ルーマニア王子ラドゥ殿下が、ルーマニア駐箚のチュニジア大使と会見(2021年3月)

 2021年3月15日、ルーマニア王子ラドゥ殿下(His Royal Highness Prince Radu of Romania)は、エリサベタ宮殿にて、ルーマニア駐箚チュニジア共和国特命全権大使ラジャ・ジヒナウイ・ベン・アリー閣下(Her Excellency Mrs Raja Jhinaoui Ben Ali)と会見しました。
 ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下(Her Majesty Margareta, the Custodian of the Crown of Romania : ルーマニア皇太子マルガレータ殿下 : Her Royal Highness Crown Princess Margareta of Romania)の名代としてのようですが、前回(エジプト大使)に引き続き、陛下自身が臨席していない理由は不明です。

 

 (ルーマニア語:ルーマニア王室 公式サイト)Ambasadoarea Tunisiei la Palatul Elisabeta | Familia Regală a României / Royal Family of Romania

 

Familia RegalăさんはTwitterを使っています 「On behalf of Her Majesty the Custodian of the Romanian Crown, His Royal Highness Prince Radu received today at Elisabeta Palace HE Mrs. Raja Jhinaoui Ben Ali, Ambassador of the Republic of Tunisia to Bucharest. https://t.co/rVQ2MFJjht」 / Twitter
https://twitter.com/casamsregelui/status/1371487442231037958

皇位継承などに関する議論をおこなう有識者会議の設置が発表される(2021年3月)

 2021年3月16日、内閣官房長官加藤勝信かとう かつのぶ)閣下は、閣議後の記者会見において、皇位継承などに関する議論に関して、新たに6人の有識者による会議を設置し、来週にも初会合を開くと発表したようです。

 今回の有識者会議は、「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する付帯決議」に対応して設置されるものです。

 

 (動画あり:02:18あたりの発表から動画前半部分は質疑応答)令和3年3月16日(火)午前 | 令和3年 | 官房長官記者会見 | ニュース | 首相官邸ホームページ

閣議の概要について
新型コロナに影響を受けた非正規雇用労働者等に対する緊急対策関係閣僚会議について
天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する付帯決議に関する有識者会議について

 

 安定的な皇位継承の確保など議論 有識者会議設置へ 官房長官 | 皇室 | NHKニュース

加藤官房長官は閣議のあとの記者会見で「安定的な皇位の継承を維持することは、国家の基本に関する極めて重要な問題だ。また、女性皇族の婚姻などによる皇族数の減少などへの対応については、さまざまな考え方や意見があり、これらの課題について予断を持つことなく、議論を行っていただく」と述べ、新たに6人の有識者による会議を設置し、来週にも初会合を開くことを明らかにしました。

有識者は、▽上智大学の大橋真由美教授、▽慶應義塾大学の清家篤・前塾長、▽JR東日本の冨田哲郎会長、▽俳優で作家の中江有里氏、▽慶應義塾大学の細谷雄一教授、▽千葉商科大学の宮崎緑・国際教養学部長です。

 

ANNnewsCH(ANN NEWS);
“安定的な皇位継承”巡り有識者の議論再開へ(2021年3月16日) – YouTube

スペイン王フェリペ6世陛下が、イベロアメリカ事務局長レベカ・グリンスパン・マユフィス閣下と会見(2021年3月)

 2021年3月15日、スペイン王フェリペ6世陛下(King Felipe VI : His Majesty The King of Spain)は、イベロアメリカ事務局長レベカ・グリンスパン・マユフィス閣下(The Most Excellent Ms Rebeca Grynspan Mayufis)と会見しました。

 イベロアメリカ事務局は、イベリア半島と中南米の首脳などでおこなわれるイベロアメリカ・サミット(イベロアメリカ首脳会議)の準備などをおこなうための機関です。

 

casarealtv(スペイン王室 公式チャンネル):
Audiencia de S.M. el Rey a la Secretaria General Iberoamericana, Rebeca Grynspan – YouTube

 

 (スペイン語:スペイン王室 公式サイト)Inicio – Actividades y Agenda – Audiencia a la Excma. Sra. Rebeca Grynspan, Secretaria General Iberoamericana

 (スペイン語版:イベロアメリカ事務局 公式サイト)La Secretaria General Iberoamericana se reúne con el Rey de España, S. M. Felipe VI – SEGIB

 

Casa de S.M. el ReyさんはTwitterを使っています 「Audiencia del Rey a la Secretaria General Iberoamericana, Rebeca Grynspan. @RGrynspan https://t.co/S550htJrZV https://t.co/dcNKHvzgYG」 / Twitter

 

SEGIBさんはTwitterを使っています 「A SG Ibero-Americana @RGrynspan e o Rei da #Espanha 🇪🇸, Felipe VI dialogaram na @CasaReal sobre as consequências socioeconômicas da pandemia #COVID19 e as iniciativas de recuperação que podem ser impulsionadas desde a Ibero-América. ℹ️: https://t.co/ElEwPteuCd #CaminhoDaCimeira https://t.co/NUro0ilI7K」 / Twitter

 

 

Sec. Gral Iberoamericana(@segibdigital) • Instagram写真と動画

崩御した南アフリカ伝統的君主/ズールー王グッドウィル・ズウェリティニ陛下の死因は新型コロナウイルス感染症【COVID-19】に関連するものだと発表(2021年3月)

 崩御した南アフリカ共和国の伝統的君主/ズールー王グッドウィル・ズウェリティニ陛下(His Majesty King Goodwill Zwelithini of Zulu)の死因は、新型コロナウイルス感染症【COVID-19】に関連するものだと、ズールー王国の首相的立場にあるブテレジ氏族長マンゴスツ・ブテレジ王子(Prince Mangosuthu Buthelezi, Inkosi of the Buthelezi clan)が発表したようです。

 遺体の一般公開(少なくとも接触可能な状況)はなさそうです。

 

 (英語)King Goodwill Zwelithini died of Covid-19-related complications – Buthelezi | News24
 (英語)Buthelezi confirms Zulu King’s death was Covid-related, lays bare conflict over funeral

結婚(2020年?月):ムフラニ系ジョージア王室【グルジア王室】当主/ジョージア皇太子ダヴィト殿下が、イリナ・ベガシビリ嬢と再婚していた模様

 2020年の年末に本人の Facebook アカウントに投稿された写真のキャプションによりますと、ムフラニ系ジョージア王室【グルジア王室】当主/ジョージア皇太子ダヴィト殿下(ムフラニ公 : His Royal Highness The Crown Prince Davit of Georgia, Royal Prince of Kartli (Batonishvili), Prince of Mukhrani and Mukhran Batoni : ダヴィト・バグラチオニ=ムフラネリ公子 : Prince Davit Bagrationi-Mukhraneliダヴィト・バグラチオン=ムフランスキー公子 : Prince Davit Bagration-Moukhransky)と、ジョージア皇太子妃イリナIrina Crown Princess of Georgia)という人物の二人が写っているようです。

 

Facebook

Crown Prince Davit of Georgia and Irira Crown Princess of Georgia, wish you a happy new year 2021

 

 これはつまり、ダヴィト殿下が再婚していたということでしょうが、結婚に関するいかなる情報も2020年中に発表・報道されていませんでした。

 Eurohistory Jounal はこの結婚相手の人物をイリナ・ベガシビリIrina Begashvili)としています。

 

 (英語)Eurohistory: Remarriage for Prince David Bagration-Mukhransky

 

 ダヴィト殿下は、対立するグルジンスキー系のジョージア王女アナ殿下(Her Royal Highness Princes Anna of Georgia : アナ・バグラチオニ=グルジンスキー公女 : Princess Anna Bagrationi-Gruzinsky)と結婚し、一子・ジョージア王子ギオルギ殿下(His Royal Highness Prince Giorgi of Georgia : ギオルギ・バグラチオン・バグラチオニ・ムフラン・バトニシュヴィリ王子 : Prince Giorgi Bagration Bagrationi Mukhran Batonishviliギオルギ・バグラチオニ=ムフラネリ公子 : Prince Giorgi Bagrationi-Mukhraneliギオルギ・バグラチオン=ムフランスキー公子 : Prince Giorgi Bagration-Moukhransky)を儲けましたが、その後離婚し、対立は深まり、2019年には提訴を受け(さらに別の提訴を受けているという情報もあります)ジョージアを出国しているとの話も出ています。

 

追記:
 あくまで憶測ですが、もし新たな結婚相手との間に男子が生まれた場合、ダヴィト殿下はその次男を後継者に指名するのではないかという観測があります。

 

関連:
 ジョージア王女【グルジア王女】アナ殿下が父でグルジンスキー系当主のヌグザル殿下と共に、元夫で対立するムフラニ系当主のダヴィト殿下を「王室の代表者を勝手に名乗るのをやめよ」と提訴(2019年3月)ダヴィト殿下がエリザベス2世陛下に授与した勲章(鳩山(元)総理も授与されているとの噂あり)が一定金額寄付すれば誰でも入手できる説や、ダヴィト殿下側が弁護士がヌグザル殿下を「ジョージア正教会【グルジア正教会】によるDNA検査の結果バグラチオン王朝の一員でないとわかった」(検査機関は否定)とするなど泥沼総決算の予感