英国王室のケント公爵家マイケル王子殿下の妻、マリー妃殿下が血栓を患っているとのこと。昨年【2020年】11月に新型コロナウイルス感染症【COVID-19】発症、今年初めにワクチン接種(2021年5月)

 Daily Mail Online によりますと、英国王室のケント公爵家マイケル王子殿下(His Royal Highness Prince Michael of Kent)の妻マリー・クリスティン妃殿下(Marie Christine : Her Royal Highness Princess Michael of Kent)が血栓を患っているとのことです。

 

 (英語)Princess Michael of Kent, 76, is 'ill with blood clots' months after suffering Covid | Daily Mail Online

 

 妃殿下は、昨年11月に新型コロナウイルス感染症【COVID-19】で発症、高熱と激しい疲労感を患っていたとされています。
 上記記事によれば、今年初めのほうに、オックスフォード=アストラゼネカCOVID-19ワクチンを二回接種しているそうです。
 また、ワクチン接種から期間があいていることから、副反応ではないとみられるとしています。

 

 ちなみに夫のマイケル王子殿下のほうは、最近、自らに特別な権限とロシア大統領府との関係があると偽って、大統領府とのつながりを持ちたい人物からお金をだまし取ろうとしたという疑惑が発生しています。

訃報(2021年5月8日):英国の第10代ウォルポール男爵ロバート・ウォルポール閣下が卒去(1938~2021)ウォルポール首相の弟ホレーショ・ウォルポールの子孫

 2021年5月8日、英国のグレートブリテン貴族/第10代ウォルポール男爵ロバート・ホレイショ・ウォルポール閣下(Robert Horatio Walpole, 10th Baron Walpole : The Right Honourable The Lord Walpole : ウォルポール卿)が卒去したようです。
 1938年12月8日生まれの82歳。

 2017年まで、クロスベンチとして貴族院(上院)議員の議席にあったようです。

 ウォルポール男爵号は複数あってまぎらわしいですが、1723年叙爵のウォルポール男爵として第10代、1756年叙爵のウォルポール男爵として第8代。
 初代オーフォード伯爵(第二次叙爵)ロバート・ウォルポール閣下(第一大蔵卿【首相】)の弟(1756年叙爵の)初代ウォルポール男爵ホレイショ・ウォルポール閣下の子孫です。

 卒去に伴い、長男のジョナサン・ウォルポール閣下(The Honourable Jonathan Walpole)が第11代男爵となります。

 

 (英語)Tributes paid to Lord Robert 'Robin' Walpole | Eastern Daily Press
  (英語)Peerage News: The 10th Baron Walpole 1938-2021
  (英語)WALPOLE – Deaths Announcements – Telegraph Announcements

  (英語:英国議会 公式サイト)Parliamentary career for Lord Walpole – MPs and Lords – UK Parliament

訃報(2021年5月15日):英国の第7代ブラウンロウ男爵エドワード・カスト閣下が卒去(1936~2021)

 2021年5月15日、英国のグレートブリテン貴族/第7代ブラウンロウ男爵エドワード・カスト閣下(Edward Cust, 7th Baron Brownlow : ブラウンロー卿 : Lord Brownlow)が卒去したようです。
 1936年3月25日生まれの85歳。

 卒去に伴い、子息のペレグリン・カスト閣下(The Honourable Peregrine Cust)が爵位を継承します。

 

 (英語)BROWNLOW – Deaths Announcements – Telegraph Announcements

 (英語)Peerage News: The 7th Baron Brownlow 1936-2021

トンガ王 トゥポウ6世 陛下が、トンガ王国駐箚日本国大使 宗永健作 閣下を接受、信任状の捧呈を受ける(2021年5月)英国高等弁務官とも会見

 2021年5月12日、トンガ王トゥポウ6世陛下(KIng Tupou VI : His Majesty The King of Tonga)は、トンガ王国駐箚日本国特命全権大使宗永健作閣下夫妻(むねなが けんさく : His Excellency Mr Munenaga Kensaku)と会見、信任状の捧呈を受けました。

 陛下は同日、トンガ王国駐箚英国高等弁務官(大使相当)ルーシー・レベッカ・ジョイス閣下(Lucy Rebecca Joyce OBE)とも会見しています。
 英国からの高等弁務官としては、15年ぶりに同王国に駐在するようです。
(Brexitに伴い、英国は英連邦各国との連携を強化しています。その一環かもしれません)

 

 宗永大使によるトゥポウ6世国王陛下への信任状の捧呈 | 在トンガ日本国大使館

宗永大使は、式典にて、天皇陛下から国王陛下へのお言葉をお伝えし、国王陛下からも天皇陛下、そして日本国民への温かいお言葉を頂戴致しました。

 

 (英語)Resident diplomats present credentials to King Tupou VI | Matangitonga

インタビュー記事(フランス語):ナポレオン公ジャン=クリストフ皇子殿下へのインタビュー記事(2021年5月)ナポレオン1世崩御200周年

 2021年5月5日、フランス皇帝ナポレオン1世が崩御してからの没後200年となりました。
 フランスでは式典などがおこなわれていますが、ナポレオン1世の弟ジェロームの子孫で、現当主/フランス皇帝位継承者のナポレオン公ジャン=クリストフ皇子殿下(Jean-Christophe : His Imperial Highness The Prince Napoléon)へのインタビュー記事が掲載されています。

 インタビューでは、ナポレオン1世の功績が称えられるべきであることと、一方で治世の暗い部分を取り扱うのも公平なことだと述べています。
 また、現在在住している英国でのナポレオン1世の評価について、英国人によって尊敬されており、ロンドンやセントヘレナでの記念行事が計画されていることにもふれています。
 殿下自身の父であるシャルル殿下は政治活動もおこなっていますが、政治的な野望があるかどうかについて問われ、時事問題やフランスの政治に興味はあるものの、立候補などをする意思はないこと、公的責任を果たすのは様々な形で可能であること、ナポレオンの名はフランスとすべてのフランス人のものであるという答えをしています。

余談1:
 父との当主の座の競合状態ですが、現在統治している欧州の王などが臨席する場では、ジャン=クリストフ殿下が当主として招待されることがほとんどです。

余談2:
 政治的な活動からある程度の距離を置くことで、上記の式典などへの招待などもされやすいのではないかと思います。
 ただ、本人がスピーチが苦手ではないかと思われるフシもあります。

 

 (フランス語)INTERVIEW. Jean-Christophe Napoléon : « Mon nom appartient à la France et à chaque Français »   | Corse Matin

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