ノルウェー王ハーラル5世陛下夫妻のチリ公式訪問始まる(2019年3月)

 2019年3月26日、ノルウェー王ハーラル5世陛下(Harald V of Norway : His Majesty The King)とノルウェー王妃ソニア陛下(Queen Sonja of Norway: Her Majesty The Queen)のチリ共和国公式訪問が始まりました。

 ノルウェー王国とチリ共和国の外交関係樹立100周年とのことです。

 チリ共和国外務大臣ロベルト・アンプエロ・エスピノサ博士閣下(Dr Roberto Ampuero Espinoza)が出迎えた模様。

 

Videos Diario Financiero:
Ahora en DF: Reyes de Noruega llegan a Chile para celebrar 100 años de relaciones diplomáticas – YouTube

 

 (スペイン語:チリ外務省公式サイト)Ministerio de Relaciones Exteriores de Chile – Canciller Ampuero recibe a Reyes de Noruega en inicio de visita de Estado

Cancillería Chile 🇨🇱さんのツイート: "El Canciller @robertoampuero recibe a los reyes de Noruega, Rey Harald V y Reina Sonja, quienes realizan una visita de Estado a Chile que se enmarca en la celebración de los 100 años de relaciones diplomáticas entre ambos países.… https://t.co/uWR4sNbevY"

 

Roberto Ampueroさんのツイート: "Bienvenidos, Rey Harald V y Reina Sonja de Noruega, a quienes acabo de recibir en el aeropuerto para dar comienzo a su visita de Estado. Una invitación del Presidente @sebastianpinera en la que celebraremos los 100 años de relaciones diplomáticas.… https://t.co/2WDL8ypnGC"

 

Kongehuset – Kongen og Dronningen har ankommet Chiles… | Facebook

 

Det Norske Kongehusetさん(@detnorskekongehus) • Instagram写真と動画

 

 チリ公式訪問:ノルウェー王ハーラル5世陛下夫妻が、チリ大統領セバスティアン・ピニェラ・エチェニケ閣下夫妻と会見(2019年3月)大統領夫妻を騎士に叙任
 チリ公式訪問:ノルウェー王ハーラル5世陛下が、チリ独立の英雄ベルナルド・オイギンス像に花輪を献花など(2019年3月)

 

ノルウェー王ハーラル5世陛下夫妻が、政府関係者を招く年次の晩餐会に臨席(2018年10月)

 2018年10月25日、ノルウェー王ハーラル5世陛下(Harald V of Norway : His Majesty The King)とノルウェー王妃ソニア陛下(Queen Sonja of Norway: Her Majesty The Queen)は、政府関係者を招く年次の晩餐会に臨席しました。

 

ハーラル5世陛下のスピーチ映像/
Kongehuset(ノルウェー王室公式チャンネル):
Kongens tale under Stortingsmiddagen 2018 – YouTube

 

 (ノルウェー語:ノルウェー王室公式サイト)Stortingsmiddagen 2018: Kongens tale – kongehuset.no

 

ノルウェー皇太子妃メッテ=マリット殿下が肺線維症(?)と診断(2018年10月)

 2018年10月24日、ノルウェー王室は、ノルウェー皇太子妃メッテ=マリット殿下(Crown Princess Mette-Marit of Norway : Her Royal Highness The Crown Princess)が、肺線維症(?)と診断されたことを発表しました。

※医学的な知識がないので「肺線維症」でいいのかも含めてよくわからないのですが、発表からはそれなりの深刻さがうかがえます。

 妃殿下は「こういった病気が私の活動を制限するとしても早期発見されたことに喜んでいる。可能な限り公務に取り組めるようにしたい」とコメントしてます。

 

 (ノルウェー語:ノルウェー王室公式サイト)Kronprinsessens helsetilstand – kongehuset.no

 

 妃殿下は数年来体調を崩しており、手術も受けています。これまでの病気や体調不良とはまた別、ということなんでしょうか。

 

追記:
 英語記事へリンクしておきます。

 (英語)Crown Princess diagnosed with fibrosis – Norway Today

 

ガーナ:アナン(元)国連事務総長閣下の国葬に、オランダのベアトリクス前女王陛下(王女殿下)とメイベル妃殿下、ノルウェー皇太子妃メッテ=マリット殿下が臨席(2018年9月)棺が国旗に覆われ遺体の顔すら公開されなかったので議論に「彼は『黄金の剣』だから」説も

 2018年9月13日、ガーナ共和国政府主催で2018年8月18日に薨去した国際連合第7代事務総長コフィー・アナン閣下(His Excellency Mr【Dr?】 Kofi Annan)閣下の国葬がおこなわれたようです。

 西欧の王室からは、
 前オランダ女王ベアトリクス陛下(オランダ王女ベアトリクス殿下、オランニェ=ナッサウ公女、リッペ=ビースターフェルト公女 : Her Royal Highness Princess Beatrix of the Netherlands, Princess of Orange-Nassau, Princess of Lippe-Biesterfeld)、
 オランニェ=ナッサウ公子妃メイベル殿下(Her Royal Highness Princess Mabel of Orange-Nassau)、
 ノルウェー皇太子妃メッテ=マリット殿下(Crown Princess Mette-Marit of Norway : Her Royal Highness The Crown Princess)、
 が臨席したようです。

追記:
 モロッコ王国から、モロッコ王モハメッド6世陛下の代理として、“ムーレイ”・ラシッド王子殿下(His Royal Highness Prince Moulay Rachid)が参列した模様。
 (英語)Morocco- Prince Moulay Rachid Represents King Mohammed VI at Kofi Annan Funeral | MENAFN.COM
 (フランス語)SAR le Prince Moulay Rachid représente SM le Roi aux funérailles de Kofi Annan | MAP

 

 (写真一覧)Former UN Sec. Gen. Kofi Annan state funeral in Accra, Ghana – 13 Sep 2018 | Editorial Photos, Celebrity, News, & Sports Images | Rex

 

 (特にめぼしい情報なし)アナン元国連事務総長の国葬 ガーナ | NHKニュース

 

 なお、葬儀中、棺がずっと国旗に覆われていて、遺体の公開が顔すらもなかったことが、同地のSNSで話題になったようです。

 (英語)Ghanaians angry that they were not allowed to view Kofi Annan’s body :: Kenya – The Standard
※↑の記事では見出しがいかにもガーナ人が怒っているかのようですが、今までガーナの記事を読んできた経験からすると、ことはそんな簡単な問題ではないと思います。

 これについてのSNSでのやり取りの画像がコピペされており(しかもその内容の意味をはっきり解説していない!)、

What does mean? School me?

Busummuru is one of the state swords of Asante.
Only the Busummuruhene and Asantehene are allowed to hold it.
Woman are not supposed to look at it.
It is a symbol of authority.
So he with that title means he is by the order of the Busummuru.

「なんで? 教えて?」
「ブスムルはアシャンティの剣の一つ
 ブスムル首長とアシャンティ王のみが握ることが許される。
 女はそれを見ることは禁止されている。
 権威の象徴なのだ。
 だから彼がブスムルの称号を帯びていることは、ブスムルのように扱われるということだ」

 ……と事情を知らない人にはなんの回答にもなっていない文章が入っています。

 これを簡単にいうとこういうことでしょう。
 コフィー・アナン閣下は、2002年にアシャンティ王オトゥムフォ・オセイ・トゥトゥ2世陛下(アシャンティ皇帝 : His Royal Majesty Otumfuo Osei Tutu II, King【Emperor】 of the Ashanti Kingdom【Empire of Ashanti】【Asantehene of Asante】, Kumasehene of Kumasi)より神聖なる黄金の剣の名前を称号として受けています。この称号はアナン閣下以外誰も受けたことがないものです。
 その剣の名前が「ブスムル」(上記の文章では Busummuru となっていますが、これまでの報道などでは「Busumuru」ないし「Busumro」)です。上の「Busummuruhene」とブスムルの末尾に「-hene」を付ける表記は初めて見ましたが、これは王や首長の称号を表しており、とりあえず「ブスムル首長」としておきました。
 そして、上の文章が正しいとすると、黄金の剣「ブスムル」は女が見ることは許されないものだということになり、だから「ブスムル」の称号を受けているアナン閣下の遺体を女がいる場で公開することはできないのだ、という二歩くらい跳躍がある理論が展開されているのだと思います。
 死後に称号をもらったならともかく、2002年にもらってそれからずっとアナン閣下は女と会っていないわけでもあるまいし……とを指摘するのは簡単ですが、しかしアシャンティにおける死者というものがどういう扱いを受けるものかは知らない我々には、正否は判断できないわけです。例えば、花の名前を付けてもらったら死後には花と同じに扱われる場所が地球のどこかにあったりしてもおかしくはないですし。

 ……とやや強引に受け入れてみたものの、アシャンティ王の戴冠式で「ブスムル」は使用されるわけで、戴冠式には女はこれまで来ていないのか?、という疑問も生じます。
 また、「ブスムル」と同じとして扱われるということは、牛の血で汚してはならないことを意味し、つまり棺を運んだ人たちはしばらく前から牛肉を食べていない、ということになります。

 このようにアナン閣下は(?)妙な謎を残してこの世を去るわけですが、しかし、アシャンティ王国のほうでまた別の伝統的葬礼がおこなわれるかもしれないという話もあります。そこで堂々と遺体が公開されでもしたら、「ブスムル説」は完全に破綻します。

 

ノルウェー皇太子ホーコン殿下夫妻が、デンマーク皇太子フレデリク殿下の50歳の誕生日式典に臨席予定(2018年5月)

  2018年5月26日におこなわれるデンマーク皇太子フレデリク殿下(モンペザ伯爵 : Frederik : His Royal Highness The Crown Prince of Denmark, Count of Monpezat)が50歳誕生日式典に、ノルウェー皇太子ホーコン殿下(Crown Prince Haakon of Norway : His Royal Highness The Crown Prince)とノルウェー皇太子妃メッテ=マリット殿下(Crown Princess Mette-Marit of Norway : Her Royal Highness The Crown Princess)が臨席予定のようです。

 

※予定が近づくにつれ表示は移動し、終了時には表示されなくなります。
 (ノルウェー語:ノルウェー王室公式サイト)Offisielt program – kongehuset.no

26.05.2018
50-årsdag
DD.KK.HH. Kronprinsen og Kronprinsessen er til stede ved feiringen av H.K.H. Kronprins Frederik av Danmarks 50-årsdag i København.

 

関連:
 スウェーデン王夫妻及び皇太子夫妻が、デンマーク皇太子フレデリク殿下の50歳の誕生日式典に臨席予定(2018年5月)