2024年9月11日、ナイジェリア伝統的君主の一人、イジェシャ王ガブリエル・アデクンレ・アロモララン2世陛下(His Royal Majesty【His Imperial Majesty】 Oba Dr Gabriel Adekunle Aromolaran II, the Owa-Obokun of Ijesaland【Ìjẹ̀ṣà】)が崩御したようです。
1937年10月13日生まれの86歳。
2024年5月23日、ナイジェリア連邦共和国カノ州では、カノ首長アミヌ・アド・バイエロ殿下ら五人が廃位され、2020年にカノ首長を廃位されていた“アルハッジ”・ムハンマドゥ・サヌシ2世殿下(His Royal Highness AlhajiMuhammad Sanusi II, The Emir of Kano : サヌシ・ラミド・サヌシ : Sanusi Lamido Sanusi)をあらためてカノ首長とするように結論が出たようです。
追記:
連邦高等裁判所が復位の即位式を差し止める命令を出していた模様。また、司法判断がわかれており、誰が現時点で法的に正当なカノ首長であるかはわかりません。
ナイジェリア連邦共和国/エド州の伝統的君主、ベニン王エウアレ2世陛下(His Royal Majesty ObaEwuare II, The Oba of Benin)は、王の管轄する地域にある村を管轄する世襲の八人の公(Enigie : Duke)を任命しました。
これは即位してから初めての公の任命になるようです。
今のところの発表を見る限り、彼らは州政府の承認が必要な第二級伝統的統治者ではなさそうです。
公の敬称は「HRH : His Royal Highness」と王室の殿下のものが用いられており、不自然なくらいに高い気がします。