2021年7月27日、ロシア連邦外務次官セルゲイ・ヴァシリエヴィッチ・ヴェルシニン閣下(ヴェルシーニン外務副大臣 : Sergey Vasilievich Vershinin)はローマのマルタ騎士団本部邸を訪問、マルタ騎士団側のカウンターパートと会談しました。
マルタ騎士団のロシア・ミッション代表(特命全権大使相当)であるイタリア王室(アオスタ系統)当主/サヴォイア公・アオスタ公爵アイモーネ殿下(His Royal Highness Prince Aimone of Savoy-Aosta, Duke of Savoy and Aosta : His Royal Highness The Duke of Savoy, The Duke of Aosta)が同席した模様。
2021年7月23日、天皇陛下(徳仁 : なるひと : Emperor Naruhito : His Majesty【His Imperial Majesty】 The Emperor)は、東京オリンピック2020開会式前に、ルクセンブルク大公アンリ殿下(Henri : His Royal Highness The Grand Duke of Luxembourg)ら、来日した国家元首・政府首脳らと会見しました。
A l’occasion des Jeux Olympiques et Paralympiques d’Été 2020, S.A.R. le Grand-Duc a été reçu en audience par S.M. l’Empereur du Japon au Palais impérial de Tokyo. #Tokyo2020pic.twitter.com/H7IZEdKOuB
— Cour Grand-Ducale (@CourGrandDucale) July 23, 2021
重要なのは、7月10日には、ジョージアの首都トビリシの至聖三者大聖堂で記念式典がおこなわれたことであり、ジョージア正教会から首座代行であるセナキ・チホロツク府主教シオ座下(His Eminence Metropolitan Shio of Senaki and Chkhorotsqu)が臨席しています。
事前には総主教イリア2世聖下の臨席という話も出ましたが、高齢と体調の問題で動くのも難しいのかもしれません。
また、記念式典には、ジョージア大統領【グルジア大統領】サロメ・ズラビシヴィリ閣下(ズラビシュヴィリ大統領)も臨席しています。
そしてようやくここからが当サイトの本題となります。
ジョージア王室、あるいはバグラチオン王朝の当主は二系統にわかれて対立を続けています。
男系では年長系統ながら、長らく君主の位から離れていたムフラニ系統。
そして、ジョージアの最後の統一的な王の系統であるグルジンスキー系統。 動画やその他記事を見る限りでは、両系統ともこの重要な式典に臨席していません。
ムフラニ系ジョージア王室当主/ジョージア皇太子ダヴィト殿下(ムフラニ公 : His Royal Highness The Crown Prince Davit of Georgia, Royal Prince of Kartli (Batonishvili), Prince of Mukhrani and Mukhran Batoni : ダヴィト・バグラチオニ=ムフラネリ公子 : Prince Davit Bagrationi-Mukhraneli : ダヴィト・バグラチオン=ムフランスキー公子 : Prince Davit Bagration-Moukhransky)は、グルジンスキー系統の元妻からの暴行・DVでの提訴を受けジョージアを離れています。臨席しようがありません。
一方、グルジンスキー系統のジョージア皇太子ヌグザル殿下(His Royal Highness Crown Prince Nugzar of Georgia : ヌグザル・バグラチオン=グルジンスキー公子 : Prince Nugzar Bagration-Gruzinsky : ヌグザル・バグラチオニ=グルジンスキー公子 : Prince Nugzar Bagrationi-Gruzinski : Batonishvili : Tsarevich)もまた臨席していません。
アメリカの abc news が、将来的にイタリア王室(直系)当主になるサヴォイア公女ヴィットーリア殿下(カリニャーノ女公 : イヴレーア女侯爵 : Her Royal Highness Princess Vittoria of Savoy, Princess of Carignano, Marquise of Ivrea)に関する記事・動画を掲載しています。
バネアサ農園事件などに伴い、実刑判決が出、ルーマニアから逃亡しているパウル・フィリップ・アル・ロムニエイ氏(Paul Philippe al României)ですが、いまだ確保されていません。
この度、パウル氏と一緒に逃亡はしていない、妻のリア・アル・ロムニエイ夫人(Lia al României)と子息のカロル・フェルディナンド・アル・ロムニエイ(Carol Ferdinand al României)が居住していた別荘を銀行に接収され、ホテルへ移ったと報道されています。
銀行側は、この別荘について、パウル氏側から数年にわたりリース契約への支払いがなされていないため、他の所有者に売却したともされています。