モロッコ王 モハメッド6世 陛下と、夫人の“ララ”・サルマ妃殿下が離婚する/したとの情報をスペインのメディア「¡HOLA!」が伝えているようです(2018年3月)

 モロッコ王モハメッド6世陛下(His Majesty the King Mohammed VI of Morocco)と妻の“ララ”・サルマ妃殿下(Her Royal Highness Princess Lalla Salma)が離婚する/したとの情報がスペイン・メディアの「¡HOLA!」より出ているようです。

※日本国外務省や、NHKを含むテレビ局などは、サルマ妃殿下を「王妃」と呼称していますが、英語圏でプリンセス【Princess】が使用されていることをはじめ、王妃にあたる呼称を使用しているところはないように思います。

 2月末の陛下の手術時にも、サルマ妃殿下が病院を訪れた様子がありませんでした。

 

 (スペイン語)Mohamed VI de Marruecos y la princesa Lalla Salma se divorcian
 (スペイン語)Mohamed VI de Marruecos y la princesa Lalla Salma se divorcian, según 'Hola'

 (英語)Spanish media report divorce of the King of Morocco and Princess Lalla Salma – Royal Central

 

Revista ¡HOLA!さんのツイート: "Mohamed VI y la princesa Lalla Salma se han divorciado. https://t.co/kqhHPWl3Um… "

 

インタビュー記事(スペイン語):モデルのオーストリア大公女エレオノーレ殿下【エレオノーレ・フォン・ハプスブルク】(ハプスブルク=ロートリンゲン家当主オーストリア大公カール殿下の長女)へのインタビュー記事(2018年3月)

 スペインのニュースサイトが、オーストリア大公女エレオノーレ殿下(オーストリア皇女 : ハンガリー王女 : ベーメン王女 : Her Imperial and Royal Highness Archduchess Eleonore of Austria, Princess Imperial of Austria, Princess Royal of Hungary and Bohemia : エレオノーレ・フォン・ハプスブルク=ロートリンゲンEleonore von Habsburg-Lothringen)へのインタビュー記事を掲載しています。

 

 (スペイン語)Archiduquesa, modelo y nieta del barón Thyssen: hablamos en exclusiva con Eleonore de Habsburgo-Lorena

 

 モデルをやられていますが、それはともかく、末尾の「父からは政治、母からはアート、正反対のものを受け継いだ。政治は白と黒で、アートはフルカラー。両者の融合は可能だと考えている」というようなコメントがあります。この方、24歳になったばかりなんですが……。
 ちなみに父というのはもちろん、ハプスブルク=ロートリンゲン家当主のオーストリア大公カール殿下、母は大公妃フランツェスカ殿下(オーストリア皇子妃 : ハンガリー王子妃 : ベーメン王子妃 : Her Imperial and Royal Highness Archduchess Francesca of Austria, Princess Imperial of Austria, Princess Royal of Hungary and Bohemia : フランツェスカ・フライイン・ティッセン=ボルネミッサ・デ・カーソン・エト・インペールファルヴァFrancesca Freiin Thyssen-Bornemisza de Kászon et Impérfalvaフランツェスカ・フォン・ハプスブルク=ロートリンゲン : Francesca von Habsburg-Lothringen)です。

 余談。
 名前のエレオノーレEleonore)ですが、最後の「e」があいまいなため、エレオノーと聞こえるドイツ語話者の発音も多いような気がします。

前スペイン王ファン・カルロス1世陛下が、チリを訪問。セバスティアン・ピニェラ大統領の就任式のため(2018年3月)

 208年3月11日、前スペイン王ファン・カルロス1世陛下(His Majesty King Juan Carlos I of Spain)は、チリ共和国の大統領にあらたに就任するセバスティアン・ピニェラSebastián Piñera)大統領の就任式のために同国を訪問、会見しました。

 

casarealtv(スペイン王室公式チャンネル):
Encuentro de S.M. el Rey Don Juan Carlos con el presidente electo de Chile, Sebastián Piñera – YouTube

オランダ王国国策会議が、フゴ・クラインストラ氏(パルマ公カルロス殿下の婚姻外の長子)の訴えを認め「デ・ブルボン・デ・パルマ」の姓を用いることを認める(=オランダ貴族のブルボン=パルマ公子フゴ殿下となる)。ただしこれは(旧)パルマ公室の一員や跡継ぎになったことを意味しません(2018年2月)

 2018年2月28日、オランダ王国国策会議は、パルマ公カルロス殿下(Prince Carlos : His Royal Highness The Duke of Parma and Piacenza)とブリギッタ・クラインストラBrigitte Klynstra)との婚姻外の長子であるフゴ・クラインストラ氏(Hugo Klynstra)氏から申請の出ていた姓の「デ・ブルボン・デ・パルマ(de Bourbon de Parme)」への変更を許可した模様です。
 これによりクラインストラ氏は、フゴ・デ・ブルボン・デ・パルマとなり、オランダ法により同時にオランダ貴族のブルボン=パルマ公子フゴ殿下(His Royal Highness Prince Hugo of Bourbon-Parma)となります。
 しかし当然のことながら、これはフゴ殿下が、旧パルマ公室の一員や継嗣になったことを意味しません(パルマ公室法は婚姻外の子供に権利を認めていないため)。

 もともと父のパルマ公カルロス殿下は(旧)パルマ公室の当主ですが、オランダ王女イレーネ殿下の息子であることによりその姉のオランダ女王ベアトリクス陛下(当時)の処置としてきょうだいともどもオランダ貴族のブルボン=パルマ公子/公女となっていました。
 しかしオランダの民法上の規定が重なり、男系子孫にも継承される条件が、婚姻外の子供を含むことになってしまっています。
 これにより、場合によってはオランダ王室本家よりも数が多く格の高い敬称(Royal Highness はオランダ王室でも中心のメンバーのみ)を持つプリンスやプリンセスの一族がオランダで栄える可能性もがありますが、今はまだそこまでの話ではありません。

 

 (オランダ語)Buitenechtelijke zoon van Carlos mag zich voortaan prins en hoogheid noemen | Show | AD.nl
 (オランダ語)Hugo Klynstra krijgt achternaam De Bourbon de Parme en de titel 'prins' | Raad van State

 

Victor Schildkampさんのツイート: "Nederland heeft er een prins bij… "

 

葬儀(2018年1月11日):スペインのフランコ総統の一人娘/初代フランコ女公爵カルメン・フランコ閣下の葬儀(2018年1月)

 2017年12月29日に薨去した初代フランコ女公爵カルメン・フランコ閣下(ビリャベルデ侯爵夫人【未亡人】 : Carmen Franco, 1st Duchess of Franco : The Most Excellency The Duchess of Franco : マリア・デル・カルメン・フランコ・ポロMaría del Carmen Franco Polo)の葬儀が、2018年1月11日に執り行われたようです。

 

 (スペイン語)Familiares y amigos acuden a la misa funeral para dar el último adiós a Carmen Franco

 

 主な参列者は、

 正統派フランス王位継承者ルイ20世Louis XX)ことアンジュー公ルイ・アルフォンス殿下(His Royal Highness Prince Louis Alfonse of France : Monseigneur The Duke of Anjou)、
 アンジュー公妃マリー・マルグリット殿下(Marie Marguerite : Her Royal Highness The Duchess of Anjou)、
 第一子/長女のフランス王女ウジェニー殿下(Her Royal Highness Princess Eugénie of France)、
 第二子/双子の長男のブルゴーニュ公/フランス皇太子ルイ殿下(His Royal Highness Prince Louis of France, Duke of Burgundy, dauphin de France)、
 第三子/双子の次男のベリー公爵/フランス王子アルフォンス殿下(His Royal Highness Prince Alphonse of France, Duke of Berry)、

 マリア・スリタ・イ・デ・ボルボンMaría Zurita y de Borbón : 現スペイン王フェリペ6世陛下の従妹)、

 ベアトリス・ド・オルレアン=ボルボン(Doña Beatriz d’Orléans-Borbón : ブルボンの、オルレアン男系でスペイン女系の子孫)、

 元ルーゴ公爵ハイメ・デ・マリチャラル(Don Jaime de Marichalar : スペイン王女の元夫)、

 ヴィディン公/ブルガリア王子コンスタンティン=アセン殿下(His Royal Highness Prince Konstantin-Assen of Bulgaria, The Prince of Vidin, Prince of Saxe-Coburg and Gotha, Duke of Saxony)、

 など。