誕生(2018年12月26日):ユーゴスラビア王女【セルビア王女】ナタリヤ殿下

 2018年12月26日、ユーゴスラビア王女【セルビア王女】ナタリヤ殿下(Her Royal Highness Princess Natalija of Yugoslavia / Serbia)が誕生しました。
 ミハイロ王子殿下(1985年生まれの方)とリュビツァ妃殿下の長女・第一子です。

 

 (英語:セルビア王室公式サイト)PRINCE MIHAILO AND PRINCESS LJUBICA WELCOME THEIR FIRST CHILD, A DAUGHTER NATALIJA | The Royal Family of Serbia

 

73歳(2018年7月17日):セルビアの旧ユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下が73歳を迎える。この一年の活動の映像も

 2018年7月17日、現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラヴィア王室当主/ユーゴスラヴィア皇太子【セルビア皇太子】アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)は、73歳を迎えました。

 この一年の活動の映像が公開されています。
 セルビア王室の出来事、旧王室を含む各王室との交際、チャリティーや国家的イベント、要人などとの会合がありますが、セルビア正教会を含むキリスト教/東方正教会関連のイベント・高位聖職者との会見も目立ちます(もちろん、東欧においてこれらの活動はそれぞれが完全に分割されたものではありませんが)。

 

 (英語:セルビア王室公式サイト)CROWN PRINCE ALEXANDER CELEBRATES BIRTHDAY WITH HIS FAMILY | The Royal Family of Serbia

 

英語版/
RoyalSerbianChannel(セルビア王室公式チャンネル):
17 July 2017 – 17 July 2018 – HRH Crown Prince Alexander – YouTube

セルビア語版
RoyalSerbianChannel(セルビア王室公式チャンネル):
17. jul 2017. -17. jul 2018. – Nj.K.V. Prestolonaslednik Aleksandar – YouTube

 

ギリシャ滞在中の、英国のチャールズ皇太子殿下が、旧ギリシャ王コンスタンティノス2世陛下、セルビアの旧ユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下らと会見(2018年5月)

 ギリシャ共和国に滞在している、英国【イギリス】のウェールズ公チャールズ皇太子殿下(Prince Charles : His Royal Highness The Prince of Wales)は、

 (旧)ギリシャ王室の、
 旧ギリシャ王コンスタンティノス2世陛下(Constantine II of Greece : His Majesty The King of the Hellenes : デンマーク王子 : Prince of Denmark)、
 デンマーク王女/旧ギリシャ王妃アンナ=マリア陛下(Anne-Marie : Her Majesty The Queen of the Hellenes, Princess of Denmark)、
 旧ギリシャ皇太子パウロス殿下(デンマーク王子 : His Royal Highness Crown Prince Pavlos of Greece, Prince of Denmark)、
 ギリシャ・デンマーク王子ニコラオス殿下(His Royal Highness Prince Nikolaos of Greece and Denmark)と王子妃タティアナ殿下(Her Royal Highness Princess Tatiana of Greece and Denmark)、

 現在、セルビア王室を称する、(旧)ユーゴスラビア王室の、
 ユーゴスラヴィア皇太子アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)、
 ユーゴスラヴィア皇太子妃カタリナ殿下(Her Royal Highness Crown Princess Katherine of Yugoslavia / Serbia)、

 と、それぞれ会見したようです。

 

 (英語:セルビア王室公式サイト)THEIR ROYAL HIGHNESSES AT A RECEPTION IN THE HONOUR OF THEIR ROYAL HIGHNESSES THE PRINCE OF WALES AND THE DUCHESS OF CORNWALL | The Royal Family of Serbia

 (英語)Prince Charles Meets with Former King of Greece Constantine II | GreekReporter.com
 (英語)Royal Musings: Cousins join Charles and Camilla in Athens
 (英語)Prince Charles meets with the former King of Greece – Royal Central

 

セルビア王室のFacebookアカウント/
アレクサンダル2世殿下夫妻とチャールズ皇太子殿下:
Њихова Краљевска Височанства… – Александар Карађорђевић | Facebook

 

セルビアの旧ユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下が、キリスト教/セルビア正教会の聖シノドのメンバーと晩餐会(2018年5月)

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと重複します。

 

 2018年5月3日、現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラヴィア王室当主/ユーゴスラヴィア皇太子【セルビア皇太子】アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)は、キリスト教/東方正教会/セルビア正教会の聖シノドのメンバーを晩餐会に招きました。

 キリスト教/東方正教会/セルビア正教会の首座/セルビア総主教イリネイ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Irinej, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)や、同教会に属するマケドニア旧ユーゴスラビア共和国の正教オフリド大主教庁のオフリド大主教ヨヴァン6世座下(His Beatitude Archbishop Jovan VI of Ohrid)らが参列したようです。

 

 (英語::セルビア王室公式サイト)CROWN PRINCE ALEXANDER HOSTED PATRIARCH AND HOLY SYNOD AT THE TRADITIONAL DINNER IN WHITE PALACE | The Royal Family of Serbia

 (マケドニア語:正教オフリド大主教庁公式サイト)Православна Охридска Архиепископија » Вести

 

Његово Краљевско Височанство… – Александар Карађорђевић | Facebook

 

Vanity Fair(英語)記事:“There’s Nothing Wrong with Falling from Grace”(2018年)君主政復活・王室支持の話と、エチオピア帝室のエルミアス・サーレ=セラシエ皇子殿下とニコライ・トルストイ伯爵子の話題など

 (英語)“There’s Nothing Wrong with Falling from Grace”: The Global Network of Monarchists Helping Deposed Kings and Queens | Vanity Fair
 (英語:上記からニコライ・トルストイ伯爵子に関する部分の一部を抜き出したもの)Count Nikolai Tolstoy on Russian Monarchy and the Romanovs | Royal Russia News

 

 冒頭は、ルーマニア王女マルガレータ殿下(当時)から連絡を受けた人物の話、君主政復活・王室支持の話と、エチオピア帝室のエルミアス・サーレ=セラシエ皇子殿下(His Imperial Highness Prince Ermias Sahle-Selassie)とニコライ・トルストイ伯爵子(Count Nikolai Tolstoy)の話題などが中心となっています。

 

 エルミアス・サーレ=セラシエ皇子殿下は故エチオピア皇帝ハイレ・セラシエ1世陛下の孫ですが、一般的にエチオピア帝室の当主とされていません。
 しかし、この記事のように、帝室の代表者として活動しているとみる立場もあるようです。

 

 ニコライ・トルストイ伯爵子の話の一部には、“Pretender【プリテンダー】”という用語に関するものがあります。
 いうまでもなくこの言葉は中立的ではないものですが、Wikipedia英語版のせいか、この言葉が使用されるケースが多い気します(上記の記事すらそうなのですが)。
 そのもっともアホらしい例は、リトアニアの王位継承者を称して活動を始めたウラッハ公子イニゴ閣下(His Serene Highness Prince Inigo of Urach)のものらしきサイト(すぐに更新止まりましたけれど)に、イニゴ閣下をリトアニア王位の“legitimate pretender”とする表記があったことです。もちろんこれは、イニゴ閣下を正当な王位継承者と表現したかったのでしょうが、pretenderに「不当」である意味がありlegitimateに「正当」である意味があることを考慮すれば、ギャグのような言葉の並びです。
 中立的というかなんと表現すればいいのかわかりませんが、“Claimant【クレイマント】”という用語がありますが、一般的の人にはなじみがなく、また、正直これが本当に中立な用語なのか首をかしげるときもあります。日本語で“王位請求者”と(訳して)書いている例がありますが……コメントは避けます
 伯爵子は“Heir【エア】”を使っているようですが、当方でも「(王位)継承者」などこの用語を意識して書いています。この用語が実は一番便利です。曖昧さを許容するという意味でも。pretenderはそもそも本人が称していないのにこう書くのは名誉棄損みたいなものですし、claimantも本人が称していない場合はどうなのか、よくわからない部分があります。