訃報(2020年9月12日):ナイペルク伯ヨーゼフ・フーベルト殿下、102歳で薨去(1918~2020)1947年から当主。オーストリア系(ハプスブルク系)金羊毛騎士、ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章

 2020年9月12日、ナイペルク家当主/ナイペルク伯ヨーゼフ・フーベルト殿下(Josef Hubert : His Illustrious Highness The Count of Neipperg : ヨーゼフ・フーベルト・グラーフ・ウント・ヘル・フォン・ナイペルクJosef Hubert Graf und Herr von Neipperg)が薨去したとのことです。
 1918年7月22日生まれの102歳。
 1947年より、ナイペルク家の当主でした。ナイペルク家は神聖ローマ帝国時代の領邦国家君主の家柄です。

 薨去に伴い、子息のナイペルク伯世子カール・オイゲン殿下(His Illustrious Highness The Hereditary Count of Neipperg : カール・オイゲン・エルプグラーフ・フォン・ナイペルク : Karl Eugen Erbgraf von Neipperg)がナイペルク家当主/ナイペルク伯となりました。

 

 (英語)Royal Musings: The death of Josef Hubert Count of Neipperg

 (ドイツ語:死亡告知)Traueranzeigen von Josef Hubert Graf und Herr von Neipperg | www.trauerundgedenken.de
 (ドイツ語)Ein Leben für die Heimat und den Glauben – STIMME.de

 

結婚(2015年5月23日):ナイペルク伯女カロリーネ殿下とリンブルク=シュティルム伯爵子フィリップ

 2015年5月23日に、ナイペルク伯女カロリーネ殿下(Her Illustrious Highness Countess【Gräfin】 Caroline of【von】 Neipperg)とリンブルク=シュティルム伯爵子フィリップ(Count Philippe of【de】 Limburg-Stirum)が、フランス共和国のサン=テミリオンで結婚式を挙げたそうです。

 カロリーネ伯女は、1986年10月10日生まれの28歳。
 フィリップ伯爵子は、1985年1月18日生まれの30歳(異なる情報もあります)。

 ナイペルク家は神聖ローマ帝国領邦国家君主で陪臣化された家柄の一つ。カロリーネ伯女は、現在の当主ナイペルク伯ヨーゼフ・フーベルト殿下の孫(三男の次女)です。

 リンブルク=シュティルム家は、同じく陪臣化された系統もありましたがそれらは絶え、現在の系統はオランダ貴族となっています。

 

記事など:
 (フランス語)Caroline von Neipperg et Philippe de Limburg Stirum – Noces comtales à Saint-Émilion

 (英語)de Limburg-Stirum-von Neipperg Wedding Takes Place in Saint-Émilion | The Royal Forums