訃報(2018年3月6日)シェンク・フォン・シュタウフェンベルク伯爵女マリー=ガブリエル、薨去(1914~2018)ヒトラー暗殺計画のクラウス・フォン・シュタウフェンベルクの従兄の子で、事件後に収容される

 2018年3月6日、シェンク・フォン・シュタウフェンベルク伯爵女マリー・ガブリエル(Countess Marie-Gabriele Schenk von Stuaffenberg : マリー=ガブリエル・シェンク・グレフィン・フォン・シュタウフェンベルクMarie-Gabriele Schenk Gräfin von Stauffenberg)が、ドイツ連邦共和国バイエルンのイェッティンゲン=シェパッハで薨去したようです。
 1914年7月18日生まれの103歳。

 長い歴史を持つシェンク・フォン・シュタウフェンベルク家のアーメルディンゲン系のうち、バイエルンで伯爵位をえた系統の一員。

 父の従弟が、第二次世界大戦中にアドルフ・ヒトラーAdolf Hitler)暗殺を計画したシェンク・フォン・シュタウフェンベルク伯爵子クラウス(Count Claus Schenk von Stuaffenberg : クラウス・シェンク・グラーフ・フォン・シュタウフェンベルクClaus Schenk Graf von Stauffenberg)で、マリー・ガブリエル伯爵女も事件後に大戦終了まで収容されていたようです。

 

 (ドイツ語)Nachruf: Gräfin von Stauffenberg mit 103 Jahren gestorben – Nachrichten Günzburg – Augsburger Allgemeine

 

追加リンク:
 (ドイツ語:葬儀に関する記事)Jettingen-Scheppach: Gräfin von Stauffenberg: Abschied von einer Zeitzeugin – Nachrichten Günzburg – Augsburger Allgemeine

オランダ王室の年次写真撮影会(2018年2月)

 2018年2月26日、オーストリア共和国レッヒで、オランダ王室の年次写真撮影会がおこなわれました。

 

 (写真一覧)画像と写真 | Getty Images

King Willem-Alexander of The Netherlands with his wife Queen Maxima… ニュース写真 | Getty Images
Embed from Getty Images

 後方、向かって左から、オランニェ女公【オランダ皇太子】カタリナ=アマリア王女殿下(オランダ王女: オランニェ=ナッサウ公女 : Catharina-Amalia : Her Royal Highness The Princess of Orange, Princess of the Netherlands, Princess of Orange-Nassau)、オランダ王妃マクシマ陛下(Máxima : Her Majesty the Queen of the Netherlands)、オランダ王ウィレム=アレクサンダー陛下(Willem-Alexander : His Majesty The King of the Netherlands)。
 前方、向かって左から、オランダ王女アレクシア殿下(オランニェ=ナッサウ公女 : Her Royal Highness Princess Alexia of the Netherlands, Princess of Orange-Nassau)、オランダ王女アリアーヌ殿下(オランニェ=ナッサウ公女 : Her Royal Highness Princess Ariane of the Netherlands, Princess of Orange-Nassau)。

訃報(2018年2月23日? 25日?):ホーエンツォレルン公子カルロス・パトリック殿下がホテルの21階から転落死。警察は事故の可能性を排除(自殺か殺人)。殿下は投資詐欺で逮捕され仮釈放されていたとの話も(1978~2018)

 ホーエンツォレルン公子カルロス・パトリック殿下(His Serene Highness Prince Carlos Patrick of Hohenzollern : カルロス・パトリック・プリンツ・フォン・ホーエンツォレルンCarlos Patrick Prinz von Hohenzollern)が、フランクフルトのインターコンチネンタルホテルの21階から転落死した模様です。
 1978年12月4日生まれの39歳。

 亡くなった日付ですが、Bunteの現在の記事では 23日 となっています。

 警察は事故の可能性を排除しており、自殺か殺人ということになるでしょう(たぶん)。
 殿下は投資詐欺で逮捕され先週に(去年?)仮釈放されていたとの話もあります。

 カルロス・パトリック殿下は、(旧)プロイセン王室/ドイツ皇帝のホーエンツォレルン家とは別系統の系譜です。
 また、一族とみなされていないとの話もあり、称号と敬称が使用されるのが適切かどうかもわかりません。
 含まれている場合、ホーエンツォレルン公位(ホーエンツォレルン=ジグマリンゲン公位)継承順位の最後。
 そして、同家から君主が出たルーマニア王室のルーマニア王国時代の継承法の継承順位を適用した場合に最後となっていました。

 

 (英語)German prince falls to his death from Frankfurt hotel roof | Daily Mail Online
 (ドイツ語)Carlos von Hohenzollern (†39): Todes-Drama um den Skandal-Prinzen! | BUNTE.de
 (ドイツ語)Carlos Prinz von Hohenzollern tot: Skandal-Royal stirbt nach Sturz aus 21. Stock | news.de
 (英語)† Prince Carlos of Hohenzollern | Royal Travel and Events

追加リンク:
 (ドイツ語)Carlos von Hohenzollern (†39): Polizei: „Wir gehen von Suizid aus“ | BUNTE.de
 警察は自殺と見ている模様。

誕生(2018年2月22日?):ハノーファー王女エリザベト殿下(?)、正式発表はまだながらも写真が出ています

 正式発表はまだながらも、ハノーファー王世子エルンスト・アウグスト殿下(Prince Ernst August of Hanover : His Royal Highness The Hereditary Prince of Hanover : エルンスト・アウグスト・エルププリンツ・フォン・ハノーファーErnst August Erbprinz von Hannover)とハノーファー王世子妃エカテリナ殿下(Ekaterina : Her Royal Highness The Hereditary Princess of Hanover : エカテリナ・プリンツェッシン・フォン・ハノーファーEkaterina Prinzessin von Hannover)の間の第一子・長女となる王女が誕生し、写真が報道されています。
 名前は片隅に書かれているだけですがエリザベトElisabeth)となっています。
 正しい情報であれば、すなわち、ハノーファー王女/ブラウンシュヴァイク=リューネブルク公女/グレートブリテン及びアイルランド王女エリザベト殿下(Her Royal Highness Princess Elisabeth of Hanover, Duchess of Brunswick-Lüneburg, Princess of Great Britain and Ireland : エリザベト・プリンツェッシン・フォン・ハノーファーElisabeth Prinzessin von Hannover)となるでしょう。

 

 (ドイツ語:写真1枚)Baby von Ekaterina und Erbprinz Ernst August von Hannover ist da – HAZ – Hannoversche Allgemeine

誕生速報(2018年2月25日):ユーゴスラビア王子【セルビア王子】、公式発表あり。キリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下の祝福で聖サヴァ聖堂の鐘は49回|(2018年2月22日)ハノーファー王女、公式発表なし

 というわけで速報気味ですが、記事にしておきます。

 

追記:
 誕生(2018年2月22日?):ハノーファー王女エリザベト殿下(?)、正式発表はまだながらも写真が出ています
 誕生(2018年2月25日):ユーゴスラビア王子【セルビア王子】ステファン殿下 – 世界の王室ニュース

 

 現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラビア王室の、
 ユーゴスラヴィア皇太子アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)、
 ユーゴスラヴィア皇太子妃カタリナ殿下(英語ではキャサリン皇太子妃 : Her Royal Highness Crown Princess Katherine of Yugoslavia / Serbia)、
 より、アレクサンダル2世殿下の孫にあたるあらたなユーゴスラビア王子【セルビア王子】の誕生が発表されました。

 名前はまだわかりません。

 (英語:セルビア王室公式サイト)THEIR ROYAL HIGHNESSES PRINCE PHILIP AND PRINCESS DANICA WELCOME THEIR FIRST CHILD, A SON | The Royal Family of Serbia

 ユーゴスラビア王子フィリップ殿下(His Royal Highness Prince Philip of Yugoslavia / Serbia : フィリプ・カラジョルジェヴィッチFilip Karađorđević)とユーゴスラビア王子妃ダニカ殿下(Her Royal Highness Princess Danica of Yugoslavia / Serbia : ダニカ・マリンコヴィッチDanica Marinković)の第一子・長男の王子が誕生とのことです。

 キリスト教/東方正教会/セルビア正教会の首座/セルビア総主教イリネイ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Irinej, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)の祝福により、聖サヴァ大聖堂【聖サワ大聖堂】では49回もの鐘が鳴ったようです。これは王室の新たな王子の誕生を祝うための特別な措置であることはいうまでもありません。

 セルビア領域内での王子誕生は、故ユーゴスラヴィア王子トミスラヴ殿下(His Royal Highness Prince Tomislav of Yugoslavia)が1928年に誕生してから90年ぶりとのことです。


 もうひとつは懐妊の話が出ていたハノーファー王室で、2018年2月22日にハノーファー王世子エルンスト・アウグスト殿下(Prince Ernst August of Hanover : His Royal Highness The Hereditary Prince of Hanover : エルンスト・アウグスト・エルププリンツ・フォン・ハノーファーErnst August Erbprinz von Hannover)とハノーファー王世子妃エカテリナ殿下(Ekaterina : Her Royal Highness The Hereditary Princess of Hanover : エカテリナ・プリンツェッシン・フォン・ハノーファーEkaterina Prinzessin von Hannover)の間の第一子・長女となる王女が誕生したとの速報です。

※公式発表はまだです。

 (ドイツ語)Ekatarina + Erbprinz Ernst August von Hannover: Hurra, das Baby ist da! | GALA.de

 

続報:
 誕生(2018年2月22日?):ハノーファー王女エリザベト殿下(?)、正式発表はまだながらも写真が出ています