セルビアの旧ユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下が、キリスト教/セルビア正教会の聖シノドのメンバーと晩餐会(2018年5月)

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと重複します。

 

 2018年5月3日、現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラヴィア王室当主/ユーゴスラヴィア皇太子【セルビア皇太子】アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)は、キリスト教/東方正教会/セルビア正教会の聖シノドのメンバーを晩餐会に招きました。

 キリスト教/東方正教会/セルビア正教会の首座/セルビア総主教イリネイ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Irinej, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)や、同教会に属するマケドニア旧ユーゴスラビア共和国の正教オフリド大主教庁のオフリド大主教ヨヴァン6世座下(His Beatitude Archbishop Jovan VI of Ohrid)らが参列したようです。

 

 (英語::セルビア王室公式サイト)CROWN PRINCE ALEXANDER HOSTED PATRIARCH AND HOLY SYNOD AT THE TRADITIONAL DINNER IN WHITE PALACE | The Royal Family of Serbia

 (マケドニア語:正教オフリド大主教庁公式サイト)Православна Охридска Архиепископија » Вести

 

Његово Краљевско Височанство… – Александар Карађорђевић | Facebook

 

Vanity Fair(英語)記事:“There’s Nothing Wrong with Falling from Grace”(2018年)君主政復活・王室支持の話と、エチオピア帝室のエルミアス・サーレ=セラシエ皇子殿下とニコライ・トルストイ伯爵子の話題など

 (英語)“There’s Nothing Wrong with Falling from Grace”: The Global Network of Monarchists Helping Deposed Kings and Queens | Vanity Fair
 (英語:上記からニコライ・トルストイ伯爵子に関する部分の一部を抜き出したもの)Count Nikolai Tolstoy on Russian Monarchy and the Romanovs | Royal Russia News

 

 冒頭は、ルーマニア王女マルガレータ殿下(当時)から連絡を受けた人物の話、君主政復活・王室支持の話と、エチオピア帝室のエルミアス・サーレ=セラシエ皇子殿下(His Imperial Highness Prince Ermias Sahle-Selassie)とニコライ・トルストイ伯爵子(Count Nikolai Tolstoy)の話題などが中心となっています。

 

 エルミアス・サーレ=セラシエ皇子殿下は故エチオピア皇帝ハイレ・セラシエ1世陛下の孫ですが、一般的にエチオピア帝室の当主とされていません。
 しかし、この記事のように、帝室の代表者として活動しているとみる立場もあるようです。

 

 ニコライ・トルストイ伯爵子の話の一部には、“Pretender【プリテンダー】”という用語に関するものがあります。
 いうまでもなくこの言葉は中立的ではないものですが、Wikipedia英語版のせいか、この言葉が使用されるケースが多い気します(上記の記事すらそうなのですが)。
 そのもっともアホらしい例は、リトアニアの王位継承者を称して活動を始めたウラッハ公子イニゴ閣下(His Serene Highness Prince Inigo of Urach)のものらしきサイト(すぐに更新止まりましたけれど)に、イニゴ閣下をリトアニア王位の“legitimate pretender”とする表記があったことです。もちろんこれは、イニゴ閣下を正当な王位継承者と表現したかったのでしょうが、pretenderに「不当」である意味がありlegitimateに「正当」である意味があることを考慮すれば、ギャグのような言葉の並びです。
 中立的というかなんと表現すればいいのかわかりませんが、“Claimant【クレイマント】”という用語がありますが、一般的の人にはなじみがなく、また、正直これが本当に中立な用語なのか首をかしげるときもあります。日本語で“王位請求者”と(訳して)書いている例がありますが……コメントは避けます
 伯爵子は“Heir【エア】”を使っているようですが、当方でも「(王位)継承者」などこの用語を意識して書いています。この用語が実は一番便利です。曖昧さを許容するという意味でも。pretenderはそもそも本人が称していないのにこう書くのは名誉棄損みたいなものですし、claimantも本人が称していない場合はどうなのか、よくわからない部分があります。

 

セルビアの旧ユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下が、グレゴリオ暦での復活祭【イースター】向けメッセージを公開(2018年3月)

 2018年3月30日、現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラヴィア王室当主/ユーゴスラヴィア皇太子【セルビア皇太子】アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)は、グレゴリオ暦での復活祭【イースター】向けメッセージを公開しました。

 

 (英語:セルビア王室公式サイト)CROWN PRINCE ALEXANDER EASTER MESSAGE TO THE BELIEVERS WHO CELEBRATE 1 APRIL 2018 | The Royal Family of Serbia

2018年2月25日に誕生したユーゴスラビア王子【セルビア王子】ステファン殿下の動画・写真が公開される(2018年3月)

 2018年2月25日に誕生したユーゴスラビア王子【セルビア王子】ステファン殿下(His Royal Highness Prince Stefan of Yugoslavia / Serbia)の動画・写真が公開されています。

 ステファン殿下は、現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラヴィア王室当主/ユーゴスラヴィア皇太子【セルビア皇太子】アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)の次男ユーゴスラビア王子【セルビア王子】フィリップ殿下(His Royal Highness Prince Philip of Yugoslavia / Serbia : フィリプ・カラジョルジェヴィッチFilip Karađorđević)とユーゴスラビア王子妃【セルビア王子妃】ダニカ殿下(Her Royal Highness Princess Danica of Yugoslavia / Serbia : ダニカ・マリンコヴィッチDanica Marinković)の第一子・長男です。

 

Телевизија Храм:
Принц Стефан први пут представљен јавности – YouTube

※キリスト教/東方正教会/セルビア正教会系メディア

 

 (英語:セルビア王室公式サイト)THE FIRST PHOTOGRAPH OF HRH PRINCE STEFAN | The Royal Family of Serbia

 

 (写真一覧)Prince Philip Of Serbia And Wife Danica Marinkovic Present Newborn Son Stefan In Belgradeの写真およびイメージ | ゲッティイメージズ

 

Baby Stefan Karadjordjevic is presented by his parents Prince Philip… ニュース写真 | Getty Images
Embed from Getty Images

 

Prince Philip Of Serbia and wife Danica Marinkovic present their baby… ニュース写真 | Getty Images
Embed from Getty Images

 

Princess Katarina Karadjordjevic, Crown Prince Aleksadar… ニュース写真 | Getty Images
Embed from Getty Images
向かって左から:
 (現在のアレクサンダル2世殿下の妻)ユーゴスラヴィア皇太子妃【セルビア皇太子妃】カタリナ殿下(英語ではキャサリン皇太子妃 : Her Royal Highness Crown Princess Katherine of Yugoslavia / Serbia)、
 ユーゴスラヴィア皇太子【セルビア皇太子】アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)、
 (アレクサンダル2世殿下の元妻・フィリップ王子殿下の母で、今回誕生のステファン王子殿下には祖母にあたる)セゴルベ公爵夫人/オルレアン=ブラガンサ公女マリア・ダ・グロリア殿下(Her Royal Highness Princess Maria da Glória of Orléans-Braganza, The Duchess of Segorbe)、
 ユーゴスラビア王子【セルビア王子】フィリップ殿下(His Royal Highness Prince Philip of Yugoslavia / Serbia : フィリプ・カラジョルジェヴィッチFilip Karađorđević)とユーゴスラビア王子妃【セルビア王子妃】ダニカ殿下(Her Royal Highness Princess Danica of Yugoslavia / Serbia : ダニカ・マリンコヴィッチDanica Marinković)、ユーゴスラビア王子【セルビア王子】ステファン殿下(His Royal Highness Prince Stefan of Yugoslavia / Serbia)、
 ダニカ妃殿下の父、ミラン・マリンコヴィッチ氏(Milan “Cile” Marinković)、
 ダニカ妃殿下の母、ベバ・マリンコヴィッチ夫人(Beba Marinković)。

誕生(2018年2月25日):ユーゴスラビア王子【セルビア王子】ステファン殿下

 2018年2月25日、現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラビア王室の、
 ユーゴスラヴィア皇太子アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)、
 ユーゴスラヴィア皇太子妃カタリナ殿下(英語ではキャサリン皇太子妃 : Her Royal Highness Crown Princess Katherine of Yugoslavia / Serbia)、
 より、アレクサンダル2世殿下の孫にあたるあらたなユーゴスラビア王子【セルビア王子】ステファン殿下(His Royal Highness Prince Stefan of Yugoslavia / Serbia)の誕生が発表されました。

 

 (英語:セルビア王室公式サイト)THEIR ROYAL HIGHNESSES PRINCE PHILIP AND PRINCESS DANICA WELCOME THEIR FIRST CHILD, A SON STEFAN | The Royal Family of Serbia

 

 ユーゴスラビア王子フィリップ殿下(His Royal Highness Prince Philip of Yugoslavia / Serbia : フィリプ・カラジョルジェヴィッチFilip Karađorđević)とユーゴスラビア王子妃ダニカ殿下(Her Royal Highness Princess Danica of Yugoslavia / Serbia : ダニカ・マリンコヴィッチDanica Marinković)の第一子・長男。

 キリスト教/東方正教会/セルビア正教会の首座/セルビア総主教イリネイ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Irinej, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)の祝福により、聖サヴァ大聖堂【聖サワ大聖堂】では49回もの鐘が鳴り、王室の新たな王子の誕生を祝いました。

 セルビア領域内での王子誕生は、故ユーゴスラヴィア王子トミスラヴ殿下(His Royal Highness Prince Tomislav of Yugoslavia)が1928年に誕生してから90年ぶり。

 

関連:
 2018年2月25日に誕生したユーゴスラビア王子【セルビア王子】ステファン殿下の動画・写真が公開される(2018年3月)