ヨルダン王アブドッラー2世陛下の一週間(2018年9月21日~9月26日)

 ヨルダン・ハシェミット王国国王アブドッラー2世・イブン・アル・フセイン陛下(アブドゥッラー2世アブドラ国王 : King Abdullah II bin Al-Hussein : His Majesty the King of the Hashemite Kingdom of Jordan)の、この一週間くらいの公務などの様子です。

 

RHC JO(ヨルダン王室ハーシム家公式チャンネル):
ملخص زيارة جلالة الملك إلى نيويورك والمشاركة في الدورة 73 للجمعية العامة للأمم المتحدة – أيلول 2018 – YouTube

 

 今回は、第73回国連総会【国際連合総会】に伴うアメリカ訪問と、各国首脳らとの会談などです。

関連:
 動画(英語):ヨルダン王アブドッラー2世陛下の第73回国連総会【国際連合総会】でのスピーチ映像(2018年9月)
 Fox News インタビュー映像(英語):ヨルダン王アブドッラー2世陛下へのインタビュー動画(2018年9月)

 

Fox News インタビュー映像(英語):ヨルダン王アブドッラー2世陛下へのインタビュー動画(2018年9月)

 ヨルダン・ハシェミット王国国王アブドッラー2世・イブン・アル・フセイン陛下(アブドゥッラー2世アブドラ国王 : King Abdullah II bin Al-Hussein : His Majesty the King of the Hashemite Kingdom of Jordan)は、Fox News のブレット・ベイヤー氏(Bret Baier)のインタビューを受けたようです。
 内容はパレスチナに関わる問題をはじめとした中東情勢全般です。

 

※元の放送にアラビア語キャプションを付けたものです/
RHC JO(ヨルダン王室ハーシム家公式チャンネル):
مقابلة جلالة الملك عبدالله الثاني مع بريت باير كبير مذيعي الشؤون السياسية في محطة فوكس نيوز – YouTube

 

インタビュー記事のさわりだけ【続きは紙媒体で】(ドイツ語):ドイツの BUNTE が、10月に80歳を迎える旧イラン皇妃ファラー陛下へのインタビュー(2018年8月)

 ドイツの BUNTE が、パフラヴィー朝の旧イラン皇妃ファラー・パフラヴィー陛下(Her Imperial Majesty Farah Pahlavi, Shahbanou【Empress】 of Iran)へのインタビューをおこなったようです。

 

 (ドイツ語)Ex-Kaiserin Farah Diba: „Ich trage noch immer den Ehering meines Mannes“ | BUNTE.de

 

 インタビューが掲載されており、例によって続きは紙媒体を買ってね、ということです。

 また、ページでは、過去の映像や最近の写真を掲載した短い動画(子息の旧イラン皇太子レザー・パフラヴィー殿下夫妻や、孫のイラン皇女ファラー殿下が写っています)が視聴できます。

 

関連:
 80歳(2018年10月14日):パフラヴィー朝の旧イラン皇妃ファラー陛下が80歳を迎える

 

Vanity Fair(英語)記事:“There’s Nothing Wrong with Falling from Grace”(2018年)君主政復活・王室支持の話と、エチオピア帝室のエルミアス・サーレ=セラシエ皇子殿下とニコライ・トルストイ伯爵子の話題など

 (英語)“There’s Nothing Wrong with Falling from Grace”: The Global Network of Monarchists Helping Deposed Kings and Queens | Vanity Fair
 (英語:上記からニコライ・トルストイ伯爵子に関する部分の一部を抜き出したもの)Count Nikolai Tolstoy on Russian Monarchy and the Romanovs | Royal Russia News

 

 冒頭は、ルーマニア王女マルガレータ殿下(当時)から連絡を受けた人物の話、君主政復活・王室支持の話と、エチオピア帝室のエルミアス・サーレ=セラシエ皇子殿下(His Imperial Highness Prince Ermias Sahle-Selassie)とニコライ・トルストイ伯爵子(Count Nikolai Tolstoy)の話題などが中心となっています。

 

 エルミアス・サーレ=セラシエ皇子殿下は故エチオピア皇帝ハイレ・セラシエ1世陛下の孫ですが、一般的にエチオピア帝室の当主とされていません。
 しかし、この記事のように、帝室の代表者として活動しているとみる立場もあるようです。

 

 ニコライ・トルストイ伯爵子の話の一部には、“Pretender【プリテンダー】”という用語に関するものがあります。
 いうまでもなくこの言葉は中立的ではないものですが、Wikipedia英語版のせいか、この言葉が使用されるケースが多い気します(上記の記事すらそうなのですが)。
 そのもっともアホらしい例は、リトアニアの王位継承者を称して活動を始めたウラッハ公子イニゴ閣下(His Serene Highness Prince Inigo of Urach)のものらしきサイト(すぐに更新止まりましたけれど)に、イニゴ閣下をリトアニア王位の“legitimate pretender”とする表記があったことです。もちろんこれは、イニゴ閣下を正当な王位継承者と表現したかったのでしょうが、pretenderに「不当」である意味がありlegitimateに「正当」である意味があることを考慮すれば、ギャグのような言葉の並びです。
 中立的というかなんと表現すればいいのかわかりませんが、“Claimant【クレイマント】”という用語がありますが、一般的の人にはなじみがなく、また、正直これが本当に中立な用語なのか首をかしげるときもあります。日本語で“王位請求者”と(訳して)書いている例がありますが……コメントは避けます
 伯爵子は“Heir【エア】”を使っているようですが、当方でも「(王位)継承者」などこの用語を意識して書いています。この用語が実は一番便利です。曖昧さを許容するという意味でも。pretenderはそもそも本人が称していないのにこう書くのは名誉棄損みたいなものですし、claimantも本人が称していない場合はどうなのか、よくわからない部分があります。

 

イランで工事中にミイラ化した遺体が発見される。行方がわからなくなっていたイラン皇帝レザー・シャー・パフラヴィー陛下のものか。孫の旧イラン皇太子レザー・パフラヴィー殿下も推移を注目(2018年4月)

 イラン・イスラム共和国で、工事中にミイラ化した遺体が発見され、王廟だった場所から近いこととシルエット(?)から、行方がわからなくなっていたイラン皇帝レザー・シャー・パフラヴィー陛下(Her Imperial Majesty Reza Shah Pahlavi, The Shah of Iran, Reza Shah the Great)のものではないかとみられています。
 孫の旧イラン皇太子レザー・パフラヴィー殿下(His Imperial Highness Crown Prince Reza Pahlavi of Iran)も重大な関心を持って推移を注目している模様。
 また、現在の政治状況から民主化運動へ与える影響も指摘されており(よく考えるとおかしな話ではありますが)、いろいろと気になる話ではありますが、まずは遺体の確定が必要かと思います。

 

 (英語)Mummified body found in Iran could be of ex-ruler Reza Shah | World news | The Guardian

 

Reza Pahlaviさんのツイート: "My statement regarding the apparent discovery of the body of #RezaShah at the site of his destroyed mausoleum. #Iran… "

 

Reza Pahlaviさんのツイート: "اخبار مربوط به پیدا شدن پیکر مومیایی‌شده رضاشاه در شاه‌عبدالعظیم را از نزدیک دنبال می‌کنم. فعلا در حال بررسی موضوع هستیم و در انتظار مشخص شدن واقعیت امر در روزهای آینده می‌مانیم. در عین حال به مقامات مسوول، نسبت به هرگونه پنهان‌کاری و عدم شفافیت در این خصوص هشدار می‌دهم.… https://t.co/conlHNIAhk"