訃報(2021年1月6日):南アフリカ伝統的君主/バペディ王ヴィクター・スラレ3世陛下が崩御(1980~2021)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】、南アフリカ大統領シリル・ラマポーザ閣下が追悼スピーチ

 2021年1月6日、南アフリカ共和国の伝統的君主、バペディ王ヴィクター・スラレ3世陛下(His Majesty Kgoshikgolo Thulare III : Victor Thulare III of the Bapedi kingdom)が崩御した模様です。
 1980年12月24日生まれの40歳。
 新型コロナウイルス感染症【COVID-19】が原因のようです。

 葬儀は公的なものとしておこなわれ、南アフリカ共和国大統領マタメーラ・シリル・ラマポーザ閣下(Matamela Cyril Ramaphosa)が追悼スピーチをおこなったようです。

 

 (英語)Bapedi King Victor Thulare III dead at 40
 (英語)Bapedi king to be laid to rest | eNCA

 (英語:南アフリカ共和国 大統領府 公式サイト)Eulogy by President Cyril Ramaphosa at the funeral of king Thulare Victor Thulare III of the Bapedi kingdom | The Presidency

 

葬儀の映像(長時間)/
SABC News:
King Thulare Victor Thulare III Funeral Service – YouTube

 

関連:
 
 南アフリカ大統領シリル・ラマポーザ閣下が、ニュースレターにて、1月のバペディ王崩御・3月のズールー王崩御について触れる(2021年3月)

訃報(2021年1月21日):旧リビア皇太子妃のファウズィーヤ殿下が薨去(?~2021)リビア王室当主/リビア皇太子ムハンマド・エル・サヌーシー王子殿下の母

 2021年1月21日、旧リビア皇太子妃のファウズィーヤ殿下(Her Royal Highness Princess Fawzia Al-Taher Bakir)が英国のロンドンで薨去したと、子息で現在のリビア王室当主/リビア皇太子ムハンマド・エル・サヌーシー王子殿下(His Royal Highness Prince Mohammed El Senussi, Crown Prince and Head of the Royal House of Libya)より発表がありました。

 ファウズィーヤ殿下は、イドリース1世より皇太子に指名されていたハッサン殿下の妻です。

 

 (アラビア語:リビア王室 公式サイト)نعي – Prince Mohammed El‑Senussi

弔意への礼の記事:
 (アラビア語:リビア王室 公式サイト)شكر علي تعازي – Prince Mohammed El‑Senussi

訃報(2021年2月19日):(旧)チュニジア王室のラーラ・テジ・エル・モルク・リリア王女殿下が薨去(1929~2021)ムハンマド8世アル・アミーンの生存していた最後の子供

 2021年2月19日、(旧)チュニジア王室の“ラーラ”・テジ・エル・モルク・リリア王女殿下(Her Royal Highness Princess Lalla Tej El Molk Lillia)が、モロッコ王国のカサブランカで薨去したようです。
 1929年生まれ。

 故チュニジア王ムハンマド8世アル・アミーンの生存していた最後の子供となります。

 

أريبيان رويال إيچينسيي.A.R.AはInstagramを利用しています:「Wep;
re extremely saddened by the news of the passing of Princess Lalla Tej El Molk Lillia, The daughter of the last King of Tunisia…」

 

 (英語)Tunisia-Daughter of Tunisia last Bey Lilia passes away – Tunisia News

 (フランス語)Décès à Casablanca de la dernière fille du Bey de Tunisie
 (フランス語)La dernière fille du Bey de Tunisie s’est éteinte au Maroc

 

バネアサ農園事件:ルーマニア警察公式サイトが、実刑3年4ヶ月の判決が出た“自称ルーマニア王子”、ルーマニア王カロル2世男系孫パウル・ランブリノ氏(パウル・ホーエンツォレルン氏、法律上はパウル・フィリップ・アル・ロムニエイの名になっている模様)への令状を掲載(2020年12月)

 実刑判決の出たルーマニア王子パウル殿下(ポール王子 : His Royal Highness Prince Paul of Romania)を称するパウル・ホーエンツォレルン氏(パウル=フィリップ・ホーエンツォレルンPaul-Philippe Hohenzollernパウル・ランブリノPaul Lambrinoパウル・アル・ロムニエイPaul al României)に対し、ルーマニア警察 公式サイトが令状を公開しています。

 

 (ルーマニア語:ルーマニア警察 公式サイト)Poliția Română – AL ROMANIEI PAUL PHILIPPE

 

 パウル・フィリップ・アル・ロムニエイPaul Philippe Al Romaniei)というのが現在の法律上の名前のようです。

※「アル・ロムニエイ」というのは、要するに「ルーマニアの」という意味です。

 おそらくルーマニア王の相続人であることを認められたことを事由に、改姓も承認されたのでしょう。

 

StirileProTV – Știrile Pro TV ale orei 19.00 | Facebook

 

関連:
 バネアサ農園事件:“自称ルーマニア王子”、ルーマニア王カロル2世男系孫パウル・ランブリノ氏(パウル・ホーエンツォレルン氏)に実刑3年4ヶ月(2020年12月)ポルトガル滞在と思われるため、ブカレスト警察はEUで有効な令状を請求している模様

 

「イタリア君主政主義者連合」(UMI)が、スウェーデン王カール16世グスタフ陛下によるスウェーデンのコロナ対策を「失敗」とした発言に関して、妙な声明を発表(2020年12月)要旨(たぶん)「王様がいるとビシっと言ってくれるからイイネ!」

 既報の通り、スウェーデン王カール16世グスタフ陛下(Carl XVI Gustaf of Sweden : His Majesty The King)が、同王国の同国の新型コロナウイルス感染症【COVID-19】対策を失敗だったとコメントしています。

関連:
 スウェーデン王カール16世グスタフ陛下が、同国の新型コロナウイルス感染症【COVID-19】対策を失敗だったとコメント(2020年12月)

 これに関して、イタリア王室アオスタ系統を主に支持する「イタリア君主政主義者連合」(UMI)が声明を発表。

 

 (イタリア語)Comunicato stampa del 18 dicembre 2020

 

 正直なところ、相変わらずなにをいっているのかよくわからないのですが、政党に拘束されない王様の発言により真実が示されるので人々は政府が正しいか判断できるようになると言っているようにとれます。なにか納得いきませんが、とりあえずほかのことを主張しているようには思えないので、そうなんじゃないかなと思います。しかしこれでは彼らが王政を求めていることを考えれば、「王様がいるとビシっと言ってくれるからイイネ!」以上の意味はないので、もしかしたら当方の読み間違いかもしれません。

 あと、記事中で、

Carlo Gustavo XVI

 と名前を表記していますが、他の言語と同じくイタリア語でも、

Carlo XVI Gustavo

 と、16世の位置はカルロとグスタヴォの間のここです(手打ちしてると間違えるっちゃ間違えますけど……)。