マルタ騎士団ロシア・ミッション代表に就任したイタリア王室(アオスタ系統)継嗣/プッリャ公爵アイモーネ公子殿下が、各国大使と共にロシア大統領ウラジーミル・プーチン閣下に信任状を捧呈(2020年11月)

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと一部重複します。

 

 2020年11月24日、マルタ騎士団のロシア・ミッション代表に就任したイタリア王室(アオスタ系統)の継嗣/プッリャ公爵アイモーネ公子殿下(His Royal Highness Prince Aimone of Savoy-Aosta, Duke of Apulia : His Royal Highness The Duke of Aosta)は、各国大使と共に、ロシア連邦大統領ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン閣下(His Excellency Mr Vladimir Vladimirovich Putin)に信任状を捧呈しました。

※マルタ騎士団とロシアの外交関係は両者の歴史的な特別なものに基づくものらしく、通常の外交関係とされていないようです。しかし、マルタ騎士団は代表を大使とし、ロシア側も大使として扱っているようです(他国の大使と一緒に信任状の捧呈を受けているので)。

 なお、ロシア連邦駐箚ローマ教皇大使ジョヴァンニ・ダニエッロ大司教座下(ペスト名義大司教 : Archbishop Giovanni d’Aniello, Apostolic Nuncio to Russian Federation, Titular Archbishop of Pesto)も信任状を捧呈しています。

 

 (英語:マルタ騎士団 公式サイト)The new Ambassador of the Order of Malta to Russian Federation presents his letters of credence – Order of Malta

Ambassador Aimone di Savoia Aosta presented his Credentials to President Vladimir Putin as the Order of Malta’s Representative to the Russian Federation.

 (英語:ロシア大統領府【クレムリン】公式サイト)Ceremony for presenting foreign ambassadors’ letters of credence • President of Russia

Archbishop Giovanni d’Aniello (Apostolic Nuncio – Ambassador of the Holy See)

Aimone of Savoy-Aosta (ambassador of the Sovereign Military Order of Malta)

President of RussiaさんはTwitterを使っています 「Foreign ambassadors presented their letters of credence at the Kremlin https://t.co/2qdHsEn9wb https://t.co/qIzZkEw7uR」 / Twitter

 

 (イタリア語:サヴォイア王室【アオスタ系統】公式サイト)Mosca 20 novembre 2020 – Real Casa di Savoia

 

インデペンデントなどの主要株主エフゲニー・レベデフ氏が英国の一代貴族の男爵に叙爵される(2020年11月)

 2020年11月19日付で、インデペンデントなどの主要株主エフゲニー・アレクサンドロヴィチ・レベデフ氏(Evgeny Alexandrovich Lebedev)が一代貴族の男爵に叙爵されたようです。
 レベデフ氏は、レベデフ男爵(Baron Lebedev : The Right Honourable The Lord Lebedev : レベデフ卿)となりました。
 細かく確認していませんが、ロシア連邦と英国の二重国籍のようで、爵位の説明に付く地名にロシア連邦シベリアが付加されています。

 所属党派としてはクロスベンチ(中立)になったようです。

 ボリス・ジョンソン首相の意思での叙爵決定ですが、批判も多い模様。

 

 (英語)Crown Office | The Gazette
 (英語:英国議会 公式サイト)Contact information for Lord Lebedev – MPs and Lords – UK Parliament
 (英語)Peerage News: The Baron Lebedev, of Hampton in the London Borough of Richmond upon Thames and of Siberia in the Russian Federation

 

ムフラニ系ジョージア王室【グルジア王室】当主/ジョージア皇太子ダヴィト殿下が、永眠したキリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下への弔意を表明(2020年11月)

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと重複します。

 

 ムフラニ系ジョージア王室【グルジア王室】当主/ジョージア皇太子ダヴィト殿下(ムフラニ公 : His Royal Highness The Crown Prince Davit of Georgia, Royal Prince of Kartli (Batonishvili), Prince of Mukhrani and Mukhran Batoni : ダヴィト・バグラチオニ=ムフラネリ公子 : Prince Davit Bagrationi-Mukhraneliダヴィト・バグラチオン=ムフランスキー公子 : Prince Davit Bagration-Moukhransky)が、永眠したキリスト教/東方正教会/セルビア正教会の首座/セルビア総主教イリネイ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Irinej, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)への弔意を表明しました。

 

 (英語:ムフラニ系ジョージア王室【グルジア王室】公式サイト)NEWS | Serbian Patriarch

 

関連(キリスト教 高位聖職者のニュース):
 訃報(2020年11月20日):キリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下が永眠(1930~2020)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】

関連:
 現在セルビア王室を称するユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下夫妻が、永眠したキリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下への弔意を表明(2020年11月)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】

 

訃報(2020年8月11日):シャウムブルク=リッペ公子ヴァルデマール殿下、薨去(1940~2020)故デンマーク王女フェオドラ殿下の子息

 2020年8月11日、シャウムブルク=リッペ公子ヴァルデマール殿下(Hochfürstlich Durchlaucht Prince Waldemar of Schaumburg-Lippe : ヴァルデマール・プリンツ・ツー・ シャウムブルク=リッペWaldemar Prinz zu Schaumburg-Lippe)が薨去していたようです。
 1940年12月19日生まれの79歳。アメリカ合衆国のロサンゼルスで亡くなったようで、長期の治療中だったのでしょう。

 母は故デンマーク王女フェオドラ殿下。

 ヴァルデマール公子は四回結婚しており、一回目の結婚相手との間に一人娘のシャウムブルク=リッペ公女エレオノーレ殿下(Her Serene Highness Princess Eleonore of Schaumburg-Lippe)がいます。
 四回目の結婚相手のゲルトラウト公子妃殿下(Gertraud)と(おそらく)その連れ子で公子の養子のマリオ=マックス・プリンツ・ツー・ シャウムブルク=リッペ(養子なので名前は継げますが、一族というわけではありません : Mario-Max Prinz zu Schaumburg-Lippe)が最期を看取り、火葬後に死去を含めてエレオノーレ殿下に通知するということがあったようです。よくある争いというか仲が良くないというケースであると思いますが……。

 

 (デンマーク語)Prins Waldemar er død – Ekstra Bladet

 (デンマーク語)Holdt uvidende om fars begravelse – Ekstra Bladet

 

エレオノーレ殿下によるメモリアル・サービスの参列者:
 ローセンボー伯爵子ウルリックと伯爵子夫人ユディス、娘のローセンボー伯爵女カタリーナ
 ローセンボー伯爵女シャロッテと夫のトルベン・ヴルフ
 カステル=カステル伯女ティーラ殿下と夫のカール・モーリッツ・メーズ
 ローセンボー伯爵女ヨセフィーネ
 ローセンボー伯爵女フェオドラと夫のモルテン・ポウルセン
 パウル・クリコフスキー(ロシア大公女オリガ・アレクサンドロヴナの曾孫)
 デンマーク王国駐箚チェコ共和国特命全権大使ラデック・ペック閣下
 デンマーク王国駐箚ルーマニア特命全権大使アレクサンドル・グレディナー閣下

 

メクレンブルク公子ミハエル殿下が、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン州ラッツェブルクにて州の閣僚や議員らと会談(2020年7月)国内観光など議題

 2020年7月30日、メクレンブルク公子ミハエル殿下(His Highness Duke Michael of Mecklenburg : カール・ミハエル・ヘルツォーク・ツー・メクレンブルク=シュトレーリッツCarl Michael Herzog zu Mecklenburg-Strelitz)が、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン州ラッツェブルクにてシュレスヴィヒ=ホルシュタイン州経済・運輸・労働・技術・観光大臣ベルント・クラウス・ブーフホルツ閣下(Bernd Klaus Buchholz)やアナベル・クレマー州議会議員(Annabell Krämer)らと会談したようです。
 テーマは国内観光。

 ラッツェブルクは、旧メクレンブルク=シュトレーリッツ大公国を構成していたラッツェブルク公国の一部というか主要都市であり、詳細は未確認ですが、現在、ラッツェブルク公国の大半はメクレンブルク=フォアポンメルン州に属するものの、湖上のラッツェブルクはシュレスヴィヒ=ホルシュタイン州に属しているのではないかと思います。

 ミハエル殿下は、現当主のボルヴィン殿下の次男。
 今回、ミハエル殿下が会談したのは、メクレンブルク=シュトレーリッツがかつてこの土地を統治していたということに基づくものでしょう。

 

 (英語:メクレンブルク=シュトレーリッツ大公室 公式サイト)Tourism in Ratzeburg – House of Mecklenburg-Strelitz

 (ドイツ語)Schleswig-Holsteins Wirtschaftsminister in Sachen Binnentourismus zu Besuch in Ratzeburg – LOZ-News | Die Onlinezeitung für das Herzogtum Lauenburg
 (ドイツ語)Schleswig-Holsteins Wirtschaftsminister in Sachen Binnentourismus zu Besuch in Ratzeburg | Herzogtum direkt

 

Haus Mecklenburg-StrelitzさんはTwitterを使っています 「Schleswig-Holsteins Wirtschaftsminister in Sachen Binnentourismus zu Besuch in Ratzeburg – LOZ-News | Die… https://t.co/VEcV0Kgneg」 / Twitter

 

Herzog Michael in Ratzeburg mit… – Das Großherzogliche Haus Mecklenburg-Strelitz | Facebook

 

LOZ.NewsさんはTwitterを使っています 「https://t.co/qy5VIUNWtV」 / Twitter

 

LOZ-News | Facebook

 

 ボルヴィン殿下やミハエル殿下は、メクレンブルク=シュトレーリッツ大公室の貴賤結婚の子孫で、現在この系統が権利を回復して大公室を形成していると見られています。が、以前も書きましたが異論があります。

関連:
 (この記事の下のほう)訃報(2018年7月23日):メクレンブルク公子カール・グレゴール殿下、薨去(1933~2018)