オランダ王ウィレム=アレクサンダー陛下が、議会での国王演説をおこなう(2018年9月)

 2018年9月18日、オランダ王ウィレム=アレクサンダー陛下(Willem-Alexander : His Majesty The King of the Netherlands)は、議会での国王演説をおこないました。
 オランダ王妃マクシマ陛下(Máxima : Her Majesty The Queen of the Netherlands)が同席。

 弟夫妻の、
 オランダ王子コンスタンティン殿下(His Royal Highness Prince Constantijn of the Netherlands, Prince of Orange-Nassau, Jonkheer van Amsberg)、
 オランダ王子妃ローレンティン殿下(Her Royal Highness Princess Laurentien of the Netherlands, Princess of Orange-Nassau, mevrouw Van Amsberg-Brinkhorst)、
 が傍聴し、バルコニーにて四人で手を振っている写真が公開されています。

 動画からは従弟の、
 バルディ伯爵/ブルボン=パルマ公子ハイメジャコモ】殿下(His Royal Highness Prince JaimeGiacomo】 of Bourbon-Parma, Count of Bardi)
 の姿も席にあるようにみえます。

 

Koninklijk Huis(オランダ王室公式チャンネル):
Troonrede 2018 – YouTube

 

 (オランダ語スピーチ内容:オランダ王室公式サイト)Troonrede 2018 | Toespraak | Het Koninklijk Huis
 (英訳版:オランダ王室公式サイト)Speech from the Throne 2018 | Speech | Royal House of the Netherlands

 

Koninklijk Huisさんのツイート: "Speech from the Throne 2018: https://t.co/4706Zd9Bdj Thronrede 2018: https://t.co/7f5kYroZZM Discours du trône 2018: https://t.co/SQTPmc4zW0 #Prinsjesdag #Troonrede… https://t.co/PoOVCPCvR8"

 

Koninklijk Huisさんのツイート: "De balkonscène, Paleis Noordeinde #Prinsjesdag https://t.co/Ac0lAwB9b7… "

 

Koninklijk HuisさんはInstagramを利用しています:「Koning Willem-Alexander en Koningin Máxima vertrekken in de Glazen Koets naar het Binnenhof. In de Ridderzaal spreekt de Koning de…」

 

Koninklijk HuisさんはInstagramを利用しています:「Koning Willem-Alexander, Koningin Máxima, Prins Constantijn en Prinses Laurentien op het #balkon van Paleis Noordeinde. #Prinsjesdag…」

 

高円宮家の絢子女王殿下と守谷慧 氏の「告期の儀」がおこなわれる(2018年9月)

 2018年9月19日、高円宮家の絢子女王殿下(あやこ : Her Imperial Highness Princess Ayako of Takamado)と、守谷慧氏(もりや けいKei Moriya)の「告期の儀」がおこなわれたようです。

 

 絢子さま「告期の儀」 結婚式の日取り正式決定 | NHKニュース

「告期の儀」は結婚式の日取りを正式に決める皇室の行事で、19日午前10時前、守谷さんの使いで親族の近藤達也さんが、モーニング姿で高円宮邸に到着しました。

続いて、絢子さまと母親の久子さまが待たれる、故高円宮さまの肖像画のある応接室で「告期の儀」が行われました。

結婚式は東京の明治神宮で、神式で仲人を立てずに行われ、翌日には皇太子ご夫妻や三権の長などを招いた晩さん会が催されます。

 

”元ルーマニア王子”ニコラエ・メドフォース=ミルズ氏夫妻の宗教結婚式に、伯母のルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下や、母のルーマニア王女エレーナ殿下は参列予定なしとの報道(2018年9月)

 ルーマニアの報道によりますと、2018年9月30日に予定されている”元ルーマニア王子”のニコラエ・メドフォース=ミルズ氏(Nicolae Medforth-Millsニコラス・メドフォース=ミルズ氏 : Nicholas Medforth-Mills)とアリナ夫人の宗教結婚式に、伯母のルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下(Her Majesty Margareta, the Custodian of the Crown of Romania : ルーマニア皇太子マルガレータ殿下 : Her Royal Highness Crown Princess Margareta of Romania)や母のルーマニア王女エレーナ殿下(Her Royal Highness Princess Elena of Romania)は参列予定がないとのことです。

 

 (ルーマニア語)Reacţia fostului principe Nicolae, după ce s-a aflat că nimeni din Casa Regală nu va participa la nunta lui. Ce s-a întâmplat cu invitaţia trimisă – Mediafax

 

 妹のエリサベタ・カリナ・デ・ロムニエ・メドフォース=ミルズ嬢(Elisabeta Karina de Roumanie Medforth-Mills)は参列するとのことですが……。

 マルガレータ陛下だけが出ないというのであれば、ニコラエ氏の処遇を最終的に妹に任せるとも取れますが、エレーナ殿下まで参列しないとなると、エレーナ殿下にもニコライ氏の王室成員への再編入という考えはないとも受け取れます。

 一方、このままでは将来的には妹のエリサベタ嬢がルーマニア王室当主となることになりますが、そのような準備がなされているという情報はまったくありません。ほかに次世代でルーマニア王位継承権を保有しているのは兄妹の従妹のエリサベタ・マリア・ビアルネイシ嬢(Elisabeta Maria Biarneix)だけです。

 ルーマニア王室は一体なにがしたいのかわかりませんが……。

 

 しかし、いずれにせよ、ニコラエ氏のいうように、「まだ時間はある」ので、最終的にどうなるかはわかりません。

 

ハワイ王女アビゲイル・キノイキ・ケカウリケ・カワナナコア殿下の資産管理について、判事はファースト・ハワイアン・バンクを管理者にあてることを決定(2018年9月)

 アメリカ合衆国ハワイ州ホノルルの裁判所は、ハワイ王女アビゲイル・キノイキ・ケカウリケ・カワナナコア殿下(Her Royal Highness Princess Abigail Kinoiki Kekaulike Kawānanakoa of Hawaii)の資産管理について、ファースト・ハワイアン・バンクを管理者にあてることを決定したようです。

 

 (英語)Hawaiian princess Abigail Kawānanakoa loses control of $215M trust
 (英語)Judge rules Hawaiian princess unfit to manage $215m trust | US news | The Guardian
 (英語)Judge Tells Hawaiian Princess Abigail Kawananakoa That She's Mentally Incapable of Managing Her $215M Trust

 

 同殿下は、ハワイ王位継承者を考える場合に名前が挙がる一人でもあります。

 今回の騒動は、昨年(あるいは少し前から)殿下の資産管理人と殿下の間に意見の相違などが持ち上がり、資産管理人が裁判所に本人は意思決定が不可能な精神状況にあると申し立て、一方殿下は資産管理人の解任をおこないます。
 これと前後して、殿下は、20年来のパートナーとされるヴェロニカ・ゲイル・ワースVeronica Gail Worth)と同性婚をおこないました(これに伴い、ヴェロニカの姓がカワナナコアとなっているかもしれませんが……)。
 殿下がヴェロニカを資産管理に関わる一人に任命しようとする一方、資産管理人や殿下のケア(?)などをおこなっていた人物がヴェロニカが殿下に暴力をふるっているのを見たと主張するなど、どこかで聞いたことのあるような展開になり、そして判決が出たわけです。
 資産管理人をその地位からはずす一方、殿下側の主張は認めずファースト・ハワイアン・バンクを管理者にあてるということになりました。
 当面のところ、殿下の資産によって運営されている団体は、そのままの方針で活動を続けるものとみられています。

 今回の騒動はこの先があるのかどうかわかりませんが(控訴?の類)、それはそれとして、殿下の遺言書でヴェロニカが相続人に指名されている可能性は高く(指名してなくても結婚相手になってますし)、その場合、またひと悶着あるでしょう。

 

関連:
 訃報(2022年12月11日):ハワイ王女アビゲイル・キノイキ・ケカウリケ・カワナナコア殿下が薨去(1926~2022)ハワイ州知事は半旗掲揚を指示

ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下が、キリスト教/ルーマニア総主教ダニエル聖下と会見(2018年9月)

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと重複します。

 

 2018年9月15日、ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下(Her Majesty Margareta, the Custodian of the Crown of Romania : ルーマニア皇太子マルガレータ殿下 : Her Royal Highness Crown Princess Margareta of Romania)は、キリスト教/東方正教会/ルーマニア正教会の首座/ルーマニア正教会総主教ダニエル聖下(ブカレスト大主教 : ムンテニア・ドブロジャ府主教 : カエサレア・カッパドキアエ首座代行 : His Beatitude Daniel, Archbishop of Bucharest, Metropolitan of Muntenia and Dobrudgea, Locum tenens of the throne of Caesarea Cappadociae, Patriarch of the Romanian Orthodox Church)と会見しました。

 夫のルーマニア王子ラドゥ殿下(His Royal Highness Prince Radu of Romania)や、
 ルーマニア正教会の、トゥルゴヴィシュテ大主教ニフォン座下(個人の称号として府主教 : His Eminence Hon Metropolitan Nifon, Archdiocese of Targoviste)、
 プロイェシュティ主教ヴァルラアム座下(His Grace Varlaam, Bishop of Ploiești)、
 らが同席。

 

 (ルーマニア語:ルーマニア王室公式ニュース配信サイト)Custodele Coroanei s-a întâlnit cu Patriarhul Daniel | Familia Regală a României / Royal Family of Romania

 (ルーマニア語:ルーマニア正教会通信)Custodele Coroanei s-a întâlnit cu Patriarhul României – Basilica.ro
 (英語:ルーマニア正教会通信)Crown Princess Margareta meets with Patriarch Daniel of Romania – Basilica.ro

 

Familia Regalăさんのツイート: "Her Majesty had a meeting with the Patriarch of the Romanian Orthodox Church https://t.co/NzhggWWplU… "
https://twitter.com/casamsregelui/status/1041337771657445376

 

Basilica.roさんのツイート: "Întâlnirea a avut loc la Mănăstirea Caraiman cu prilejul evenimentelor religioase şi comemorative desăfăşurate în jud. Prahova, la care a participat Familia Regala a Romaniei. https://t.co/tc2QTx2RTR"

Întâlnirea a avut loc la Mănăstirea… – Agenția de știri Basilica | Facebook