マルタ騎士団総長殿下が外交関係樹立25周年のためブルガリアを公式訪問。大統領、旧ブルガリア王シメオン2世陛下、キリスト教/ブルガリア総主教らと会見(2019年12月)

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと重複します。

 

 第80代マルタ騎士団総長“フラー”・ジャコモ・ダッラ・トッレ・デル・テンピオ・ディ・サングイネット殿下(His Most Eminent Highness The Prince and Grand Master, Fra’ Giacomo Dalla Torre del Tempio di Sanguinetto)は、同騎士団とブルガリア共和国の外交関係樹立25周年を記念し、ブルガリア共和国を公式訪問しました。
 グランド・チャンセラー【国務総監/外務総監】のアルプレヒト・フライヘル・フォン・ベーゼラガー閣下(Grand Chancellor, His Excellency Albrecht Freiherr von Boeselager, Bailiff Grand Cross of Honour and Devotion in Obedience)、
 グランド・ホスピトラー【医務総監】ラ・ロシュフコー公ドミニク・ド・ラ・ロシュフコー・ド・モンベル閣下(His Excellency Dominique de La Rochefoucauld de Montbel, Prince 【Fürst】 de La Rochefoucauld)、
 らが同行。
※いずれも貴族の家系。

 総長殿下は、ブルガリア共和国大統領ルメン・ゲオルギエフ・ラデフ空軍少将閣下(His Excellency Dr Rumen Georgiev Radev)と会見しました。

 

Order of Malta | Official Channel(マルタ騎士団公式チャンネル):
Grand Master of the Order of Malta on a State Visit to the Republic of Bulgaria. – YouTube

 

Order of Malta | Official Channel(マルタ騎士団公式チャンネル):
Il Gran Maestro dell'Ordine di Malta in Visita di Stato nella Repubblica di Bulgaria – YouTube

 

 (英語:マルタ騎士団公式サイト)Grand Master Fra' Giacomo Dalla Torre on a State Visit to the Republic of Bulgaria. President Radev: "Your work is a source of inspiration". – Order of Malta

 (ブルガリア語:ブルガリア大統領府公式サイト)
Държавно посещение у нас на Великия магистър на Суверенния военен хоспиталиерен орден на Св. Йоан от Йерусалим Родос и Малта

 

Order of MaltaさんはTwitterを使っています: 「Grand Master of the #OrderofMalta on a State Visit to the Republic of #Bulgaria. President Radev: “Your work is a source of inspiration”. https://t.co/0Z8FHiBiub」 / Twitter

 

Order of Malta – The Grand Master of the Sovereign Order… | Facebook

 

Order of Malta(@orderofmalta_official) • Instagram写真と動画

 

 総長殿下は、旧ブルガリア王シメオン2世陛下(His Majesty King Simeon II of the Bulgarians : 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキ氏 : Simeon Saxe-Coburg-Gotha)および旧ブルガリア王妃マルガリータ陛下(Her Majesty The Queen【Tsaritsa】Margarita of the Bulgarians : マルガリータ・サクスコブルクゴツカMargarita Saxe-Coburg-GothaMargarita Sakskoburggotska)と会見しました。

 (ブルガリア語:ブルガリア王室公式サイト)В знак на уважение към Цар Симеон и Царица Маргарита Негово Височество Принцът и Велик магистър на Суверенния Малтийски орден и водената от него делегация посетиха Двореца „Врана“ « Н.В. Цар Симеон II

 (ブルガリア語)Великият магистър на Малтийския орден посети "Врана" – ᐉ Новини от България • последни новости и актуална информация | ФАКТИ.БГ

Негово Височество Принцът и Велик… – Н.В. Цар Симеон ІІ | Facebook

 

 総長殿下一行は、キリスト教/東方正教会/ブルガリア正教会の首座/ブルガリア総主教・ソフィア府主教ネオフィット聖下(His Holiness Patriarch Neophyte【Neofit】 of Bulgaria, Metropolitan of Sofia)と会見。

Българският патриарх Неофит прие днес принца и велик магистър на Малтийския орден

Българска православна църква – Българска… – Българска православна църква – Българска патриаршия | Facebook

 

訃報(2019年3月5日):モニカ・フォン・ノイマン、卒去(1964~2019)数学者ジョン・フォン・ノイマンの遠縁の人物の未亡人で、セレブ(?)だったけれどホームレスになるなど困窮して亡くなった模様

 2019年3月5日、モニカ・フォン・ノイマンMonica von Neumannモニカ・ノイマン・フォン・ヘータールシュMonica Neumann von Héthárs)が卒去したようです。
 1964年6月15日生まれの54歳。

 数学者ジョン・フォン・ノイマンの遠縁の人物の未亡人です。
 “バロネス”・モニカ・フォン・ノイマン(Baroness Monica Von Neumann)とも呼ばれているようですが、亡夫の家は貴族の世襲騎士で、男爵ではありません。しかし同家の他の系統に男爵(というかフライヘル【Freiherr】)を受けている系統があるようです。ジョン・フォン・ノイマンの家系は貴族の地主(というか父がそうなった)。

 

 セレブ(?)だったけれどホームレスになるなど困窮して亡くなった模様、と記事名に書きましたが、「バーナード・マドフ事件」の被害者とも記事にはあり(詳細や被害額はわかりませんが、その後もお金のかかる活動はしていたようではあります)、浮き沈み激しい人生を送った方々の一人なのでしょう。

 

 (英語)Baronness Monica Von Neumann has passed, was homeless for at least a year | Lipstick Alley

 

Monica Von NeumannさんはInstagramを利用しています:「Join us for a morning of remembrance celebrating her life! March 21st 2019 at 11:00am | Hillside Memorial Park and Mortuary 6001 West…」

 

宗教結婚式(2018年10月20日):ヴュルテンベルク公女ゾフィー殿下とアンディニェ伯爵子マクシミリアン

 2018年10月20日、ヴュルテンベルク公女ゾフィー殿下(Her Royal Highness Duchess Sophie of Württemberg)とアンディニェ伯爵子マクシミリアン(Count Maximilien d’Andignéマクシミリアン・ダンディニェ)の結婚式がバイエルンのテガーンゼー修道院(Tegernsee Abbey : テガーンゼー城 : Tegernsee Castle)で執りおこなわれたようです。

※テガーンゼー城は現在、ゾフィー殿下の母方の祖父バイエルン公(in)マックス・エマヌエル殿下夫妻の居城。

 二人は9月15日に、ヴュルテンベルク家の本拠地アルツハウゼンで民事婚を済ませています。
 アンディニェ伯爵子マクシミリアンはフランス貴族の家系。

 

 (英語)Duchess Sophie Württemberg marries French Count Maximilien d'Andigné | Daily Mail Online

 

 (ドイツ語)Tegernsee: Herzogin Sophie von Württemberg heiratete am Samstag im Schloss – Video | Tegernsee
 (ドイツ語)Tegernsee: Herzogin Sophie von Württemberg heiratete am Samstag im Schloss – Video | Region
 (ドイツ語)Sophie von Württemberg & Maximilien d'Andigné: Adelshochzeit am Tegernsee: Das Brautkleid ist überwältigend! | BUNTE.de
 (ドイツ語)Sophie von Württemberg + Maximilien d'Andigné: Offizielle Hochzeitsfotos da! | GALA.de

 

Tegernseer Zeitung – Adels-Hochzeit am Tegernsee: Herzogin Sophie und Comte Maximilien beim Auszug | Facebook

 

Point De VueさんはInstagramを利用しています:「Félicitations aux nouveaux mariés ! 👰🏼🤵La duchesse Sophie de Wurtemberg, petite-fille de la princesse Diane de France, et le comte…」

 

 (写真一覧)Duchess Sophie of Wurtemberg and Count Maximilien of Andigne wedding, Tegernsee | Editorial Photos, Celebrity, News, & Sports Images | Rex

 

 (写真一覧)画像と写真 | Getty Images

Duchess Sophie of Wurtemberg and Count Maximilien of Andigne leave… ニュース写真 | Getty Images
Embed from Getty Images

 

参列者/

※後で更新します。

 新郎の一族:
 父母/アンディニェ伯爵子エルヴィ(Count Hervé d’Andignéエルヴィ・ダンディニェ)と伯爵子夫人マリー・アデライード(Countess Marie Adelaide d’Antignéマリー・アデライード・ダンディニェ)、
 アンディニェ伯爵子アレクサンドル(Count Alexandre d’Andignéアレクサンドル・ダンディニェ)、
 アンディニェ伯爵子ガスパール(Count Gaspard d’Andignéガスパール・ダンディニェ)、
 アンディニェ伯爵子ランスロランスロ・ダンディニェ)、

 新婦の両親:
 ヴュルテンベルク公子フィリップ殿下(His Royal Highness Duke Philipp of Württemberg)とヴュルテンベルク公子妃マリー・カロリネ殿下(バイエルン公女 : バイエルン王女 : Her Royal Highness Duchess Marie Caroline of Württemberg, Duchess in Bavaria, Princess of Bavaria)、
 新婦の妹/ヴュルテンベルク公女パウリーネ殿下(Her Royal Highness Duchess Pauline of Württemberg)、

 新婦の妹/ヴュルテンベルク公女アナ殿下(Her Royal Highness Duchess Anna of Württemberg)、

 新婦の親族(ヴュルテンベルク王室):
 父方の祖父/ヴュルテンベルク公カール殿下、

 新婦の親族(バイエルン王室):
 母方の祖父母/バイエルン公(in)マックス・エマヌエル殿下(His Royal Highness Duke Max Emanuel in Bavaria, Prince of Bavaria)とバイエルン公妃(in)エリザベート殿下(Her Royal Highness Duchess Elizabeth in Bavaria, Princess of Bavaria)、
 母方の伯母リヒテンシュタイン公世子妃ゾフィー殿下(Sophie : Her Royal Highness The Hereditary Princess of Liechtenstein, Countess of Rietberg : バイエルン王女、バイエルン公女 : Her Royal Highness Duchess Sophie in Bavaria, Princess of Bavaria)と子息のリヒテンシュタイン公子ゲオルク殿下(His Serene Highness Prince Georg of Liechtenstein)とリヒテンシュタイン公子ニコラウス(His Serene Highness Prince Nikolaus of Liechtenstein)殿下、
 母方の叔母バイエルン公女・バイエルン王女ヘレーネ殿下(Her Royal Highness Duchess Helene in Bavaria, Princess of Bavaria)、
 母方の叔母バイエルン公女・バイエルン王女エリザベート殿下(Her Royal Highness Duchess Elisabeth in Bavaria, Princess of Bavaria)と夫のダニエル・テルベルガー氏(Daniel Terberger)、
 母方の叔母バイエルン公女・バイエルン王女マリア・アナ殿下(Her Royal Highness Duchess Maria Anna in Bavaria, Princess of Bavaria)と夫のアンドレアス=ファルク・フライヘル・フォン・マルトツァーンAndreas-Falk Freiherr von Maltzahn)、

 スウェーデン貴族:
 【英国貴族の】元モールバラ公爵夫人ロシータ・スペンサー=チャーチルRosita Spencer-Churchill, Duchess of Marlborough : ロシータ・ダグラス伯爵女 : Countess Rosita Douglas)、
 ※バイエルン公妃(in)エリザベート殿下の妹

 

訃報(2018年9月2日):マヌエラ・フライフラウ・フォン・ペルファル・デ・ザイフ・ナセリ、卒去(1952~2018)バイエルンのグライフェンベルク城の所有者一族

 2018年9月2日、ドイツ連邦共和国バイエルン州のグライフェンベルクで、グライフェンベルク城を所有してきたペルファル家の一員のマヌエラ・フライフラウ・フォン・ペルファル・デ・ザイフ・ナセリManuela Freifrau von Perfall de Seif Nasseri)が卒去した模様です。
 1952年7月25日生まれの66歳。
 犬が好きで、著書もあったようです(Amazon.co.jp 「Manuela von Perfall」の検索結果)。

 名前ですが、長めの表記だと上記のようになっていますが、下記記事などでは短く「マヌエラ・フライフラウ・フォン・ペルファルManuela Freifrau von Perfall)」となっています。
 ザイフ・ナセリはすでになくなっている夫の姓のようなので、結婚時にこのようにしたのではないかと思います。

 ペルファル家はバイエルンの古い貴族の家柄で、同地を入手してから長期間統治していました。
 兄二人とその子孫が存命とのことで、グライフェンベルク城自体は兄が所有しているのではないかと思います。

 

 (ドイツ語)Manuela Freifrau von Perfall aus Greifenberg gestorben | Landsberg

 

訃報(2018年9月6日):フランツ・ゲオルク・デッペル・フォン・ヒルシュベルク氏が自邸で死亡しているのが見つかる(?~2018)

 2018年9月6日夕方、フランツ・ゲオルク・デッペル・フォン・ヒルシュベルク氏(Franz Georg Döpper von Hirschberg)が、ドイツ連邦共和国のウンターヴィルデナウにある自邸で亡くなっているのが発見されたそうです。54歳。
 捜査がおこなわれているようですが、最近体調がすぐれていなかったとも報道されています。
 同所でおこなわれる予定だった祭典は延期になった模様。

 同邸宅の所有者である母の、マリア・ドロレス・カタリナ・フライフラウ・デッペル・フォン・ヒルシュベルクMaria Dolores Katharina Freifrau Döpper von Hirschberg)は病院に運ばれているとのことですが……。
 (1928年8月14日生まれの90歳)。

 

 (ドイツ語)Schlossherr Franz Georg Döpper von Hirschberg tot | Oberpfalz TV
 (ドイツ語)Der "Baron" ist tot | Onetz

 

Onetz – Seit einiger Zeit war der "Baron" gesundheitlich… | Facebook

 

 この邸宅ですが、母方のヒルシュベルク家、「フライヘル(Freiherr)」の称号を持っているところが受け継いできたものではないかと思います。
 父の故テオドル・デッペル氏(Theodor Döpper)の家系についてはわかりませんが、貴族であるという情報はありません。

 今回亡くなったフランツ・ゲオルク・デッペル・フォン・ヒルシュベルク氏は、記事からは「Baron」というあだ名(?)で呼ばれていたようですが、父方が貴族でない以上、伝統的には彼も貴族とは分類されず、いわゆる「非貴族の貴族風名前所持者」ではないかと思われます(まだデッペルの系統が不明なのではっきりとはいえませんが)。
 また、フォン・ヒルシュベルク(またはデッペル・フォン・ヒルシュベルク)という名については、母方の名前を使用することは現在のドイツの法律では問題のないことなので、なにかを詐称しているというわけではありません。