訃報(2020年9月18日):エチオピア皇子妃ズリアッシュワーク殿下が薨去(1930~2020)エチオピア皇妃メネンの孫

※名前の発音はよくわからないのでカタカナ表記は当てにしないでください。

 2020年9月18日、エチオピア皇子妃ズリアッシュワーク・ゲブレ=イグジアビハー殿下(Princess Zuriashwork Gebre-Igziabiher)が薨去したようです。
 1930年11月生まれ。
 1974年からのエチオピア革命により、メンギスツ・ハイレ・マリアムらのデルグ政権によって1988年まで幽閉、その後、英国のロンドンで生活していた模様。

 父方の祖母がエチオピア皇妃メネン・アスファウ(Empress Menen Asfaw)で、同妃がエチオピア皇帝ハイレ・セラシエ1世と結婚する前の夫との間の子孫のようです。

 また、殿下の亡夫で、エチオピア王室評議会議長やエリトリア副王を務めたアスラテ・カッサ皇子(Leul Ras Asrate Kassa)は、エチオピア皇帝メネリク2世の叔父ダルゲ・サーレ・セラシエDarge Sahle Selassie)の曾孫。
 ソロモン王朝ショア系統(シェワ系統)セラレ支流の当主ということにもなるようです。

 

We are sad to report the passing of… – Ethiopians for Constitutional Monarchy | Facebook

 

イタリア王室(アオスタ系統)継嗣/プッリャ公爵【称:アオスタ公爵】アイモーネ公子殿下【ロシア在住】の記事(2020年1月)「イタリアが王政復古するとは思わない」

 イタリア王室(アオスタ系統)の継嗣/プッリャ公爵アイモーネ公子殿下(His Royal Highness Prince Aimone of Savoy-Aosta, Duke of Apulia : His Royal Highness The Duke of Aosta)の記事が出ています。

※本人たちは自分たちが正統と主張しているので、すでに父の称号であるアオスタ公爵を使用しています(ときどき忘れてるんじゃないかと思う時がありますが)。

 なお、殿下は、仕事でモスクワに在住しています。ロシアに住み、イタリア王位に興味はないとする記事が出たこともあります。

 イタリア王室(直系)が継承法を絶対長幼制へ改定したことを受けて、アオスタ系統や支持者は反論を発表しましたが、それはそれとして、アイモーネ殿下のコメントを載せた記事が出ました。

 内容というか根本的な立場がはっきりしないのですが、

  • もうどちらが正統かの論争には参加しない
  • イタリアで王政復古があるとは思わない(アオスタ系の支持者団体はガックリきそうですが……
  • イタリア共和国へ忠誠を誓うことを避ける理由はない
  • 二系統(直系とアオスタ系統)はそれぞれの道を進むだけ

 といったところが今回の主な主張だと思うのですが、一方で子供たちが先祖の伝統を受け継ぐことは望んでいるように受け取れます(先祖の伝統を受け継ごうとする限り、正統論争は避けられないのでは……)。

※末尾に追加しておきますが、イタリア王室(直系)継嗣のヴェネツィア公/ピエモンテ公/サヴォイア公子エマヌエーレ・フィリベルト殿下(His Royal Highness Prince Emanuele Filiberto of Savoy, Prince of Venice and Piedmont)がこの記事についてコメントしています。

 

 (イタリア語)Aimone di Savoia-Aosta: «Per ora non alimento la polemica». Intanto è guerra di carte tra i Savoia – Corriere.it

 

Corriere della SeraさんはTwitterを使っています: 「Aimone d’Aosta: «Per ora non alimento la polemica». Intanto è guerra di carte tra i Savoia https://t.co/63dUePuzCJ」 / Twitter

 

Aimone di Savoia — Juan Carlos il suo… – Corriere della Sera | Facebook

 

エマヌエーレ・フィリベルト殿下のコメント:
「アイモーネはいいやつだが、この部分はいただけない:『王政復古は起きないだろうし、イタリア共和国へ忠誠を誓うことを避ける理由はない』。彼は彼の選択をした、しかし私はいつでも腕を広げてすべての君主政イベント(この日曜日でローマでおこなうものを含む)で彼を歓迎するつもりだ」

Aimone è una persona per bene, ma mi… – Emanuele Filiberto | Facebook

 

継嗣/

五人の有名なアフリカの君主と即位式の記事(英語):ベニン王エウアレ2世陛下(ナイジェリア)、ブガンダ王ロナルド・ムウェンダ・ムテビ2世陛下(ウガンダ)、アシャンティ王オトゥムフオ・オセイ・トゥトゥ2世陛下(ガーナ)、エチオピア皇帝ハイレ・セラシエ陛下、エスワティニ王【スワジランド王】ムスワティ3世陛下(2019年9月)

 五人の有名なアフリカの君主と即位式の記事ですが……。

 

 (英語)5 famous African monarchs and their grand coronation ceremonies you may have missed [Photos] – Face2Face Africa

 

 五人は、
 ナイジェリア連邦共和国の伝統的君主の中でも有力な一人、ベニン王エウアレ2世陛下(His Royal Majesty Oba Ewuare II, The Oba of Benin)、
 ウガンダ共和国の伝統的君主の一人、ブガンダ王ロナルド・ムウェンダ・ムテビ2世陛下(His Majesty Ronald Muwenda Mutebi II, Kabaka【King】 of Buganda)、
 ガーナ共和国の伝統的君主の一人、アシャンティ王オトゥムフオ・オセイ・トゥトゥ2世陛下(アシャンティ皇帝 : His Royal Majesty Otumfuo Osei Tutu II, King【Emperor】 of the Ashanti Kingdom【Empire of Ashanti】【Asantehene of Asante】, Kumasehene of Kumasi)、
 故・エチオピア皇帝ハイレ・セラシエ1世陛下、
 エスワティニ王【スワジランド王】ムスワティ3世陛下、
 で、う、うーん、人選の基準が……?

 

 以下、記事中からリンクされていた動画です。

 

ベニン王エウアレ2世陛下の即位式/
AFP news agency:
Nigeria's new Oba of Benin: the coronation of a lifetime – YouTube

 

2時間以上/
アシャンティ王オトゥムフオ・オセイ・トゥトゥ2世陛下の即位式/
Mponponsuo Tv:
The Enstoolment of otumfuo osei Tutu II. Asantehene – YouTube

 

写真/
エスワティニ王【スワジランド王】ムスワティ3世陛下の即位式/
HulaBottle:
Swaziland 1986 – YouTube

 

婚約(2019年7月?):(旧)エチオピア帝室のエドナ・マコンネン皇女殿下が婚約とのこと。故・エチオピア皇帝ハイレ・セラシエ1世陛下の曾孫

 ご本人たちのインスタグラムのアカウントだけが情報源なのですが、(旧)エチオピア帝室のエドナ・マコンネン皇女殿下(Her Imperial Highness Princess Edna Makonnen)が、(名前が正確にはわかりませんが)ジャマル・A・ロビンソン氏(Jamal A Robinson)と婚約したようです。

 エドナ・マコンネン皇女殿下は、故・エチオピア皇帝ハイレ・セラシエ1世陛下の曾孫にあたります(次男の故・ハラール公爵マコンネン皇子殿下の孫)。

 

Eさん(@ednamakonnen) • Instagram写真と動画

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I love you so much @jamalarobinson

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EさんはInstagramを利用しています:「You are my today and all of my tomorrows. Here’s to forever. I love you ❤️ @jamalarobinson 👰🏽 🤵🏾 #isaidyes #engagementring #herecomesthebride…」

 

Dream. Believe. Do. Repeatさん(@jamalarobinson) • Instagram写真と動画

 

訃報(2019年2月15日):エチオピア皇子妃サラ・ギザウ殿下が薨去の模様(1929~2019)

 2019年2月15日、(旧)エチオピア帝室の、ハラール公爵夫人(未亡人)/エチオピア皇子妃サラ・ギザウ殿下(Her Imperial Highness Princess Sara Gizaw, 【Dowager】 Duchess of Harrar)が薨去したという情報が出ています。
 1929年生まれの90歳。

 同殿下は、故マコンネン皇子殿下の未亡人。マコンネン皇子殿下は故ハイレ・セラシエ1世陛下の子息です。

 

 (英語)Ethiopian Royal Family member Princess Sara Gizaw dies at 90
borkenaさんのツイート: "Ethiopian Royal Family member Prince Sara Gizaw dies at 90. https://t.co/3ZEZdSh5Op #PrinceSaraGizaw #Ethiopia #haileselassie"

 

 (英語)Princess Sara Gizaw – Dowager Duchess of Harrar Laid to Rest – News | Orthodoxy Cognate PAGE

 

 葬儀には、キリスト教/オリエント正教会/エチオピア正教会の首座/エチオピア総主教・カトリコス“アブネ”・マティアス1世聖下(His Holiness Abune Mathias I, Patriarch and Catholicos of Ethiopia)が臨席。

 

 サラ・ギザウ妃殿下は、(王室関連では)オランダのオランニェ家騎士団の大十字騎士(デイム・グランド・クラス)、スウェーデンの王立熾天使騎士団【ロイヤル・セラフィム勲章】メンバー(ナンバー728)、に叙されていたようです。