オルレアン派フランス王位継承者パリ伯アンリ(7世)殿下が、新著で「自由は1789【フランス革命】からは生まれなかった」と書いている模様

 オルレアン派フランス王室当主のパリ伯アンリ殿下(フランス公爵 : Henri : Monseigneur The Count of Paris, Duke of France : オルレアン派フランス王位継承者アンリ7世Henry VII)が、近著「a royauté de l’homme: La mission de notre dynastie」にて、「自由は1789【フランス革命】からは生まれなかった」と書いているようです(この本をAmazon.co.jpに出品している人もいるみたいです。もちろんフランス語ですけど)。

 

 (サイト移転により記事の掲載が終了しています)(フランス語)Monseigneur le comte de Paris : "La liberté n'est pas née en 1789" – Le blog de La Couronne
掲載時URL:http://www.la-couronne.org/paroles-de-princes/monseigneur-comte-de-paris-liberte-nest-nee-1789/

デンマーク女王マルグレーテ2世陛下の夫ヘンリク王子殿下【ヘンリック王配】の容態が極めて悪い模様。長男のフレデリク皇太子殿下は五輪臨席を取りやめ帰国(2018年2月)

 デンマーク女王マルグレーテ2世陛下(Margrethe II of Denmark : Her Majesty The Queen)の夫、デンマーク王子ヘンリク殿下(ヘンリック王配 : His Royal Highness Prince Henrik of Denmark)の容態が極めて悪化しているようです。
 長男のデンマーク皇太子フレデリク殿下(モンペザ伯爵 : Frederik : His Royal Highness The Crown Prince of Denmark, Count of Monpezat)は、大韓民国での五輪・パラリンピック臨席を取りやめ、帰路についた模様。

 

 (デンマーク語:デンマーク王室公式サイト)H.K.H. Prins Henriks tilstand forværret | Kongehuset

 

追記:
 デンマーク皇太子妃メアリー殿下と、両殿下の第一子クリスチャン王子殿下および第二子イサベラ王女殿下がデンマーク国立病院に到着して数時間とのこと。

 

追記2:
 ヘンリク殿下の弟エティエンヌ・ド・ラボルド・ド・モンペザ氏(Étienne de Laborde de Monpezat)は、まだ情報を待っているところで、(フランスにいて)デンマークに向かっていないとのことです。

 

追記3:
 マルグレーテ2世陛下とヘンリク殿下の次男ヨアキム王子殿下が、長男・次男のニコライ王子殿下とフェリックス王子殿下とともにデンマーク国立病院に到着した模様。

 

続報:
 訃報(2018年2月13日):デンマーク王子ヘンリク殿下【ヘンリック王配】、薨去(1943~2018)妻のデンマーク女王マルグレーテ2世陛下と息子の二王子らがフレデンスボー城にて最期を看取る

 

葬儀(2018年1月11日):スペインのフランコ総統の一人娘/初代フランコ女公爵カルメン・フランコ閣下の葬儀(2018年1月)

 2017年12月29日に薨去した初代フランコ女公爵カルメン・フランコ閣下(ビリャベルデ侯爵夫人【未亡人】 : Carmen Franco, 1st Duchess of Franco : The Most Excellency The Duchess of Franco : マリア・デル・カルメン・フランコ・ポロMaría del Carmen Franco Polo)の葬儀が、2018年1月11日に執り行われたようです。

 

 (スペイン語)Familiares y amigos acuden a la misa funeral para dar el último adiós a Carmen Franco

 

 主な参列者は、

 正統派フランス王位継承者ルイ20世Louis XX)ことアンジュー公ルイ・アルフォンス殿下(His Royal Highness Prince Louis Alfonse of France : Monseigneur The Duke of Anjou)、
 アンジュー公妃マリー・マルグリット殿下(Marie Marguerite : Her Royal Highness The Duchess of Anjou)、
 第一子/長女のフランス王女ウジェニー殿下(Her Royal Highness Princess Eugénie of France)、
 第二子/双子の長男のブルゴーニュ公/フランス皇太子ルイ殿下(His Royal Highness Prince Louis of France, Duke of Burgundy, dauphin de France)、
 第三子/双子の次男のベリー公爵/フランス王子アルフォンス殿下(His Royal Highness Prince Alphonse of France, Duke of Berry)、

 マリア・スリタ・イ・デ・ボルボンMaría Zurita y de Borbón : 現スペイン王フェリペ6世陛下の従妹)、

 ベアトリス・ド・オルレアン=ボルボン(Doña Beatriz d’Orléans-Borbón : ブルボンの、オルレアン男系でスペイン女系の子孫)、

 元ルーゴ公爵ハイメ・デ・マリチャラル(Don Jaime de Marichalar : スペイン王女の元夫)、

 ヴィディン公/ブルガリア王子コンスタンティン=アセン殿下(His Royal Highness Prince Konstantin-Assen of Bulgaria, The Prince of Vidin, Prince of Saxe-Coburg and Gotha, Duke of Saxony)、

 など。

 

訃報(2018年1月9日):バイエルン王女シャルロッテ殿下、薨去(1931~2018)【クヴァット=ヴィクラート=イスニー公妃】【ジャコバイトのイングランド王女・フランス王女・スコットランド王女・アイルランド王女】

 2018年1月9日、クヴァット=ヴィクラート=イスニー公妃/バイエルン王女シャルロッテ殿下(Her Royal Highness Princess Charlotte of Bavaria, Princess of Quadt-Wykradt-Isny : シャーロッテ・フュルスティン・フォン・クヴァット・ツー・ヴィクラート・ウント・イスニーCharlotte Fürstin von Quadt zu Wykradt und Isnyシャーロッテ・プリンツェッシン・フォン・バイエルンCharlotte Prinzessin von Bayern)が薨去したようです。
 1931年5月30日生まれの86歳。

 現在のヴィッテルスバッハ家バイエルン王室当主/バイエルン公フランツ殿下の姉で、ジャコバイトは「イングランド王女・フランス王女・スコットランド王女・アイルランド王女」としていました。

 

“アラウカニア・パタゴニア公【対立公】スタニスラス1世殿下”がモルドバ大統領ドドン閣下の政治的立場を支援することを表明(2018年1月)

 支援してなんになるのか、という話ではありますが。

 そんなわけで、アルゼンチンとチリのあたりに建国したかったアラウカニア・パタゴニア王国の現在の王室(?)の、対立公であるアラウカニア・パタゴニア公スタニスラス1世【スタニスラス・パルビュレスコ】殿下(キディコ子爵 : His Royal Highness Stanislas I【Stanislas Parvulesco】, Prince of Araucania and Patagonia, Viscount of Quidico)の話。

 

 先頃、モルドバを訪問し、資本主義にかわるものについて検討したスタニスラス公ですが、ちゃっかりモルドバ共和国大統領イゴル・ドドン閣下(His Excellency Mr Igor Dodon)と写真を撮り、自分が重要人物として扱われたかのようにブログに記事を書いておりました。

 そのドドン大統領閣下、簡単にいうと親ロシア派なのですが、フィリプ首相ら政府・議会勢力は親・西側諸国なので対立が激化し、大統領権限が無視されるというか「もともとそんなものはなかったのだ」というような状況になっているみたいです(モルドバの憲法を読んで詳細を確認する気がまったく起きない……ちゃんと作られているかどうかもわからないし)。

 

 (フランス語:アラウカニア・パタゴニア王国【スタニスラス1世派】公式ブログ)Soutien du Prince d' Araucanie au Président Moldave Igor Dodon. – Royaume d'Araucanie et de Patagonie.

 そんなピンチのドドン閣下を、我らの、ではないですが、プリンス・スタニスラスは支援すると表明しており、特になにもできないでしょうが、スタニスラス1世もまた親ロシア派であることがはっきりしました。というかもともとはっきりしてましたけど。

 

追記:
 スタニスラス1世はフランス王ジャン2世の子孫を称しており、系譜の情報も出回っています。