訃報(2020年9月18日):エチオピア皇子妃ズリアッシュワーク殿下が薨去(1930~2020)エチオピア皇妃メネンの孫

※名前の発音はよくわからないのでカタカナ表記は当てにしないでください。

 2020年9月18日、エチオピア皇子妃ズリアッシュワーク・ゲブレ=イグジアビハー殿下(Princess Zuriashwork Gebre-Igziabiher)が薨去したようです。
 1930年11月生まれ。
 1974年からのエチオピア革命により、メンギスツ・ハイレ・マリアムらのデルグ政権によって1988年まで幽閉、その後、英国のロンドンで生活していた模様。

 父方の祖母がエチオピア皇妃メネン・アスファウ(Empress Menen Asfaw)で、同妃がエチオピア皇帝ハイレ・セラシエ1世と結婚する前の夫との間の子孫のようです。

 また、殿下の亡夫で、エチオピア王室評議会議長やエリトリア副王を務めたアスラテ・カッサ皇子(Leul Ras Asrate Kassa)は、エチオピア皇帝メネリク2世の叔父ダルゲ・サーレ・セラシエDarge Sahle Selassie)の曾孫。
 ソロモン王朝ショア系統(シェワ系統)セラレ支流の当主ということにもなるようです。

 

We are sad to report the passing of… – Ethiopians for Constitutional Monarchy | Facebook

 

旧ザンジバル・スルタン【国王】ジャムシード・ビン・アブドッラー陛下が、同族の統治するオマーンで余生を過ごすことを認められる(2020年9月)

 報道によりますと、今月【2020年9月】、1964年にザンジバル革命で亡命しその後は英国に居住していた旧ザンジバル・スルタン【国王】 “サイイド”・ジャムシード・ビン・アブドッラー・アル・サイード陛下(His Majesty Sultan Sayyid Jamshid bin Abdullah Al Said, Sultan of Zanzibar)が、これまで入国を断られていた同族の統治するオマーン国で余生を過ごすことを認められたようです。
 今年、オマーン国の新しいスルタンとなった、 “サイイド”・ハイサム・ビン・ターリク・アル・サイード陛下(His Majesty Sayyid Haitham bin Tariq Al Said, Sultan of Oman)の意向との観測もあります。

 

 (英語)Former Zanzibar Sultan granted retirement in Oman | Oman – Gulf News
 (英語)Zanzibar’s former sultan arrives in Oman for retirement – The National

 

結婚(2020年9月5日):サウスエスク伯爵チャールズ・カーネギー(ファイフ公爵継嗣)とカミーユ・アスコリ嬢

 2020年9月5日、サウスエスク伯爵チャールズ・カーネギーCharles Carnegie, Earl of Southesk)とカミーユ・アスコリ嬢(Camille Ascoli)が結婚したようです。

 サウスエスク伯爵は、第4代ファイフ公爵デービッド・カーネギー閣下の継嗣です。

 

 (英語)Royal Musings: The Earl of Southesk gets married

 

訃報(2020年7月9日):“サー”・ジョン・ヘイ準男爵(第11代)、卒去(1935~2020)ヘイ準男爵位<パーク>は消滅

 2020年7月9日、英国のノヴァ・スコウシャ準男爵“サー”・ジョン・ヘイ準男爵【第11代】(Sir John Hay, Bt : 11th Baronet)が卒去したようです。
 1935年12月3日生まれの84歳。

 卒去に伴い、継承者がいないため、ヘイ準男爵位<パーク>は消滅のようです。

 

 (英語:ヘイ氏族 サイト)Obituary: Sir John Hay of Park, Bart – ClanHay.org
 (英語)Peerage News: Sir John Hay of Park, 11th Baronet 1935-2020

 

訃報(2020年7月26日):“サー”・ロデリック・ブリンクマン準男爵(第6代)、卒去(1932~2020)

 2020年7月26日、英国の連合王国準男爵“サー”・セオドア・ジョージ・ロデリック・ブリンクマン準男爵【第6代】(Sir Theodore George Roderick Brinckman, Bt : 6th Baronet : ロディー・ブリンクマンRoddy Brinckman)が卒去したようです。
 1932年3月20日生まれの88歳。

 卒去に伴い、長男のセオドア・ジョナサン・ブリンクマンTheodore Jonathan Brinckman)が第7代準男爵となる模様。

 

 (英語)BRINCKMAN – Deaths Announcements – Telegraph Announcements
 (英語)Peerage News: Sir Theodore George Roderick [Roddy] Brinckman, 6th Baronet 1932-2020