ジンバブエ伝統的君主:ムナンガグワ大統領が伝統的首長らを招集し、ムガベ(元)大統領の埋葬地選定に介入(2019年9月)甥の一人の(元)大臣が批判

 ジンバブエ共和国の元大統領ロバート・ガブリエル・ムガベ氏(Robert Gabriel Mugabe)が同国ジンバ地区の伝統的首長の称号を保有していたことと、埋葬地が伝統的首長らによって決められるとお伝えしましたが、ジンバブエ共和国大統領エマソン・ダンブゾ・ムナンガグワ閣下(His Excellency Emmerson Dambudzo Mnangagwa)がジンバ地区の伝統的首長らを招集し埋葬地選定に介入、首都ハラレに埋葬されることが決定したようです。
 これに対し、ムガベ(元)大統領の甥の一人で(元)大臣(南アフリカ亡命中?)のパトリック・ズワオ氏(Patrick Zhuwao)が、本人の遺志が尊重されるべきだと自身のブログで発言したことが記事になっています。
 また、同記事によると、政治アナリストの見解として、ムナンガグワ(現)大統領は、ムガベ(元)大統領が故郷に埋葬され、その埋葬に各国の国家元首が立ち合うものの、自身が(ムガベ(元)大統領を裏切ったので)その場から排除されるという状況を心配している、というものが載っています。なんだそれは……

 

 (英語)Mugabe nephew warns Mnangagwa of spiritual vengeance over burial site

ZimLiveさんはTwitterを使っています: 「#BREAKING Mugabe nephew Patrick Zhuwao warns President Mnangagwa of spiritual vengeance over Mugabe burial site https://t.co/9bUyoM1S0c」 / Twitter

 

 (英語:ズワオ(元)大臣のブログ)Allow Gushungo vaMugabe to rest where he said he wanted to rest –

 

ジンバブエ伝統的君主:9月6日に死去したロバート・ムガベ(元)大統領がジンバ地区の伝統的首長の称号を保有している(していた)とのこと(2019年9月)ショナ人の伝統に基づき埋葬地は伝統的首長らが決め、親族や政府には知らされていない模様

 2019年9月6日に、治療を受けていたシンガポール共和国で死去したジンバブエ共和国の(元)大統領ロバート・ガブリエル・ムガベ氏(Robert Gabriel Mugabe)が、同国ジンバ地区の伝統的首長の称号を保有していたらしいです。

 

 (英語)Relatives fly to Singapore to bring Mugabe home

As a national president he did not excercise the role of a traditional ruler, but Mugabe held the respected title of traditional chief of Zvimba rural district.

 

 甥のレオ・ムガベ氏(Leo Mugabe)によると、ショナ人の伝統に基づき、埋葬地は同地区の伝統的首長らが決めるようで、親族や政府には教えられていないようです。

 

 来歴を確認する限りでは、首長の家などに生まれたわけでもないようなので、どこかの段階で伝統的首長として認められたということになるのでしょう(そもそもショナ人が家系で首長を選んでいるかどうかもわかりませんが)。

 

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 ガーナ:アナン(元)国連事務総長閣下の国葬に、オランダのベアトリクス前女王陛下(王女殿下)とメイベル妃殿下、ノルウェー皇太子妃メッテ=マリット殿下が臨席(2018年9月)棺が国旗に覆われ遺体の顔すら公開されなかったので議論に「彼は『黄金の剣』だから」説も