ガーナ伝統的君主:アシャンティ王オトゥムフオ・オセイ・トゥトゥ2世陛下を、「殺人事件の黒幕」「イルミナティとフリーメイソンリーのメンバーの可能性がある」と批判(?)していた自称(?)伝道師が40分以上の謝罪動画(2020年10月)「トレンドに乗りたかった」

 アメリカ合衆国を拠点に活動しているらしいガーナの自称(?)伝道師のエマヌエル・クワメ・アッデEmmanuel Kwame Addai)という人物が、自身がガーナ共和国の伝統的君主/アシャンティ王オトゥムフオ・オセイ・トゥトゥ2世陛下(アシャンティ皇帝 : His Royal Majesty Otumfuo Osei Tutu II, King【Emperor】 of the Ashanti Kingdom【Empire of Ashanti】【Asantehene of Asante】, Kumasehene of Kumasi)に対して述べた事柄がソーシャル・メディアによくある誤りだったと謝罪しました。

※なお、見かけた記事によれば、この自称伝道師さんは有名な人物らしいんですが……誰?

 ともあれ、彼は、アシャンティ王が、「Asamponhene(アシャンティ王の関係者の称号??)が殺された事件の黒幕」「イルミナティとフリーメイソンリーのメンバーの可能性がある」などと言っていたようです。
 動機として、40分以上の動画で「ガーナで最も強力な王について言及してトレンドに乗りたかった」などと供述しており、反省の色はあんまりなさそうです(フリーメイソンリーに対しても謝罪をお勧めします)。

 

 (英語)I just wanted to trend- Evangelist Addai apologises to Otumfuo – GhPage

Kwame EliYAHU:
EVANGELIST ADDAI OFFICIALLY APOLOGIZE TO ASANTEHENE OTUMFOUR OSEI TUTU II – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=R9TGMwxrwMQ

 

訃報(2020年8月11日):シャウムブルク=リッペ公子ヴァルデマール殿下、薨去(1940~2020)故デンマーク王女フェオドラ殿下の子息

 2020年8月11日、シャウムブルク=リッペ公子ヴァルデマール殿下(Hochfürstlich Durchlaucht Prince Waldemar of Schaumburg-Lippe : ヴァルデマール・プリンツ・ツー・ シャウムブルク=リッペWaldemar Prinz zu Schaumburg-Lippe)が薨去していたようです。
 1940年12月19日生まれの79歳。アメリカ合衆国のロサンゼルスで亡くなったようで、長期の治療中だったのでしょう。

 母は故デンマーク王女フェオドラ殿下。

 ヴァルデマール公子は四回結婚しており、一回目の結婚相手との間に一人娘のシャウムブルク=リッペ公女エレオノーレ殿下(Her Serene Highness Princess Eleonore of Schaumburg-Lippe)がいます。
 四回目の結婚相手のゲルトラウト公子妃殿下(Gertraud)と(おそらく)その連れ子で公子の養子のマリオ=マックス・プリンツ・ツー・ シャウムブルク=リッペ(養子なので名前は継げますが、一族というわけではありません : Mario-Max Prinz zu Schaumburg-Lippe)が最期を看取り、火葬後に死去を含めてエレオノーレ殿下に通知するということがあったようです。よくある争いというか仲が良くないというケースであると思いますが……。

 

 (デンマーク語)Prins Waldemar er død – Ekstra Bladet

 (デンマーク語)Holdt uvidende om fars begravelse – Ekstra Bladet

 

エレオノーレ殿下によるメモリアル・サービスの参列者:
 ローセンボー伯爵子ウルリックと伯爵子夫人ユディス、娘のローセンボー伯爵女カタリーナ
 ローセンボー伯爵女シャロッテと夫のトルベン・ヴルフ
 カステル=カステル伯女ティーラ殿下と夫のカール・モーリッツ・メーズ
 ローセンボー伯爵女ヨセフィーネ
 ローセンボー伯爵女フェオドラと夫のモルテン・ポウルセン
 パウル・クリコフスキー(ロシア大公女オリガ・アレクサンドロヴナの曾孫)
 デンマーク王国駐箚チェコ共和国特命全権大使ラデック・ペック閣下
 デンマーク王国駐箚ルーマニア特命全権大使アレクサンドル・グレディナー閣下

 

訃報(2020年9月29日)クウェート首長サバーハ殿下が薨去(1929~2020)

 2020年9月29日、クウェート国首長“シャイフ【シェイク】”・サバーハ・アル・アハマド・アル・ジャービル・アル・サバーハ殿下(サバハ首長 : His Highness Sheikh Sabah Al-Ahmad Al-Jaber Al-Sabah, the Amir【Emir】 of the State of Kuwait)が薨去した模様です。
 1929年6月16日生まれの91歳。
 アメリカ合衆国の病院で薨去。

関連:
 クウェート首長サバーハ殿下薨去に伴い、異母弟のクウェート皇太子ナッワーフ殿下が新たなクウェート首長に(2020年9月)

 

 クウェート サバハ首長死去 対立する国々の仲介役を務める | NHKニュース

 

 (英語:クウェート通信社【KUNA】)كونا : Kuwait Amir passes away – Amiri Diwan – الديوان الأميري – 29/09/2020

Kuwait News Agency – English FeedさんはTwitterを使っています 「Kuwait Amir passes away – Amiri Diwan https://t.co/JCQpApLFZn https://t.co/mXGQZqQy7k」 / Twitter

 

 (英語:アルジャジーラ)Kuwait’s Emir Sheikh Sabah dies at age 91 | Middle East | Al Jazeera

BREAKING: Kuwait’s 91-year-old ruler… – Al Jazeera English | Facebook

 

 (英語:バーレーン通信社【BNA】)Kuwait Emir passes away

BNA | وكالة أنباء البحرين(@bnanews) • Instagram写真と動画

 

 (英語)Kuwait mourns the passing of HH the Amir – TimesKuwait
 (英語)Kuwait mourns the passing of HH the Amir – TimesKuwait

The Times KuwaitさんはTwitterを使っています 「https://t.co/538bFIYeFI #sadday #kuwait」 / Twitter

 

 (英語:サウジ通信社)Kuwait's Emir Court Announces Death of Sheikh Sabah Al-Ahmed Al-Jabir Al-Sabah The official Saudi Press Agency

 (英語)BREAKING: Kuwait’s ruler Sheikh Sabah Al-Ahmed Al-Jaber Al-Sabah dies aged 91 – Royal Central
 (英語)Kuwait's Sheikh Sabah: The Gulf's 'great balancer' | Middle East Eye

 

レベッカ・ベッタリーニ嬢がキリスト教/ロシア正教会に改宗(2020年7月)ロシア帝室ロマノフ家継嗣/ロシア大公ゲオルギー殿下の恋人

 2020年7月12日に、レベッカ・ベッタリーニ嬢(Rebecca Bettarini)がキリスト教/東方正教会/ロシア正教会に改宗し、ヴィクトリア・ロマノヴナVictoria Romanovna)を洗礼名(聖名)として選んだようです。
 同日、ロシア正教会/サンクトペテルブルク・ラドガ府主教ヴァルソノフィー座下(His Eminence Metropolitan Varsonofy of St. Petersburg and Ladoga)の礼拝に参列した模様。

 ヴィクトリア・ロマノヴナ・ベッタリーニ嬢は、ロシア大公ゲオルギー殿下(His Imperial Highness The Heir, Tsesarevich, and Grand Duke George of Russia : プロイセン王子 : Prince of Prussia)の恋人です。
 ロシア帝室は結婚に関する身分要件に極めて厳しく、昨年にはロシア帝室ロマノフ家当主/ロシア女大公マリヤ殿下(Head of the Russian Imperial House : Her Imperial Highness The Grand Duchess Maria Wladimirovna of Russia)がキリスト教/東方正教会/ロシア正教会の首座/モスクワ・ロシア全土【ルーシ全土】総主教キリル聖下(キリール総主教 : His Holiness Kirill, Patriarch of Moscow and all Russia【Rus’】)に継承法の変更の承認を求めているという情報が出ました。
 今回の改宗で、二人の婚約発表が近づいたのではないかと思われます。

※今回、マリヤ殿下自身は、新型コロナウイルス感染の予後(?)のため、参列していません。

 

 (ロシア語:ロシア帝室公式 フェースブック アカウント)Russian Imperial House of Romanov \ Российский Императорский Дом Романовых公開グループ | Facebook

 

 ロシア正教会サンクトペテルブルク府主教区公式サイトでは、ゲオルギー大公殿下来訪は記載しているもののの、レベッカ嬢に関しては言及はありません。
 ゲオルギー大公殿下とヴァルソノフィー府主教の写真が掲載されています(別の写真が表示されている場合、右端から二枚目と三枚目をご覧ください):
 (ロシア語:サンクトペテルブルク府主教区公式サイト)"День ангела города" – сайт Санкт-Петербургской митрополии

 

 (英語)Royal Musings: Rebecca Bettarini received into Russian Orthodox church
 (英語)Eurohistory: A Russian Imperial Marriage On The Horizon: Rebecca Bettarini Converts to Russian Orthodoxy
 (英語)Visit of the Grand Duke to St. Petersburg with the Director of the Russian Imperial Foundation — The Russian Legitimist

 

続報:
 婚約~婚約発表~婚約儀式(2020年12月~2021年1月):ロシア帝室ロマノフ家継嗣/ロシア大公ゲオルギー殿下とレベッカ・ベッタリーニ嬢
 ロシア帝室ロマノフ家継嗣/ロシア大公ゲオルギー殿下とレベッカ・ベッタリーニ嬢の結婚式は2021年10月1日、ロシア・サンクトペテルブルクにておこなわれると発表(2021年3月)

COVID-19:ジャズミン・グレース・グリマルディ嬢が新型コロナウイルス感染を発表(2020年7月)モナコ公アルベール2世殿下の婚姻外の子供

 ジャズミン・グレース・グリマルディ嬢(Jazmin Grace Grimaldi)が新型コロナウイルス感染症の検査結果で陽性となったことを自ら発表しています。

 

JazminGraceGrimaldi(@jazmingrimaldi) • Instagram写真と動画
https://www.instagram.com/p/CCpSluwngIi/

 

 (イタリア語)Jazmin Grace Grimaldi, la prima figlia del principe Alberto di Monaco positiva al covid19: sono sotto choc – Il Tempo

 

 ジャズミン・グレース・グリマルディ嬢は、モナコ公アルベール2世殿下(His Serene Highness Prince Albert II, Sovereign Prince of Monaco)の婚姻外の娘です(アルベール2世殿下も前に感染が発表されています)。
 現行のモナコ公位継承法では、誕生当時に両親が結婚していなくても誕生後に結婚すれば権利が発生しますが(準正)、ジャズミン・グリマルディ嬢の誕生当時には母親が別の男性と結婚していたため権利が発生する可能性はありません。