島津氏第32代当主 島津修久 氏が、「鹿児島県薩摩義士顕彰会」設立100周年の記念行事に(2018年9月)

 2018年9月8日、鹿児島市中央公民館で、「鹿児島県薩摩義士顕彰会」設立100周年の記念行事がおこなわれ、会長の島津氏第32代当主島津修久氏(しまづ のぶひさ)が出席したようです。

 

 島津家当主、「西郷どん」での島津久光に苦言 : カルチャー : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

島津さんは、原口教授と対談しながら持論を展開し、「島津家などにこだわらず、顕彰事業に関心がある方がやるようにして、広がりをもたせるべきだ」と語った。

NHK大河ドラマ「西郷どん」にも及び、島津さんは「(島津)久光が悪役で描かれるのは仕方ない」としながらも、「自ら『国父(藩主の父)だ』などというのはみっともない」と指摘。

 

ブラジル帝室(ヴァソウラス系統)当主/ルイス殿下が、ブラジル独立宣言196周年のメッセージ(2018年9月)

 2018年9月7日、ブラジル帝室(ヴァソウラス系)当主のブラジル皇子/オルレアン=ブラガンサ公子ルイス殿下(His Imperial and Royal Highness Prince Luiz of Brazil, Prince of Orléans-Braganza, Head of the Imperial House of Brazil)によるブラジル独立宣言196周年のメッセージが公開されています。

 

Pró Monarquia – MENSAGEM OFICIAL DO CHEFE DA CASA IMPERIAL… | Facebook

 

スペイン王フェリペ6世陛下が、ルーマニア首相ダンチラ閣下と会見(2018年9月)

 2018年9月6日、スペイン王フェリペ6世陛下(King Felipe VI : His Majesty The King of Spain)は、同王国を訪問したルーマニア首相ヴィオリカ・ダンチラ閣下(ビオリカ・ダンチラ首相 : Her Excellency Mrs Viorica Dăncilă)と会見したようです。

 

 (英語:ルーマニア政府公式サイト)Prime Minister Viorica Dăncilă has been received by His Majesty King Felipe VI of Spain

 

casarealtv(スペイン王室公式チャンネル):
S.M. el Rey recibe en audiencia a la primera ministra de Rumanía, Viorica Dăncilă – YouTube

 

モナコ公アルベール2世殿下が中国を訪問(2018年9月)

 モナコ公アルベール2世殿下(His Serene Highness Prince Albert II, Sovereign Prince of Monaco)が中国を訪問、中華人民共和国国家主席習近平閣下(His Excellency Mr Xi Jinping)の出迎えを受けたほか、モナコ公室に関する展示会の開会式に臨席したようです。

 

 (英語)Prince Albert opens Monaco exhibit in China – Royal Central

 

 (写真一覧)画像と写真 | Getty Images

Chinese President Xi Jinping accompanies Prince Albert II of Monaco… ニュース写真 | Getty Images
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ブルガリアの裁判所が、旧ブルガリア王シメオン2世陛下に対してヴラナ宮殿を政府に“返還”するよう判断(1946年に共産党政権が強制的に接収し、1990年代に憲法裁判所により王室に返還されていた)。陛下と対立している首相の意向を裁判所が丸飲みか。陛下は「またも亡命に追い込まれようとしている」と欧州司法裁判所に提訴を準備(2018年9月)

 ブルガリア語の記事はよくわからなかったので Royal Central の英語の記事になりますが、ここは時々いい加減なことを書くので、注意しつつ情勢を見ていきます。

 

 (英語)Tsar Simeon: “I am being forced into exile again” – Royal Central

 

 Royal Central は完全に旧ブルガリア王シメオン2世陛下(His Majesty King【Tsar】 Simeon II of the Bulgarians : 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキSimeon Saxe-Coburg-GothaSimeon Sakskoburggotski)の側を支持しています。

 ヴラナ宮殿は、1946年に共産党政権が強制的に接収し(シメオン2世陛下は亡命)、共産主義政権崩壊後の1990年代に憲法裁判所により王室に返還されていたようです(陛下と姉のブルガリア王女マリヤ・ルイザ殿下(コハーリ女公 : Her Royal Highness Princess Maria Louise of Bulgaria, Princess of Koháry【Fürstin Koháry】)に返還)。
 その後、公園部分がソフィア市に寄贈。
 シメオン2世陛下と旧ブルガリア王妃マルガリータ陛下(Her Majesty The Queen【Tsaritsa】Margarita of the Bulgarians : マルガリータ・サクスコブルクゴツカMargarita Saxe-Coburg-GothaMargarita Sakskoburggotska)が暮らしています。

 憲法裁判所の判断が覆されたとすると、同じく憲法裁判所の判断なのかと思いますが、上記の記事からははっきりしません。

 また同記事によれば、(今のところなぜか名前をはっきり書いていませんが)、ボイコ・ボリソフ首相(Boyko Borisov)の意向を裁判所が丸飲みしたように受け取れます。

 陛下は「またも亡命に追い込まれようとしている」と発言し、欧州司法裁判所への提訴を準備。
 首相の意向を裁判所が丸飲みしたと判断されれば、権力の分立が崩れており、欧州連合の中で問題視される可能性もあります(今の EU にそんなことしている「体力」があるとも思えませんけれど)。

 はたしてどうなることでしょう。

 

関連:
 インタビュー映像:旧ブルガリア王シメオン2世陛下、ヴラナ宮殿所有問題について(2018年10月)