訃報(2019年1月1日?1月2日?):オーストリア大公女エリザベート殿下が薨去(1942~2019)トスカナ大公室系ハプスブルク家、母はルーマニア王女

 2019年1月1日or2日、ハプスブルク家の、オーストリア大公女エリザベート殿下(ハンガリー王女 : ベーメン王女 : トスカナ大公女 : Her Imperial and Royal Highness Archduchess Elisabeth of Austria, Princess Imperial of Austria, Princess Royal of Hungary and Bohemia, Princess of Tuscany)が薨去した模様です。
 1942年1月15日生まれの76歳。

 

 (英語)Archduchess Elisabeth Sandhofer dies aged 76 – Transylvania Now
 (英語)Royal Musings: Archduchess Elisabeth of Austria, Frau Sandhofer (1942-2019)

 (ルーマニア語)Arhiducesa Elisabeta Sandhofer, fiica principesei… | News.ro
 (ルーマニア語)Fiica principesei Ileana A MURIT. Arhiducesa Elisabeth Sandhofer avea 76 de ani

 

 トスカナ大公室系ハプスブルク家の故アントン大公殿下と大公妃の故・ルーマニア王女イレアナ殿下の娘の一人で、母方のつながりからルーマニア王室関連の行事への臨席も多くみられました。

 

訃報(2019年2月11日):リーニュ公妃(未亡人)アリックス殿下、薨去(1929~2019)ルクセンブルク大公女

 2019年2月11日、リーニュ公妃(未亡人)アリックス殿下(Alix : Her Royal Highness The Princess of Ligne, Princess of Luxembourg, Princess of Nassau, Princess of Bourbon-Parma : ルクセンブルク大公女、ナッサウ公女、ブルボン=パルマ公女)が薨去したようです。
 1929年8月24日生まれの89歳。

 

 (フランス語:ルクセンブルク大公室公式サイト)Décès de Son Altesse Royale la Princesse Alix | Cour grand-ducale
 (フランス語)Décès de la Princesse Alix, sœur du Grand-Duc Jean
 (フランス語)Les derniers adieux à la princesse Alix – Édition digitale de Tournai

 

関連:
 訃報(2022年8月15日):ベルギー貴族のリーニュ公子ウォティエ閣下が薨去(1952~2022)ルクセンブルク大公アンリ殿下のいとこ

ロシア帝室ロマノフ家当主/ロシア女大公マリヤ殿下が、ロシア帝位継承法の変更の承認を、キリスト教/ロシア正教会モスクワ総主教キリル聖下に求めている模様(2019年1月)

 ロシア帝室では同等身分間の結婚を厳格に要求する帝位継承法がありますが、ロシア帝室ロマノフ家当主/ロシア女大公マリヤ殿下(Head of the Russian Imperial House : Her Imperial Highness The Grand Duchess Maria Wladimirovna of Russia)が、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会の首座/モスクワ・全ロシア【ルーシ】総主教キリル聖下(キリール総主教 : His Holiness Kirill, Patriarch of Moscow and all Russia【Rus’】)に継承法の変更の承認を求めているようです。

 

※サイト運営者が新たに別のサイトを立ち上げ、それに関連する記事を移行中のため、下記記事は閲覧できなくなっている場合があります。記事の移行が確認できればリンクを貼り替えますが、下記記事は移行されるかはわかりません。
 (英語)Russian Imperial House Considers Changes to Law of Succession | Royal Russia News

 

 要するにこのままでは継嗣のロシア大公ゲオルギー殿下(His Imperial Highness The Heir, Tsesarevich, and Grand Duke George of Russia)の結婚相手がどうにもならないということですが……。
 総主教の承認で変更というのもなんともいえない発想ではあります(キリル聖下はマリヤ殿下母子を支持する発言をしたことがあります)。

 伝統的な観点からすれば、結婚自体は教会に属する問題といえますが、同等身分間の結婚かどうかは教会の問題ではないですし、まして帝位継承法の変更の承認を教会に求めるのはどうなのかと思いますが……。

 

 仮に変更がおこなわれた場合、貴賤結婚の子孫として権利を認められなかったマリヤ殿下よりも傍系の男系男子ら(ロマノフ家協会など)からまたもやの激しい不満や批判・暴言の類が出ることは間違いありません。

 加えて、アントン・アレクセーヴィチ・バコフ氏(Anton Alexeevich Bakov)【またはアントン・バコフ公閣下(His Serene Highness Prince Anton Bakov)】も、自らが擁立するロシア皇帝ニコライ3世ことライニンゲン公子カール・エミッヒ殿下(His Serene Highness Prince Karl Emich of Leiningen)の三度目の結婚で生まれた男子がロシア帝位に即位することが可能になったとか言い出すかもしれません(当の息子さんがやりたがるかどうかは……)。

関連:
 ライニンゲン公子カール・エミッヒ殿下を“ロシア皇帝ニコライ3世”として擁立しているロシアの君主政主義者党の立ち上げた王室情報サイト(2019年3月)“ニコライ3世”ではなく「ロシア公子ニコライ・キリロヴィチ殿下」となっています

 

誕生(2019年2月8日):オルレアン公女マリー・アメリー殿下【オルレアン派フランス王室】

 2019年2月8日、オルレアン派フランス王室に、オルレアン公女マリー・アメリー殿下(Her Royal Highness Princess Marie Amélie of Orleans)が誕生したようです。
 ドルー伯爵/オルレアン公子フランソワ殿下とテレーザ妃殿下の第二子・長女となります。

 

Notre famille a accueilli hier une… – Le prince Jean de France | Facebook

 

 (サイト移転により記事の掲載が終了しています)(フランス語)Nouvelle naissance chez le comte et la comtesse de Dreux – Le blog de La Couronne
掲載時URL:https://www.la-couronne.org/actualite-royale/nouvelle-naissance-chez-le-comte-et-la-comtesse-de-dreux/

 (ドイツ語)Theresa von Einsiedel + François d'Orléans sind wieder Eltern geworden | GALA.de

 

 誕生地がスペインのパルマ・デ・マジョルカということです。
 両殿下の、パリ伯アンリ(7世)殿下(1月21日薨去)の葬儀の欠礼はこのためだったのではないかという観測。

 

誕生(2018年12月26日):ユーゴスラビア王女【セルビア王女】ナタリヤ殿下

 2018年12月26日、ユーゴスラビア王女【セルビア王女】ナタリヤ殿下(Her Royal Highness Princess Natalija of Yugoslavia / Serbia)が誕生しました。
 ミハイロ王子殿下(1985年生まれの方)とリュビツァ妃殿下の長女・第一子です。

 

 (英語:セルビア王室公式サイト)PRINCE MIHAILO AND PRINCESS LJUBICA WELCOME THEIR FIRST CHILD, A DAUGHTER NATALIJA | The Royal Family of Serbia