スウェーデンの新王女の名前は「アドリエンヌ・ジョゼフィーヌ・アリス」と発表。通常、アドリエンヌ王女殿下と呼称される模様(スウェーデンなので発音が微妙に違う可能性も)。称号は「ブレーキンゲ女公爵」(2018年3月)

 2018年3月12日、3月9日に誕生したスウェーデン王女マデレーン殿下(ヘルシングランド・イェストリークランド女公爵 : Her Royal Highness Princess Madeleine of Sweden, Duchess of Hälsingland and Gästrikland)とクリストファー・オニール氏(Christopher O’Neill)の第三子・次女となるスウェーデン王女の誕生に伴い、スウェーデン王カール16世グスタフ陛下(Carl XVI Gustaf of Sweden : His Majesty The King)の臨席のもとに情報閣議が開催。
※スウェーデン皇太子ヴィクトリア殿下(ヴェステルイェートランド女公爵 : Victoria : Her Royal Highness The Crown Princess of Sweden, Duchess of Västergötland)も臨席。

 新王女の名前はアドリエンヌ・ジョゼフィーヌ・アリスAdrienne Josephine Alice)、通常アドリエンヌ王女(Princess Adrienne)、称号はブレーキンゲ女公爵(Duchess of Blekinge)と決まったようです。

 以降当サイトでは、スウェーデン王女アドリエンヌ殿下(ブレーキンゲ女公爵 : Her Royal Highness Princess Adrienne of Sweden, Duchess of Blekinge)として言及していきます。

 

情報閣議の様子:
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 (スウェーデン語:スウェーデン王室公式サイト)H.K.H. Prinsessan Adrienne Josephine Alice, hertiginna av Blekinge – Sveriges Kungahus
 (スウェーデン語:スウェーデン王室公式サイト)H.K.H. Prinsessan Adrienne Josephine Alice, hertiginna av Blekinge – Sveriges Kungahus

 (英語)BREAKING: Name and title of new Princess of Sweden announced – Royal Central

 

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ドメイン期限切れだったグルジンスキー系ジョージア王室【グルジア王室】当主/ジョージア皇太子ヌグザル殿下の公式サイトが復活(2018年3月)

 2018年2月17日で期限切れとなっていたグルジンスキー系ジョージア王室【グルジア王室】当主/ジョージア皇太子ヌグザル殿下(His Royal Highness Crown Prince Nugzar of Georgia : ヌグザル・バグラチオン=グルジンスキー公子 : Prince Nugzar Bagration-Gruzinskyヌグザル・バグラチオニ=グルジンスキー公子 : Prince Nugzar Bagrationi-GruzinskiBatonishviliTsarevich)の公式サイトですが、現在同ドメインでアクセス可能となっています。

 事務的なミスだったのでしょうか? ともあれ一安心。しかし、このことに関する告知はない模様。

 

 (英語:グルジンスキー系ジョージア王室【グルジア王室】公式サイト)The Royal House of Georgia | Welcome

 

 サイトを見渡してみて気づいた点が二つ。
 以前は見落としていたものと思いますが、今回メモしておきます。

 

 (PDFファイル)Council_of_RHG.pdf

 ニュースページの一番下の、三行の一番下の行からリンクされているファイルです。
 ドキュメントページの下から二番目にも、やや違う内容のものが掲載されています(こちらは具体的な理由付き)。

 ラリ・パンチュリゼLali Panchulidze)という女の人が、ジョージア王国王冠騎士団(The Order of the Crown of the Kingdom of Georgia)から除名されたという告知のようです。
 日付がないのでいつのものかわかりません。

 

 (PDFファイル)DECREE_-_Karina.pdf

 こちらはドキュメントの一番下にあるもので、カリナ・バグラチオン=ムフランスキーKarina Bagration-Moukhransky)という女の人をプリンセス(Princess)であると認めたという文書です。
 日付は2017年11月15日となっています。

 この女の人は、バグラチオン王朝の、バグラチオン=ムフランスキー系統に属するドミトリー公子(Prince Dmitry)と結婚して離婚した人です。

 今回ヌグザル殿下は、この人が再婚するまで、引き続いて(離婚したのは大昔ですけど)姓の使用とプリンセスの称号の使用を認めたようで、カリナ・バグラチオン=ムフランスキー公子妃(Princess Karina Bagration-Moukhransky)ということになると思います。敬称の閣下(Her Serene Highness)については言及がないため、認めていないということになるでしょう。

 しかし、そもそもの話ですが、ドミトリー公子の称号も、またバグラチオン王朝のジョージア系の王国滅亡後の各家の称号もだいたい全部そうですが、これはロシア貴族の称号です(ロシア帝国に併合されたため)。
 ロシア貴族の称号についてルールにない扱いができるのは、ロシア帝国が存在しない今では不可能か、あるいはロシア帝室の当主ということになります。
 ヌグザル殿下はジョージア王室当主を称していますが、もちろんロシア帝室当主を称しているわけではありません。
 いかなる理由でジョージア王室当主がロシア貴族の称号について口を挟めるのか、理由っぽいことを並べてはいますが、正直「無茶を申される」という気がします。

 可能な解釈のひとつとしては、ジョージア王室当主として、ロシア貴族ではなくジョージア王室の一員の公子の元妃としてプリンセスの称号を許した、ということが考えられます。
 しかし、文書ではロシア貴族であることが前提であることはまったく揺らいでおらず、そもそもバグラチオン=ムフランスキー系統をヌグザル殿下は王室の一員と考えているのかすら不明です。

 もうひとつの解釈としては、これはロシア貴族の称号に関する追加措置を認めたものではなく、ジョージア王室当主としてジョージアの称号(ジョージア貴族と分類するかどうかは微妙ですが)を新たに与えたというものです。
 こちらも苦しいといえば苦しいですが。

 いずれにせよ、ひょんなところで妙な措置を見つけてしまったものです。

サウジアラビア皇太子ムハンマド・ビン・サルマン殿下が、キリスト教/カンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビー座下と会談(2018年3月)

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと同内容です。

 

 2018年3月8日、、サウジアラビア王国から英国を訪問中のムハンマド・ビン・サルマン・ビン・アブドルアジーズ・アル・サウード皇太子殿下(His Royal Highness Crown Prince Mohammed bin Salman bin Abdulaziz Al Saud)は、キリスト教/アングリカン・コミュニオン/英国国教会/カンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビー座下(全イングランド首座 : The Most Reverend and Right Honourable Justin Welby : His Grace The Lord Archbishop of Canterbury : Primate of All England)とランベス宮殿にて会談しました。

 英国国教会側から、
 ニューカッスル主教クリスティン・ハードマン座下(The Right Reverend Christine Hardman : The Lord Bishop of Newcastle)、
 リーズ主教ニック・ベインズ座下(The Right Reverend Nick Baines : The Lord Bishop of Leeds)、
 が同席したようです。

 

 (英語:カンタベリー大主教公式サイト)Archbishop of Canterbury meets with Crown Prince of Saudi Arabia | The Archbishop Of Canterbury
 (英語:アングリカン・コミュニオン公式サイト)Crown Prince of Saudi Arabia visits Archbishop of Canterbury Justin Welby at Lambeth Palace

 

Lambeth Palace نさんのツイート: "Archbishop @JustinWelby met with the Crown Prince of #SaudiArabia today and discussed promoting freedom of religion and ending the conflict and suffering in #Yemen: https://t.co/PbrD58Svpr #CrownPrinceVisit… https://t.co/Bn1TRaamhL"

 

Anglican Communionさんのツイート: "Crown Prince of Saudi Arabia visits Archbishop of Canterbury Justin Welby at Lambeth Palace #AnglicanNews #Anglican #Anglicans https://t.co/aGzLWmTT0f"

 

واسさんのツイート: "سمو #ولي_العهد الأمير #محمد_بن_سلمان يلتقي في #لندن رئيس الأساقفة ويؤكدان أهمية دور مختلف الأديان والثقافات في تعزيز التسامح ونبذ العنف والتطرف والإرهاب وتحقيق الأمن والسلام لشعوب المنطقة والعالم. #ولي_العهد_في_بريطانيا #CrownPrinceUK #واس… https://t.co/ipMCQn6lV7"

誕生(2018年3月9日):スウェーデン王女(名前未発表)殿下。スウェーデン王女マデレーン殿下の第三子(次女)

 2018年3月9日、スウェーデン王女マデレーン殿下(ヘルシングランド・イェストリークランド女公爵 : Her Royal Highness Princess Madeleine of Sweden, Duchess of Hälsingland and Gästrikland)とクリストファー・オニール氏(Christopher O’Neill)の第三子・次女となるスウェーデン王女の誕生が発表されました。
 スウェーデン王位継承順位第10位。

 名前はまだ発表されていません。
 スウェーデン王カール16世グスタフ陛下(Carl XVI Gustaf of Sweden : His Majesty The King)の臨席する情報閣議後に発表されるものと思われます。
※スウェーデン皇太子ヴィクトリア殿下(ヴェステルイェートランド女公爵 : Victoria : Her Royal Highness The Crown Princess of Sweden, Duchess of Västergötland)もおそらく臨席。

追記:
 名前と爵位については3月12日(月曜日)発表予定とのこと。
続報:
 スウェーデンの新王女の名前は「アドリエンヌ・ジョゼフィーヌ・アリス」と発表。通常、アドリエンヌ王女殿下と呼称される模様(スウェーデンなので発音が微妙に違う可能性も)。称号は「ブレーキンゲ女公爵」(2018年3月)

 

 (英語:スウェーデン王室公式サイト)HRH Princess Madeleine and Mr Christopher O’Neill have had a daughter – Sveriges Kungahus
 (スウェーデン語:スウェーデン王室公式サイト)Kommuniké från H.E. Riksmarskalken – Sveriges Kungahus
 (スウェーデン語:スウェーデン王室公式サイト)Prinsessfamiljen hemma – Sveriges Kungahus

 

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ヨルダン王アブドッラー2世陛下の一週間(2018年3月4日~3月8日)

 ヨルダン・ハシェミット王国国王アブドッラー2世・イブン・アル・フセイン陛下(アブドゥッラー2世アブドラ国王 : King Abdullah II bin Al-Hussein : His Majesty the King of the Hashemite Kingdom of Jordan)の、この一週間くらいの公務などの様子です。

 

RHC JO(ヨルダン王室ハーシム家公式チャンネル):
تسليم علم جلالة القائد الأعلى إلى كتيبة الأمير محمد الآلية في ملخص نشاطات جلالة الملك 4-8 آذار 2018 – YouTube

 

 今週の(当サイト的に)主な出来事は、アラブ首長国連邦【UAE】財務大臣/ドバイ副首長“シャイフ”・ハムダーン・ビン・ラーシド・アル・マクトゥーム殿下(His Highness Sheikh Hamdan bin Rashid Al Maktoum, Deputy Ruler of Dubai and Minister of Finance of the United Arab Emirates)との会談。
 ほかには、北大西洋条約機構【NATO】事務総長イェンス・ストルテンベルグ氏(Jens Stoltenberg)、ブラジル連邦共和国外務大臣アロイジオ・ヌネス・フェレイラ閣下(His Excellency Mr Aloysio Nunes Ferreira)との会見など。