心となっています。

 

 エルミアス・サーレ=セラシエ皇子殿下は故エチオピア皇帝ハイレ・セラシエ1世陛下の孫ですが、一般的にエチオピア帝室の当主とされていません。
 しかし、この記事のように、帝室の代表者として活動しているとみる立場もあるようです。

 

 ニコライ・トルストイ伯爵子の話の一部には、“Pretender【プリテンダー】”という用語に関するものがあります。
 いうまでもなくこの言葉は中立的ではないものですが、Wikipedia英語版のせいか、この言葉が使用されるケースが多い気します(上記の記事すらそうなのですが)。
 そのもっともアホらしい例は、リトアニアの王位継承者を称して活動を始めたウラッハ公子イニゴ閣下(His Serene Highness Prince Inigo of Urach)のものらしきサイト(すぐに更新止まりましたけれど)に、イニゴ閣下をリトアニア王位の“legitimate pretender”とする表記があったことです。もちろんこれは、イニゴ閣下を正当な王位継承者と表現したかったのでしょうが、pretenderに「不当」である意味がありlegitimateに「正当」である意味があることを考慮すれば、ギャグのような言葉の並びです。
 中立的というかなんと表現すればいいのかわかりませんが、“Claimant【クレイマント】”という用語がありますが、一般的の人にはなじみがなく、また、正直これが本当に中立な用語なのか首をかしげるときもあります。日本語で“王位請求者”と(訳して)書いている例がありますが……コメントは避けます
 伯爵子は“Heir【エア】”を使っているようですが、当方でも「(王位)継承者」などこの用語を意識して書いています。この用語が実は一番便利です。曖昧さを許容するという意味でも。pretenderはそもそも本人が称していないのにこう書くのは名誉棄損みたいなものですし、claimantも本人が称していない場合はどうなのか、よくわからない部分があります。

 

イタリア王ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世陛下夫妻の遺体がイタリアに“帰国”する(2017年12月)

 2017年12月15日、故イタリア王妃エレナ陛下(Her Majesty Queen Elena of Italy : モンテネグロ出身)の遺体がフランスのモンペリエからイタリア内に移された模様。
 また12月17日には、イタリア王ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世陛下(His Majesty King Vittorio Emanuele III of Italy)の遺体もエジプトのアレクサンドリアからイタリアへ。
 ともにイタリア北部のヴィコフォルテの聖堂墓所に再埋葬。

 曾孫のヴェネツィア公/ピエモンテ公/サヴォイア公子エマヌエーレ・フィリベルト殿下(His Royal Highness Prince Emanuele Filiberto of Savoy, Prince of Venice and Piedmont)は、「イタリア王にふさわしい墓所はローマのパンテオン」と話しているということです。

 

Redazione Il Nazionale:
Vicoforte: l'arrivo delle spoglie di Vittorio Emanuele III presso il Santuario – YouTube

 

News Tv2000:
Il feretro di Vittorio Emanuele III in Italia (tra le polemiche). La voce della Comunità Ebraica – YouTube