ベルギー王室継嗣/ブラバント女公/ベルギー王女エリザベート殿下が、王立軍事学園で軍事訓練をおこなう(2020年9月)

 王立軍事学園(Royal Military Academy)で学ぶことが発表されていたベルギー王室継嗣/ブラバント女公/ベルギー王女エリザベート殿下(Princess Elisabeth of Belgium : Her Royal Highness The Duchess of Brabant)の、同大学での一学年の課程に含まれる軍事訓練がおこなわれたようです。

 

Belgian Royal PalaceさんはTwitterを使っています 「La Princesse Elisabeth et ses camarades de promotion ont entamé la phase d’initiation militaire le 2/9 sur les terrains du camp militaire d’#Elsenborn. Ce camp fait partie de la formation @kms_erm_rm, où elle suit la première année en Sciences sociales et militaires. https://t.co/9H5BZLTv7m」 / Twitter

 

Belgian Royal PalaceさんはTwitterを使っています 「Prinses Elisabeth en haar medestudenten startten op 2 september met de militaire initiatiefase in het Kamp #Elsenborn te Bütgenbach. Het is een belangrijk onderdeel van haar opleiding (1ste jaar) Sociale en Militaire Wetenschappen aan de @kms_erm_rm. @BelgiumDefence https://t.co/9yWQUTgXKj」 / Twitter

 

動画(フランス語・オランダ語・ドイツ語):ベルギー王フィリップ陛下の国祭日(2020年7月21日)向けスピーチ。内容は新型コロナウイルス感染症【COVID-19】関連一色

 ベルギー王フィリップ陛下(Philippe of Belgium : Philippe de Belgique : Filip van België : Philipp von Belgien : His Majesty The King of the Belgians)の、今年の国祭日向けのスピーチ映像です。

 内容は、新型コロナウイルス感染症【COVID-19】に関するもの一色。
(同王国は、人口1160万人弱ですが、死者数はすでに9800人と1万人に近くなっています)
 感染症対策のため身近な人の最期に付き添えなかった方々へのメッセージから、失業・収入減少・倒産・夢の断念など数々のマイナスの影響、社会の弱点があぶりだされたこと、基本的な価値観の再確認や、この危機の克服の呼びかけなどです。

 

フランス語版/
The Belgian Monarchy(ベルギー王室公式チャンネル):
Discours à l’occasion de la Fête Nationale, le 21 juillet 2020 – YouTube

 (フランス語版:ベルギー王室公式サイト)Discours de Sa Majesté le Roi à l’occasion de la Fête Nationale | La Monarchie belge

 

オランダ語版/
The Belgian Monarchy(ベルギー王室公式チャンネル):
Toespraak ter gelegenheid van de Nationale Feestdag, 21 juli 2020 – YouTube

 (オランダ語版:ベルギー王室公式サイト)Toespraak van Zijne Majesteit de Koning ter gelegenheid van de Nationale Feestdag | De Belgische Monarchie

 

ドイツ語版/
The Belgian Monarchy(ベルギー王室公式チャンネル):
Ansprache anlässlich des Nationalfeiertages am 21. Juli 2020 – YouTube

 (ドイツ語版:ベルギー王室公式サイト)Ansprache Seiner Majestät des Königs zum Nationalfeiertag | Die Monarchie Belgien

 

前ベルギー王アルベール2世陛下の娘であることが確定したデルフィーヌ・ボエルが姓を変える(デルフィン・ファン・サクセン=コブルフ or デルフィーヌ・ド・サクス=コブール)つもりだとフランデレン地域のメディアが報道している模様(2020年1月)

 ウェブ上でニュースソースは見つからなかったのですが、前ベルギー王アルベール2世陛下(His Majesty King Albert II of Belgium)の娘であることが確定したデルフィーヌ・ボエルDelphine Boël)が姓を変えるつもりであるとフランデレン地域のメディアが報道しているという話が出ています。

関連:
 前ベルギー王アルベール2世陛下が弁護士を通じて、 DNA 検査の結果はデルフィーヌ・ボエルの生物学上の父がアルベール2世であることを示していることを発表(2020年1月)

 ウェブ上で見つけられないうえに、「親しい友人の話」だそうなので、信用度には疑問符が付きますが、彼女はオランダ語ではデルフィン・ファン・サクセン=コブルフDelphine Van Saksen-Coburg)、フランス語ではデルフィーヌ・ド・サクス=コブールDelphine De Saxe-Cobourg)を選ぶとされています。
 ドイツ語ではデルフィーネ・フォン・ザクセン=コーブルクDelphine Von Sachsen-Coburg)となるでしょうか。

※なお、彼女は、ベルギー王室構成員が使用するベルギーを意味する姓、「ド・ベルジック」「ファン・ベルヒエ」「フォン・ベルギエン」も選択可能です。いずれにせよ、ベルギー王フィリップ陛下の許諾が必要とも報道されていますが、詳細な法的手続きなどはよくわかりません。

 

 真偽もまだ不明ですが、加えて言いますと、今のところ彼女は法律上の父親である“ヨンクヒール”・ジャック・ボエルと法律上の縁が切れたわけではなく(と言いますか、切れたとする報道がありません)、従って法律上はベルギー貴族の“ヨンクフラウ”であることになる、と思います
 姓を変えるだけでは法律上の父親と完全に縁を切ることになるわけではないと思うので、ザクセン=コーブルク系統の姓になっても、ベルギー貴族の“ヨンクフラウ”であり続けるのではないかと思いますが……。

 

続報:
 前ベルギー王アルベール2世陛下の娘であることが確定したデルフィーヌ・ボエルがベルギー王女に(2020年10月)子供二人もジョゼフィーヌ王女殿下とオスカル王子殿下に

 

前ベルギー王アルベール2世陛下が弁護士を通じて、 DNA 検査の結果はデルフィーヌ・ボエルの生物学上の父がアルベール2世であることを示していることを発表(2020年1月)

 前ベルギー王アルベール2世陛下(His Majesty King Albert II of Belgium)は、弁護士を通じて、 DNA 検査の結果はデルフィーヌ・ボエルDelphine Boël)の生物学上の父親がアルベール2世であることを示していることを発表しました。

※要するに、裁判所が DNA 検査の結果公開を決めたので、浮気でできた子供だと、ようやく完全に認めたということです。

 アルベール2世は今後、法的に何かを争う意思はないとのことです。
 デルフィーヌ・ボエル側は「真実を知りたいだけで、財産や称号が目当てではない」という意思表明をこれまでしてきましたが(みんなとっくの昔から娘なんだろうなと確信してましたけど)、今回の発表を受けて、これで事態を終わりにするかどうかはなんともいえないところです。
 財産に関しては、デルフィーヌ・ボエルには国際的には知名度は大してありませんが、現地やその周辺での知名度や評価はそれなりにある人物であり、すでにアルベール2世よりも多くの財産を保有しているとの観測(追記:法律上の父親であるジャック・ボエルの家は資産家です)もあります。
 また称号(王女など)に関してルール上からデルフィーヌ・ボエルに自動的に与えられるものはありませんが(というのが一般的な解釈ですが違う可能性は常にあることはお断りしておきます)、こんなものは君主が叙せばいいものなので(特にベルギーでは)、異母兄であるベルギー王フィリップ陛下が称号を与えられば得ることはできます。ボエル側は称号目当てではないといっても、(財産もそうですが)「くれるといっても貰わない」とまでは言っていないので、王室側があげたほうがいい気がしたらあげるのではないのでしょうか。

 そのほか、名前(姓)の変更や、王室の一員(ないしは一員に準ずる待遇)があるのかということもあるのですが、デルフィーヌ・ボエルの支持者はいずれもこういう問題に関しては本人が望んでいないとしてきています。しかし、状況が変われば人間の考えは変わるものですし、王室側がなにかを提案することもありえます。

 

 (オランダ語)Koning Albert II geeft toe dat hij vader is van Delphine Boël | Binnenland | Nieuws | HLN

HLN.BEさんはTwitterを使っています: 「Koning Albert II geeft toe dat hij vader is van Delphine Boël https://t.co/pzxyOonyMd https://t.co/YspHHOjdAp」 / Twitter

 

 (オランダ語)Koning Albert II geeft toe dat Delphine Boël zijn dochter is – De Standaard

 

追加リンク:

ANNnewsCH(ANN NEWS):
ベルギー前国王“隠し子騒動”DNA鑑定で「娘」認知(20/01/28) – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=GaAjo80pAjg

 そして、この度、正式に娘だと認知された女性のデルフィーヌ・ボエルさん(51)です。ボエルさんはアルベール2世が退位したその年に認知を求めて提訴に踏み切ります。裁判で前国王は一貫してボエルさんの主張を否定。しかし、どういう訳か裁判所が求めたDNA鑑定を拒否。

 裁判所は去年5月、前国王に対して「鑑定を拒否すれば一日あたり約60万円の罰金を科す」と通告。その結果、前国王もとうとう鑑定に応じ、そして、言い逃れできない状況を突き付けられた模様です。

 前国王の4番目の子どもであると認められたボエルさん。報道によれば、王位継承権や称号などを得ることはないようです。

 

関連:
 前ベルギー王アルベール2世陛下の娘であることが確定したデルフィーヌ・ボエルが姓を変える(デルフィン・ファン・サクセン=コブルフ or デルフィーヌ・ド・サクス=コブール)つもりだとフランデレン地域のメディアが報道している模様(2020年1月)

 

ベルギー王女アストリッド殿下と夫のローレンツ大公殿下がネパールを訪問(2020年1月)大統領や外相と会談

 2020年1月19日から1月22日にかけて、ベルギー王女アストリッド殿下(オーストリア=エステ大公妃 : オーストリア皇子妃 : ハンガリー王子妃 : ベーメン王子妃 : モデナ公妃 : Her Imperial and Royal Highness Princess Astrid of Belgium, Archduchess of Austria-Este, Princess Imperial of Austria, Princess Royal of Hungary and Bohemia, Duchess of Modena)と夫のオーストリア=エステ大公/ベルギー王子ローレンツ殿下(ロレンツ大公 : オーストリア皇子 : ハンガリー王子 : ベーメン王子 : モデナ公 : His Imperial and Royal Highness Prince Lorenz of Belgium, Archduke of Austria-Este, Prince Imperial of Austria, Prince Royal of Hungary and Bohemia, Duke of Modena)は、ネパール連邦民主共和国を訪問しました。

 

Belgium in IndiaさんはTwitterを使っています: 「Her Royal Highness Princess Astrid, Princess of Belgium, will visit Nepal from 19 until 22 January #HRHVisitsNepal 🇧🇪🇳🇵 More info about HRH Princess Astrid of Belgium: https://t.co/5VD3hncb1Q https://t.co/mkRbEZYahK」 / Twitter

 

Belgium in IndiaさんはTwitterを使っています: 「Tomorrow HRH Princess Astrid, Princess of Belgium, will visit Nepal #HRHVisitsNepal 🇧🇪🇳🇵 The visit comes less than 6 months after the 1st meeting of the Nepal-Belgium Bilateral Consultation Mechanism furthering the already excellent bilateral relations between the two countries https://t.co/yv424BotJr」 / Twitter

 

Belgium in IndiaさんはTwitterを使っています: 「Her Royal Highness Princess Astrid, Princess of Belgium, has arrived in Nepal #HRHVisitsNepal 🇧🇪🇳🇵 HRH was welcomed at the airport by Minister of State for Industry, Commerce and Supply, Motilal Dugad, by the Belgian Ambassador and Honorary Consul and by Damien Foundation Nepal https://t.co/ShvYR9iAoi」 / Twitter

 

副首相・外務大臣プラディープ・クマル・ギャワリ閣下(The Honourable Mr Pradeep Kumar Gyawali)と会見:
Belgium in IndiaさんはTwitterを使っています: 「HRH Princess Astrid, Princess of Belgium met with the Hon. Foreign Minister of Nepal who also graciously hosted a welcome dinner where the Hon. Minister of Health and Population and the Hon. Minister of Culture, Tourism and Civil Aviation were also present #HRHVisitsNepal 🇧🇪🇳🇵 https://t.co/ezG2YT8tYk」 / Twitter

 

Belgium in IndiaさんはTwitterを使っています: 「As Honorary President of Damien Foundation, Her Royal Highness Princess Astrid, opened a new Tuberculosis Centre in Kailali together with the Hon. Minister of Health and Population @dhbhanu. HRH also met with people affected by tuberculosis and leprosy. #HRHVisitsNepal 🇧🇪🇳🇵 https://t.co/TvL1ERll85」 / Twitter

 

Belgium in IndiaさんはTwitterを使っています: 「Today, HRH Princess Astrid of Belgium visits the beautiful old town of Bhaktapur Known as “Nepal's Cultural Gem”, Bhaktapur is rich in architectural beauty. One of Bhaktapur’s major attractions is the Durbar Square which is a @UNESCO World Heritage Site #HRHVisitsNepal 🇧🇪🇳🇵 https://t.co/BOWP6OYb4A」 / Twitter

 

Belgium in IndiaさんはTwitterを使っています: 「HRH Princess Astrid of Belgium visited the 36-meter-high stupa of Boudha, one of the @UNESCO World Heritage sites in Nepal and one of the most imposing landmarks in Kathmandu #VisitNepal2020 #HRHVisitsNepal 🇧🇪🇳🇵 https://t.co/2oVEWUJ7Zi」 / Twitter

 

Belgium in IndiaさんはTwitterを使っています: 「It was heartwarming to see many people come out in support of #WorldLeprosyDay at a seminar where HRH Princess Astrid of Belgium listened to the experiences of individuals affected by leprosy who face stigma and discrimination #HRHVisitsNepal🇧🇪🇳🇵 https://t.co/WzSFGfuBQ4」 / Twitter

 

大統領ビディヤ・デヴィ・バンダリ閣下(Her Excellency The Right Honourable Bidya Devi Bhandari)と会見:
Belgium in IndiaさんはTwitterを使っています: 「Yesterday, Her Royal Highness Princess Astrid of Belgium met with The Right Honourable President of Nepal, Mrs. Bidya Devi Bhandari @PresidentofNP #HRHVisitsNepal 🇧🇪🇳🇵 https://t.co/l6OBOvCZTj」 / Twitter

 

Belgium in IndiaさんはTwitterを使っています: 「Her Royal Highness Princess Astrid of Belgium is the Special Envoy of the Ottawa Anti-Personnel Mine Ban Convention During her visit to Nepal, HRH advocated for Nepal's accession to the #OttawaConvention #HRHVisitsNepal🇧🇪🇳🇵 https://t.co/iLMSWDjtai」 / Twitter

 

Belgium in IndiaさんはTwitterを使っています: 「During her visit to Nepal, HRH Princess Astrid of Belgium met patients affected by Leprosy and Tuberculosis. She did not shy away from visiting the sick, in order to fight against the stigmatisation of those affected #HRHvisitsNepal 🇧🇪🇳🇵#WorldLeprosyDay https://t.co/4NZMRHZhT2」 / Twitter

 

MOFA of Nepal 🇳🇵さんはTwitterを使っています: 「Foreign Minister Hon. Mr. Pradeep Kumar Gyawali met with HRH Princess Astrid of Belgium today. HRH is in Nepal in her campaign against tuberculosis and leprosy. Foreign Minister Gyawali hosted dinner in honour of the visiting Princess. @PradeepgyawaliK @bairagi_shanker @PaudyalBR https://t.co/Zvn8rNys24」 / Twitter

 

Humanity & Inclusion NepalさんはTwitterを使っています: 「#HRHVisitsNepal🇧🇪🇳🇵 Wonderful opportunity for @HI_belgium team in #Nepal to meet with HRH Princess Astrid of Belgium at a reception organised by @action_damien. So happy to have discussed on status of the #OttawaTreaty in Nepal & hope GoN signs it soon! @BelgiuminIndia @bergwill1 https://t.co/bbsOhnYlER」 / Twitter