ナイジェリア伝統的君主:欧州議会議員代表団・EU【欧州連合】大使らが、ベニン王エウアレ2世陛下の人身売買への対応を称賛(2018年4月)

 欧州議会議員代表団・EU【欧州連合】大使らが、ベニン王エウアレ2世陛下(His Royal Majesty Oba Ewuare II, The Oba of Benin)の人身売買への対応を称賛したようです。

 

 (英語)EU eulogise Benin Monarch for fight against human trafficking – Independent Television/Radio

Independent Television and Radio:
EU eulogise Benin Monarch for fight against human trafficking – YouTube

ナイジェリア伝統的君主:ヨルバ人君主の一人/イウォランド王アブドゥルラシード・アデウェール・アカンビ陛下が、自身の称号を伝統的な(Oluwo of Iwoland)から北部イスラム圏風の首長(Emir)にすると宣言(2018年3月)

 2018年3月31日、ナイジェリア連邦共和国南西部オスン州【オシュン州】のヨルバ人君主の一人/イウォランド王“オバ”・アブドゥルラシード・アデウェール・アカンビ陛下(テル1世 : His Royal Majesty Oba Abdulrasheed Adewale Akanbi, Telu I, The Oluwo of Iwoland【Iwo Land】)は、イスラム教指導者の就任式で、自身の称号を伝統的なイウォランド王(Oluwo of Iwoland)から北部イスラム風の首長(Emir of Iwoland)にすると宣言したようです。
※本人がイスラム教徒なのかどうかはいまいちわかりませんが……それっぽい名前ではありますけど。

 声明によれば、ヨルバ人君主たちは内紛続きでこの2年の間は会合を開くことすらままならないありさまなので、自分は北部【イスラム圏】君主を見習いたいというようなことらしいですが……。

 州政府の許諾なしでこのような称号変更が可能なのかどうかはわかりません。

 ちなみに、ヨルバ人の頂点の二大君主は、英国植民地化前からの争いごとがいまだに片付いていないとはいわれています。

 

 (英語)CONTROVERSY: Yoruba Oba drops title, becomes Emir – Vanguard News

 (記事の掲載が終了しています)(英語)AMAZING…..Meet first ever Emir in Yorubaland – ROYAL NEWS
掲載時URL:http://www.royalnews.com.ng/2018/03/31/amazing-meet-first-ever-emir-in-yorubaland/

 

 ところで、南部圏第一級君主は通常“陛下”(His Royal Majesty)が用いられるのに対し、北部圏君主は“殿下”(His Royal Highness)が用いられます。

 南部君主称号から北部君主称号に変更すると、敬称が“格下げ”になってしまうのではないかと思いますが、どうなんでしょう。

※そもそも、北部の首長(Emir)に(Royal Highness)はおかしいのではないかという昔からの議論もあります。中東の首長(Emir)は単なる(Highness)です。
※そして、南北で“格差”があるのもおかしいのではないかという話もありますが……。

ナイジェリア伝統的君主:ナイジェリア中央銀行元総裁で連邦北部【イスラム法が適用されている】第二の権威/カノ首長ムハンマドゥ・サヌシ2世殿下の ニセ Instagram【インスタグラム】アカウントを開設し大量の金を騙し取った20歳の学生に禁錮36ヶ月とのこと(2018年3月)

 今月の初めごろに、ナイジェリア中央銀行の元総裁でナイジェリア連邦共和国北部(シャリーア適用のイスラム教圏)第二の権威/カノ首長“アルハッジ”・ムハンマドゥ・サヌシ2世殿下(His Royal Highness Alhaji Muhammad Sanusi II, The Emir of Kano : サヌシ・ラミド・サヌシSanusi Lamido Sanusi)の、 ニセ Instagram アカウントを開設した男(20歳の学生)が逮捕されましたが、このほど禁錮36ヶ月の判決が出たようです(控訴などについては不明)。

 ニセアカウント開設と なりすまし で3年も牢屋というのは重い気もしますが、どうやら大量に金を騙し取っていたらしく、この刑が重いのかどうかはよくわかりません。

 

 (英語)Fake Emir of Kano to spend 36 months in jail | Daily Nigerian

モロッコ王 モハメッド6世 陛下と、夫人の“ララ”・サルマ妃殿下が離婚する/したとの情報をスペインのメディア「¡HOLA!」が伝えているようです(2018年3月)

 モロッコ王モハメッド6世陛下(His Majesty the King Mohammed VI of Morocco)と妻の“ララ”・サルマ妃殿下(Her Royal Highness Princess Lalla Salma)が離婚する/したとの情報がスペイン・メディアの「¡HOLA!」より出ているようです。

※日本国外務省や、NHKを含むテレビ局などは、サルマ妃殿下を「王妃」と呼称していますが、英語圏でプリンセス【Princess】が使用されていることをはじめ、王妃にあたる呼称を使用しているところはないように思います。

 2月末の陛下の手術時にも、サルマ妃殿下が病院を訪れた様子がありませんでした。

 

 (スペイン語)Mohamed VI de Marruecos y la princesa Lalla Salma se divorcian
 (スペイン語)Mohamed VI de Marruecos y la princesa Lalla Salma se divorcian, según 'Hola'

 (英語)Spanish media report divorce of the King of Morocco and Princess Lalla Salma – Royal Central

 

Revista ¡HOLA!さんのツイート: "Mohamed VI y la princesa Lalla Salma se han divorciado. https://t.co/kqhHPWl3Um… "

 

ウガンダ共和国大統領ムセベニ閣下および共和国政府が、同共和国内のブガンダ王国への資産返還に合意。最低でも280の資産がブガンダ王国へ返還される見込み(2018年3月)

 ウガンダ共和国からの報道によりますと、ウガンダ共和国大統領ヨウェリ・カグタ・ムセベニ閣下(ムセヴェニ大統領 : His Excellency Mr Yoweri Kaguta Museveni)およびウガンダ共和国政府が、同共和国が1960年代にブガンダ王国より接収した資産の変換に合意したようです。

 

 (英語)Museveni, Buganda officials ‘agree on return of property’ – Daily Monitor