即位したクウェート首長ナッワーフ殿下にキリスト教/コプト正教会首座/アレクサンドリア教皇タワドロス2世聖下が祝い状を送る(2020年10月)

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと重複します。

 

 クウェート国営通信(KUNA)に、2020年10月11日、クウェート国首長“シャイフ【シェイク】”・ナッワーフ・アル・アハマド・アル・ジャービル・アル・サバーハ殿下(His Highness the Amir Sheikh Nawaf Al-Ahmad Al-Jaber Al-Sabah)に対して、キリスト教/オリエント正教会/コプト正教会の首座/アレクサンドリア教皇タワドロス2世聖下(His Holiness Pope Tawadros II of Alexandria)より祝い状があったという短文記事が出ました。

 

 (英語)KUNA : Kuwait Amir receives congratulations from Pope Tawadros II – diwan – 11/10/2020

Kuwait News Agency – English FeedさんはTwitterを使っています 「Kuwait Amir receives congratulations from Pope Tawadros II https://t.co/z6CW2MLedl #KUNA #KUWAIT」 / Twitter

 

イタリア王室(アオスタ系統)継嗣/プッリャ公爵【称:アオスタ公爵】アイモーネ公子殿下【ロシア在住】の記事(2020年1月)「イタリアが王政復古するとは思わない」

 イタリア王室(アオスタ系統)の継嗣/プッリャ公爵アイモーネ公子殿下(His Royal Highness Prince Aimone of Savoy-Aosta, Duke of Apulia : His Royal Highness The Duke of Aosta)の記事が出ています。

※本人たちは自分たちが正統と主張しているので、すでに父の称号であるアオスタ公爵を使用しています(ときどき忘れてるんじゃないかと思う時がありますが)。

 なお、殿下は、仕事でモスクワに在住しています。ロシアに住み、イタリア王位に興味はないとする記事が出たこともあります。

 イタリア王室(直系)が継承法を絶対長幼制へ改定したことを受けて、アオスタ系統や支持者は反論を発表しましたが、それはそれとして、アイモーネ殿下のコメントを載せた記事が出ました。

 内容というか根本的な立場がはっきりしないのですが、

  • もうどちらが正統かの論争には参加しない
  • イタリアで王政復古があるとは思わない(アオスタ系の支持者団体はガックリきそうですが……
  • イタリア共和国へ忠誠を誓うことを避ける理由はない
  • 二系統(直系とアオスタ系統)はそれぞれの道を進むだけ

 といったところが今回の主な主張だと思うのですが、一方で子供たちが先祖の伝統を受け継ぐことは望んでいるように受け取れます(先祖の伝統を受け継ごうとする限り、正統論争は避けられないのでは……)。

※末尾に追加しておきますが、イタリア王室(直系)継嗣のヴェネツィア公/ピエモンテ公/サヴォイア公子エマヌエーレ・フィリベルト殿下(His Royal Highness Prince Emanuele Filiberto of Savoy, Prince of Venice and Piedmont)がこの記事についてコメントしています。

 

 (イタリア語)Aimone di Savoia-Aosta: «Per ora non alimento la polemica». Intanto è guerra di carte tra i Savoia – Corriere.it

 

Corriere della SeraさんはTwitterを使っています: 「Aimone d’Aosta: «Per ora non alimento la polemica». Intanto è guerra di carte tra i Savoia https://t.co/63dUePuzCJ」 / Twitter

 

Aimone di Savoia — Juan Carlos il suo… – Corriere della Sera | Facebook

 

エマヌエーレ・フィリベルト殿下のコメント:
「アイモーネはいいやつだが、この部分はいただけない:『王政復古は起きないだろうし、イタリア共和国へ忠誠を誓うことを避ける理由はない』。彼は彼の選択をした、しかし私はいつでも腕を広げてすべての君主政イベント(この日曜日でローマでおこなうものを含む)で彼を歓迎するつもりだ」

Aimone è una persona per bene, ma mi… – Emanuele Filiberto | Facebook

 

継嗣/

オマーンの新スルタン【国王】ハイサム・ビン・ターリク・アル・サイード陛下が、イスラム教スンナ派【スンニ派】/アル=アズハル・モスク大イマームのタイーブ師と会見(2020年1月)

 2020年1月14日、オマーン国の新しいスルタン “サイイド”・ハイサム・ビン・ターリク・アル・サイード陛下(His Majesty Sayyid Haitham bin Tariq Al Said)は、イスラム教スンナ派/アル・アズハル・モスク大イマーム/“シャイフ【シェイク】”・アハマド・ムハンマド・エル・タイーブ師(His Excellency Sheikh Ahmad Muhammad el-Tayeb, Grand Imam of the al-Azhar Mosque)と会見しました。

 

 (英語)HM The Sultan Receives Sheikh of Al Azhar Al Sharif

 

وكالة الأنباء العمانيةさんはTwitterを使っています: 「استقبل حضرة صاحب الجلالة السلطان #هيثم_بن_طارق بن تيمور المعظم – حفظه الله ورعاه – بقصر العلم العامر اليوم فضيلة الإمام الأكبر الدكتور أحمد الطيب شيخ #الأزهر_الشريف./ https://t.co/ds4TvVp70n」 / Twitter

 

جلالة السلطان يستقبل شيخ الأزهر الشريف… – وكالة الأنباء العمانية | Facebook

 

アラブ連盟サミットに、サウジアラビア王、ヨルダン王らが臨席(2019年3月)

 2019年3月31日、第30回アラブ連盟サミットがチュニジア共和国でおこなわれ、サウジアラビア王国の二聖モスクの守護者国王サルマン・ビン・アブドルアジーズ・アル・サウードサルマーン国王 : The Custodian of the Two Holy Mosques King Salman bin Abdul Aziz Al Saud of Saudi Arabia)や、ヨルダン・ハシェミット王国国王アブドッラー2世・イブン・アル・フセイン陛下(アブドゥッラー2世アブドラ国王 : King Abdullah II bin Al-Hussein : His Majesty the King of the Hashemite Kingdom of Jordan)らが演説をしました。

 アメリカ合衆国トランプ政権がゴラン高原をイスラエル領と認めた問題のほか、リビア、イエメン、パレスチナや、過激派対策などが議題にあがったようです。

 

サルマン国王/
Ruptly:
Tunisia: Salman of Saudi Arabia 'absolutely rejects' US decision on Golan – YouTube

 

アブドッラー2世/
RHC JO(ヨルダン王室ハーシム家公式チャンネル):
كلمة جلالة الملك خلال الدورة العادية الثلاثين لمجلس جامعة الدول العربية على مستوى القمة في تونس – YouTube

 

サルマン国王や国連事務総長が到着/
Ruptly:
Tunisia: King Salman and UN's Guterres arrive at Arab League Summit venue – YouTube

 

カタール国首長“シャイフ【シェイク】”・タミーム・ビン・ハマド・アル・サーニー殿下(タミム首長 : His Highness Sheikh Tamim bin Hamad Al Thani, Emir【Amir】 of the State of Qatar)や、エジプト大統領が到着/
Ruptly:
Tunisia: Egypt's Sisi and Qatari Emir arrive for Arab League Summit – YouTube

 

バーレーン王国副首相“シャイフ”・ムハンマド・ビン・ムバーラク・アル・ハリーファ殿下(His Highness Shaikh Mohammed bin Mubarak Al Khalifa, Deputy Prime Minister)、バーレーン王国外務大臣“シャイフ【シェイク】”・ハーリド・ビン・アハマド・ビン・ムハンマド・アル・ハリーファ閣下(His Excellency Shaikh khalid bin Ahmed bin Mohammed Al Khalifa)が到着/
Bahrain TV News Center مركز الأخبار:
البحرين مركز الأخبار : سمو الشيخ محمد بن مبارك آل خليفة يصل تونس للمشاركة إعمل القمة العربية – YouTube

 

バーレーン副首相ムハンマド殿下のアラブ連盟サミット臨席の報道/
Bahrain TV News Center مركز الأخبار:
البحرين مركز الأخبار : سمو الشيخ محمد بن مبارك آل خليفة يشارك في القمة العربية في تونس 31-03-2019 – YouTube

 

ガッサーン朝後継を称する殿下が、キリスト教/コプト正教会のロンドン大主教【ロンドン大司教】アンゲロス座下を訪問(2018年9月)

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと重複します。

 

 2018年9月19日、ガッサーン王朝の後継を称しているガッサーン王子ガリオス・エル・シェモル殿下(His Royal Highness Prince Gharios El Chemor)は、キリスト教/オリエント正教会/コプト正教会/ロンドン大主教【ロンドン大司教】アンゲロス座下(His Eminence Archbishop Angaelos of London)を訪問しました。
※下で書きますが、殿下の名前表記などから「Al-Nu’man VIII(アル=ヌーマーン8世)」などが削られています。

 

 (英語)Prince Gharios El Chemor visits Coptic Archbishop of London – THE ROYAL HERALD

 

Prince Gharios El Chemorさんのツイート: "Very thankful to His Eminence @BishopAngaelos the Coptic Archbishop of London for taking some time of his busy schedule to see me. H.E. is not only a great Christian leader but I also have the privilege of calling him a dear friend. God Bless him and all the Coptics in the world… https://t.co/kbN4RaVGVP"

 

HRH Prince Gharios El Chemor of Ghassan… – HRH Prince Gharios El Chemor of Ghassan Al-Nu'Man VIII | Facebook

 

※この殿下については以前書きましたが、昨年の途中まで使用していた His Imperial and Royal Highness をあらため、今は His Royal Highness にしています。
 さらに最近のブログではその前の表記だった(His Royal Highness Prince Gharios El Chemor of Ghassan Al-Nu’man VIII)から「of Ghassan(ガッサーンの)」「Al-Nu’man VIII(アル=ヌーマーン8世)」が削られていますが、いまのところ単に短く書いているだけだと判断しています。