エスワティニ王【スワジランド王】ムスワティ3世陛下の中華民国(台湾)公式訪問はじまる(2022年10月)

 2022年10月20日、エスワティニ王ムスワティ3世陛下(His Majesty King Mswati III of Eswatini)の中華民国(台湾)公式訪問が始まりました(18回目)。
 中華民国外交部長【外相】呉釗燮閣下(ご しょうしょう)の出迎えを受けています。

※エスワティニ王国は中華民国と国交があります。

 エスワティニから、“インコシカティ”・ラマシュワマ王妃殿下(Her Royal Highness Queen Inkhosikati LaMashwama : マシュワマ王妃)とシハニイソ・ドラミニ王女(Princess Sikhanyiso Dlamini)、ドラドラ外務大臣らが同行。

 

中華民國外交部 Ministry of Foreign Affairs, ROC〈Taiwan〉:
20221020 史瓦帝尼王國國王恩史瓦帝三世陛下國是訪問團抵台接機畫面 – YouTube

 

外交部 Ministry of Foreign Affairs, ROC (Taiwan) 🇹🇼さんはTwitterを使っています: 「Minister Wu was honored to welcome Kingdom of #Eswatini🇸🇿 HM King Mswati III on his 18th state visit to #Taiwan🇹🇼! We’re so pleased to host our friends again. We grew closer through working together to combat the pandemic & now our special 54-year bond is stronger than ever! https://t.co/yeWSAPjATy」 / Twitter

 

続報:
 エスワティニ王【スワジランド王】ムスワティ3世陛下が、中華民国(台湾)総統 蔡英文 閣下と会見(2022年10月)

記事(スペイン語):ボリビアのアフロ=ボリビア王室に関する記事(2022年10月)

 以前にも記事にしましたが、ボリビア多民族国のアフロ=ボリビア人(奴隷としてアフリカから連れてこられた人々の子孫の少数コミュニティ)と、アフロ=ボリビア王室(2007年ボリビア政府承認)およびフリオ1世陛下に関する記事が新たに出ていたのでリンクしておきます。
 内容としては特に目新しいものはありませんが……。

 記事中、ローランド皇太子殿下の年齢が27歳となっていますが、7月30日に28歳になっています。単なる誤りか、記事の構成がその前におこなわれたかのどちらかでしょう。

 

 (スペイン語)Julio Bonifaz Pinedo: el último rey de América y su monarquía afroboliviana – Latinoamérica – Internacional – ELTIEMPO.COM

EL TIEMPOさんはTwitterを使っています: 「🔴 Así vive el último rey de América y su monarquía afroboliviana ► https://t.co/DSriMMdIG1 https://t.co/gG7SDbkLv6」 / Twitter

 

 なお、この記事を英語に翻訳しているようなサイトも見かけたのですが、 Google 翻訳を通しただけのような……。
 (英語)This is how the last king of America lives and his Afro-Bolivian monarchy – Pledge Times

 

 記事中でも言及されている BBC の記事はおそらくこちらでしょう。
 (英語)Bolivia's little-known tribal kingdom – BBC Travel

 

 王室公式サイトはこちらとなります。
 (スペイン語:アフロ=ボリビア王室 公式サイト)Web Oficial de la Casa Real Afroboliviana

 

 以前に当サイトで簡単に取り上げた記事がこちら。
 記事(英語):ボリビアのアフロ=ボリビア人と、アフロ=ボリビア王室(2007年ボリビア政府承認)に関する記事(2021年3月)

南アフリカ伝統的君主/“雨の女王”継承問題:高等裁判所がマサラナボ王女の後見人の政治家による訴訟延期要請を却下、また王女自身による代理人の選定を要求(2022年10月)

 報道によりますと、2022年10月14日、南アフリカ共和国のプレトリアにある高等裁判所は、“雨の女王”継承問題について、マトール・モツェクガ議員(マトール・モチェハMathole Motshekga)の訴訟延期要請を却下。
 また、同議員に、対立しているモジャジ王室評議会側への訴訟費用の支払いを命じました。
 また、マサラナボ王女(来年4月に18歳)に対し、自身の弁護士を選定するように要求しています。

 モジャジ王室評議会が故・女王の息子であるレクケラ王子をロベドゥ人の王として選出するという動きに対して、(もともと後継として大統領なども承認していた)妹のマサラナボ王女の後見人であった同議員などが大反発、訴訟が起きていましたが、そもそもこの議員が王女のために訴訟を起こすことはできないとの判断が出ています(高等裁判所なので、上訴は可能かとも思いますが……)。
 記事にある裁判官のコメントからすると、王女が女王になることに興味があるかすらあやふやなので、当人に代理人を選出させて裁判を進めて早く終わらせたいように取れます(本人が望んでいなければ訴訟が成立しませんが)。

 

 (英語)Rain Queen battle: Mathole Motshekga ordered to pay Modjadji royal family's legal costs

 

関連:
 (インデックス)(2021年)南アフリカ伝統的君主:ロベドゥ人の君主モジャジ(雨の女王)にレクケラ王子殿下が選出された件に関する記事

オランダ王室のオランニェ女公(オランダ皇太子)カタリナ=アマリア王女殿下が、警備上の理由から学生寮を離れた模様(2022年10月)

 先月(2022年9月)からアムステルダムの大学の学生となって学生寮で生活していたオランニェ女公【オランダ皇太子】カタリナ=アマリア王女殿下(オランダ王女: オランニェ=ナッサウ公女 : Catharina-Amalia : Her Royal Highness The Princess of Orange, Princess of the Netherlands, Princess of Orange-Nassau)が、警備上の理由(犯罪組織からの襲撃や誘拐の恐れ)から学生寮を離れたようです。

 スウェーデン王国訪問中にオランダ王ウィレム=アレクサンダー陛下(Willem-Alexander : His Majesty The King of the Netherlands)とオランダ王妃マクシマ陛下(Her Majesty Queen Máxima of the Netherlands)がこの件についてコメントしており、また、オランダ王国首相マルク・ルッテ閣下(His Excellency Mr Mark Rutte)や司法・治安を担当する大臣も強い懸念を表明しているようです。

 アムステルダムに一人で居住するのも不可能だろうということになり、デン・ハーグの王宮に戻っているようですが、そこから通学するのか、今後のことについてはわかりません(追記:現在は通学しているという報道があります)。

 

 (英語)Princess Amalia: Dutch royal moved from student home after security threats | Euronews

euronews:
Princess Amalia: Dutch royal moved from student home after security threats – YouTube

 

RoyalTV by Rick Evers:
Máxima en WA over bedreigingen Amalia – YouTube

 

追記(2022年11月17日):
 なぜか欧州での報道から一ヶ月経過してから ANN NEWS が報道。

ANNnewsCH(ANN NEWS):
オランダ王女がマフィアの標的に?“誘拐・襲撃の危機”で大騒動(2022年11月17日) – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=kfazBxOtiTc

 なお、最新のオランダ世論調査は、
 オランダ世論調査(2022年9月):オランダでの王政継続を支持するのは51%まで低下。18歳~54歳では43%

マレーシア国王アブドゥラ陛下夫妻が、英国王チャールズ3世陛下を訪問(2022年10月)

 2022年10月10日~16日の予定で訪英中のマレーシア第16代国王アブドゥラ陛下(His Majesty Al Sultan Abdullah Ri’ayatuddin Al-Mustafa Billah Shah Ibni Sultan Haji Ahmad Shah Al-Musta’in Billah, The Yang di-Pertuan Agong XVI : パハン州スルタン)およびマレーシア王妃“トゥンク”・アジザー・アミナー・マイムナー・イスカンダリアー陛下(Her Majesty Seri Paduka Baginda The Permaisuri Agong Tunku Hajah Azizah Aminah Maimunah Iskandariah Binti Almarhum Al-Mutawakkil Alallah Sultan Iskandar Al-Haj : パハン州スルタン第一夫人)は、10月12日、バッキンガム宮殿を訪問、英国王チャールズ3世陛下(King Charles III : His Majesty The King)と会見しました。

 報道などでも映像を見かけない(写真のみ)なので、動画は撮影されていないのではないかと思います。

 

The Royal FamilyさんはTwitterを使っています: 「🇲🇾 Today at Buckingham Palace, The King received The Yang di-Pertuan Agong of Malaysia and The Raja Permaisuri Agong. https://t.co/EamFqh4wTO」 / Twitter

 

Astro AWANI:
Kunjungan Hormat | Agong, Permaisuri bertemu Raja Charles III – YouTube