オランダ王ウィレム=アレクサンダー陛下が、ロイ・デ・ライター空軍少佐を軍事ウィレム騎士団の騎士に叙任(2018年8月)

 2018年8月31日、オランダ王ウィレム=アレクサンダー陛下(Willem-Alexander : His Majesty The King of the Netherlands)は、アフガニスタンでの軍事行動における英雄的活動をたたえ、ロイ・デ・ライター空軍少佐(Major-Flyer Roy de Ruiter)を軍事ウィレム騎士団(Military William Order)の騎士に叙任しました。
 同騎士団は、オランダ君主を総長とするもので、生存している叙任された騎士はこれで四名となります。

 オランダ王妃マクシマ陛下(Máxima : Her Majesty the Queen of the Netherlands)も臨席。

 

 (写真一覧)Military award ceremony, The Hague | Editorial Photos, Celebrity, News, & Sports Images | Rex
 (写真一覧)PPE Agency | 29 foto’s gevonden met “31-08-2018 Militaire”
 (写真一覧)Robin Utrecht | Photoshelter

 (写真一覧)Den Haag August 31, 2018 画像と写真 | Getty Images

 

King Willem-Alexander of The Netherlands and Queen Maxima of The… ニュース写真 | Getty Images
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King Willem-Alexander of The Netherlands and Queen Maxima of The… ニュース写真 | Getty Images
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肩に手をあてていますが、中世の騎士叙任において剣を肩にあてていたものの近代形式かもしれません(単に「よくやった」みたいなことかもしれませんが)/
King Willem-Alexander of The Netherlands attends the military… ニュース写真 | Getty Images
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ヨルダン王アブドッラー2世陛下の一週間(2018年8月26日~8月30日)

 ヨルダン・ハシェミット王国国王アブドッラー2世・イブン・アル・フセイン陛下(アブドゥッラー2世アブドラ国王 : King Abdullah II bin Al-Hussein : His Majesty the King of the Hashemite Kingdom of Jordan)の、この一週間くらいの公務などの様子です。

 

RHC JO(ヨルダン王室ハーシム家公式チャンネル):
مباحثات مع رئيس مجلس رئاسة البوسنة والهرسك في ملخص نشاطات جلالة الملك عبدالله الثاني 26 – 30 آب 2018 – YouTube

 

 ボスニア・ヘルツェゴビナ大統領評議会議長バキル・イゼトベゴビッチ閣下(イゼトベゴヴィッチ議長 : His Excellency Mr Bakir Izetbegović)との会見などがあったようです。

 (ボスニア語:ボスニア・ヘルツェゴビナ大統領評議会公式サイト)Predsjedavajući Predsjedništva BiH Bakir Izetbegović susreo se sa Nјegovim Kralјevskim Visočanstvom kralјem Jordana Abdulahom II

 

カタルーニャ前州知事の弁護士がベルギーでスペイン最高裁判事相手に起こしていた裁判の訴状に文言の捏造疑惑が発生した件で、スペイン王フェリペ6世陛下のスピーチ内容も“操作”されていた疑い(2018年8月)弁護士は「翻訳者のミス」

 (スペイン語)Los abogados de Puigdemont también manipularon palabras de Felipe VI

 

 詳細はあんまり興味ないのですが……。

 スペインのカタルーニャ州の前知事、カルラス・プッチダモン氏(プチデモン元州首相)の弁護士が、ベルギーで、スペインの最高裁判所判事相手に訴訟を起こしていたらしいのですが、上記の Monarquía Confidencial によりますと、 Twitter ユーザ が訴状の文言に捏造疑惑を発見して、その後、スペインの各メディアが確かに変だと確認して疑惑を報道しているようです。

 さらに、スペイン王フェリペ6世陛下(King Felipe VI : His Majesty The King of Spain)のスピーチ内容も“操作”されているということで、 Monarquía Confidencial でも記事になった模様(王室関連のコーナーですので)。

 言い逃れはできないかと思いきや、弁護士は「翻訳者のミス」「どうして起きたか翻訳者に確認する」と説明
 Twitter では、「Google 翻訳を使ってもこんなこと起きねーぞ」とツッコミも入っているようです。

 今のところ、スペインで騒がれている程度で、ベルギーやドイツでの報道を見ていませんが、どういう扱いになるのか気にしておきます。

 

インタビュー記事(ポルトガル語):フランス王室オルレアン派のアンジュー公妃/第11代カダヴァル女公爵ディアナ・アルヴァレス・ペレイラ・デ・メロ殿下へのインタビュー(2018年8月)

 ブラジルのメディア「Globo」が、ポルトガル貴族の第11代カダヴァル女公爵で、フランス王室オルレアン派のアンジュー公妃ディアナ・アルヴァレス・ペレイラ・デ・メロ殿下(Diana Álvares Pereira de Melo, 11th Duchess of Cadaval : Her Royal Highness The Duchess of Anjou)へインタビューをおこなったようです。

 

 (ポルトガル語)Duquesa e escritora Diana de Cadaval ensina como tradição e modernidade podem reinar juntas – Jornal O Globo

 

 かなりの長文ですが、内容は、夫のオルレアン公子シャルル=フィリップ殿下の話(最後のほうに一緒に旅行するとえらいめにばかり遭うという話が)や、居城であるカダヴァル宮殿や同家(カダヴァル家(名称がいまいちよくわかりませんが)はブラガンサ王朝分家)の歴史や、現在の妃殿下の活動などです。

 ディアナ妃殿下は、2001年の父の薨去に伴い、異母姉と爵位などの相続を争いましたが、ポルトガル王室(ブラガンサ家)当主のブラガンサ公爵ドゥアルテ・ピオ殿下(His Royal Highness Duarte Pio, Duke of Braganza)の裁定によりカダヴァル公爵位を継承しています。

 

ブラジル帝室が、ブラジル独立200周年の2022年9月までいろいろと式典をおこなったり参加したりする模様(2018年8月)

 スペインの「Monarquía Confidencial」によりますと、ブラジル帝室(ヴァソウラス系)が、ブラジル独立200周年の2022年9月までいろいろと式典をおこなったり参加したりする模様です。

 

 (スペイン語)La Casa Imperial de Brasil empieza a celebrar el bicentenario de la independencia

 

 同記事によれば、2018年8月19日、ブラジル皇太子ベルトランド殿下(オルレアン=ブラガンサ公子 : Prince Bertrand of Orléans-Braganza : His Imperial and Royal Highness The Prince Imperial of Brazil)はサンパウロ郊外にておこなわれた開始式典に臨席した模様(なお、ベルトランド殿下のことを現在ブラジル皇帝位を主張している人物と勘違いしているようですが、兄のルイス殿下が現在のブラジル皇帝位継承者です。記事内容もどれだけあてになるのかよくわかりません)。

 

 また、いつのことだかよくわかりませんが、ロンドニア州の州都ポルト・ヴェーリョでは、二人の弟であるブラジル皇子/オルレアン=ブラガンサ公子アントニオ殿下(His Imperial and Royal Highness Prince Antonio of Brazil, Prince of Orléans-Braganza)とベルギー貴族出身の妻クリスチャーニ妃殿下(Christine)が君主政支持者らの会合に臨席するなどしたようです。

Pró Monarquia – O I ENCONTRO MONÁRQUICO DE RONDÔNIA No… | Facebook

 ルイス殿下とベルトランド殿下には子供がいないため、アントニオ殿下とクリスチャーニ殿下の間の子息ラファエル殿下が将来のブラジル帝室当主と目されています。