ヨルダン王アブドッラー2世陛下が、キリスト教/ロシア正教会モスクワ総主教キリル聖下を訪問(2018年2月)

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと重複します。

 2018年2月15日、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会の首座/モスクワ・全ロシア【ルーシ】総主教キリル聖下(キリール総主教 : His Holiness Kirill, Patriarch of Moscow and all Russia【Rus’】)は、ロシア連邦を訪問中のヨルダン・ハシェミット王国国王アブドッラー2世・イブン・アル・フセイン陛下(アブドゥッラー2世アブドラ国王 : King Abdullah II bin Al-Hussein : His Majesty the King of the Hashemite Kingdom of Jordan)と聖ダニロフ修道院で会見しました。
 モスクワ総主教庁渉外局長ヴォロコラムスク府主教イラリオン座下(His Eminence Metropolitan Hilarion of Volokolamsk, chairman of the Moscow Patriarchate’s Department for External Church Relations (DECR))らが同席したようです。

 

 (英語:ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局公式サイト)(Russian) Состоялась встреча Предстоятеля Русской Православной Церкви с Королем Иордании | The Russian Orthodox Church

 

russianchurch(ロシア正教会モスクワ総主教庁公式チャンネル):
Состоялась встреча Предстоятеля Русской Православной Церкви с Королем Иордании – YouTube

 

RHCさんのツイート: "حديث جلالة الملك عبدالله الثاني وبطريرك موسكو وعموم #روسيا كيريل الأول خلال لقائهما اليوم #الأردن Remarks by His Majesty King Abdullah II and Patriarch Kirill of Moscow and All #Russia during their meeting today #Jordan… https://t.co/WIUn8XidAR"

 

RHCさんのツイート: "جلالة الملك عبدالله الثاني يلتقي بطريرك #موسكو وعموم روسيا كيريل الأول #الأردن His Majesty King Abdullah II meets with Patriarch of #Moscow and All Russia Kirill #Jordan… https://t.co/xmNk8FRNwj"

ロシアの君主政主義者党党首アントン・バコフ“公”“閣下”が大統領選挙から撤退した理由。「私はロシア連邦と“ロマノフ帝国”の二重国籍なので大統領になれない」。話題作りだったように思えますが完全に失敗しているのでは(2018年1月)

 2018年3月の大統領選挙に、自らの政党「君主政主義者党」から立候補を表明していたアントン・アレクセーヴィチ・バコフ氏(Anton Alexeevich Bakov)ですが、先月(2018年1月)人知れず(?)撤退していた模様。
 撤退理由は、「私はロシア連邦と“ロマノフ帝国”の二重国籍者なので大統領になれない」というもの。
 事情をご存じない方には、このオッサンはなにをいうとるのか、という話ですが、以下、なるべく簡潔に説明します。
 ちなみにこの人。ロシア連邦は国として出場できなくなったオリンピックには、ロシア帝国の旗などをつかえ!、と主張していました。

 さて。このバコフ氏は、金持ちの変人なのですが、なぜかロシア帝国を復興するためにロマノフ王朝の後継者を擁立しようと考えました。
 そこで、白羽の矢が立てられた一人が、ロマノフ家当主ロシア女大公マリヤ殿下なのですが、マリヤ殿下には婉曲に断られます。
 ここでとっととあきらめればいいのですが、なぜかさらに突き進み、ロシア帝室の厳しい同等身分結婚をマリヤ殿下もその他の男系子孫も満たしておらず、その条件を満たすロシア帝位継承者はロマノフ家女系子孫のライニンゲン家直系だ、といいだしました。補足しますと、この考え自体は(あくまで仮定としてですが)たまにそういう意見を表明する人がいたことはいます(現実的にいうとゲフンゲフンもいいところですが)。
 そしてライニンゲン男系直系のライニンゲン公子カール・エミッヒ殿下(His Serene Highness Prince Karl Emich of Leiningen)をキリスト教のルター派から東方正教会の信徒に改宗(洗礼名ニコライ・キリロヴィチ)させて皇帝候補として担ぎます。これが“ロシア皇帝ニコライ3世”です。ちなみにカール・エミッヒ殿下は、二度目の結婚が貴賤結婚とされてライニンゲンの跡継ぎからはずされてしまった人です。

 いっぽう、バコフ氏は、どこぞの貧乏な国からそこそこのサイズの島を買い取って、その島を独立国としてその貧乏な国に認めさせようという金の力で独立国を作るという計画を発動します。
 当初、この“国”は、まんま“ロシア帝国”と呼ばれていましたが、その後“帝座”と名称を変更します。概念的にもローマ教皇聖座を意識したものへ変更をしようとしますが、ムチャやん……。
 そして、南太平洋のキリバス共和国に狙いが定められ、政治家の中にも乗り気になる愉快な人も出たのですが、専門家からの否定的な声などもあり、結局破談となります。
 その後、アフリカ西部のガンビア共和国が狙われ、バコフ氏とガンビアの間で協定が交わされます。率直な話、この協定の内容は独立国うんぬんとは到底呼べないようなものだと思うのですが、「その一歩だ!」といわれればさようですかというほかありません。
 ここでなぜか名前が“ロマノフ帝国”になります。
 ともあれ、バコフ氏は、“ニコライ3世”から与えられた称号などを含め、大法官アントン・バコフ公殿下(His Serene Highness Prince Anton Bakov, The Archchancellor of Romanov Empire)と名乗っていたのですが、ロマノフ帝国では単に首相になったりといろいろ忙しいですが、ともあれ本人の脳内ではすでに帝国は成立しているようです。脳外ではリゾート地としての整備が始まっているだけのようですが。ただリゾート地としての整備は本格的なものを目指しているとの分析もあり、いったいこの人はなにがしたいのかハテナマークが頭に浮かぶばかりです。

 そしてロシア大統領選挙の話に戻りますが、以上の状況からすると、最初から「“ロマノフ帝国”との二重国籍だから無理だったわ」といって“ロマノフ帝国”の宣伝をおこなうだけのつもりだったのではないか、という気がします。

 

 (ロシア語)Лидер Монархической партии заявил, что снимается с выборов – Политика – ТАСС

「スルプスカ共和国の日」、セルビアの旧ユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下らが式典に参列、セルビア総主教イリネイ聖下らが礼拝(2018年1月)

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと重複します。

 

 旧ユーゴスラビアのボスニア・ヘルツェゴビナを構成するスルプスカ共和国【セルビア人共和国】の“国祭日”が、2018年1月9日に祝われ、
 現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラビア王室の、
 ユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)、
 ユーゴスラビア皇太子妃カタリナ殿下(英語ではキャサリン皇太子妃 : Her Royal Highness Crown Princess Katherine of Yugoslavia / Serbia)、
 らが式典に参列し祝いました。

 また、キリスト教/東方正教会/セルビア正教会の首座/セルビア総主教イリネイ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Irinej, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)は、バニャルカの救世主ハリストス大聖堂で礼拝をおこなったようです。

 

 (英語:セルビア王室公式サイト)THE ROYAL COUPLE AT CELEBRATION OF THE REPUBLIC OF SRPSKA DAY | The Royal Family of Serbia
 (英語:セルビア正教会公式サイト)State Day and Patron Saint-day of Republic of Srpska | Serbian Orthodox Church [Official web site]

 (記事の掲載が終了しています)(英語)The Crown Prince Couple of Serbia participated in national day celebration in the Republic of Srpska – Royal Central
掲載時URL:http://royalcentral.co.uk/other/the-crown-prince-couple-of-serbia-participated-in-national-day-celebration-in-the-republic-of-srpska-94525

 

 ダバル・ボスニア府主教フリゾストム座下(His Eminence Metropolitan Hrizostom of Dabar-Bosnia)、
 バニャルカ主教イェフレム座下(His Grace Bishop Jefrem of Banjaluka)、
 ズヴォルニク・トゥズラ主教フォティイェ座下(His Grace Bishop Fotije of Zvornik-Tuzla)、
 ビハチ・ペトロバツ主教セルギイェ座下(His Grace Bishop Sergije of Bihac-Petrovac)、
 らが総主教と礼拝をおこなった模様。

 政界から、
 スルプスカ共和国大統領ミロラド・ドディク閣下(His Excellency Mr Milorad Dodik)、
 スルプスカ共和国議会議長ナデリコ・クブリロヴィッチ閣下(Nedeljko Cubrilović)、
 スルプスカ共和国首相ジェリカ・ツヴィヤノヴィッチ閣下(Željka Cvijanović)、
 セルビア共和国ブチッチ大統領名代・大統領官房ニコラ・セラコヴィッチ閣下(Nikola Selaković)、
 セルビア共和国副首相ネボイサ・ステファノヴィッチ閣下(Nebojša Stefanović)、
 セルビア共和国国防大臣アレクサンダル・ヴーリン閣下(Aleksandar Vulin)、
 が参列。

 

現在セルビア王室を称するユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下夫妻が、キリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下の降誕祭の礼拝に参列(2018年1月)

 現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラビア王室当主/ユーゴスラビア皇太子【セルビア皇太子】アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)及びユーゴスラビア皇太子妃【セルビア皇太子妃】カタリナ殿下(Her Royal Highness Crown Princess Katherine of Yugoslavia / Serbia)は、キリスト教/東方正教会/セルビア正教会のセルビア総主教庁を訪問、セルビア総主教イリネイ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Irinej, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)の降誕祭の礼拝に参列しました。

 

Телевизија Храм:
Патријарх Иринеј на Божић богослужио у Храму Светог Саве на Врачару – YouTube

 

セルビアの旧ユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下らが、王宮にてユリウス暦のクリスマスイブを祝う(2018年1月)

 現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラビア王室の、
 ユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)、
 ユーゴスラビア皇太子妃カタリナ殿下(英語ではキャサリン皇太子妃 : Her Royal Highness Crown Princess Katherine of Yugoslavia / Serbia)、
 カタリナ妃殿下の前夫との娘アリソン・アンドルーズAlison Andrews)、
 らは、王宮にてユリウス暦のクリスマス・イヴを祝ったようです。キリスト教/東方正教会/セルビア正教会の聖職者が臨席。
 毎年恒例になっています。

 

Телевизија Храм:
Краљевска породица традиционално прославила Бадње вече на Краљевском Двору – YouTube

 

 (英語:セルビア王室公式サイト)CHRISTMAS EVE AT THE ROYAL PALACE | The Royal Family of Serbia