訃報(2024年12月18日):英国の第7代カルー男爵パトリック・コノリー=カルー閣下が卒去(1938~2024)

 2024年12月18日、英国のアイルランド貴族および連合王国貴族/第7代カルー男爵パトリック・コノリー=カルー閣下(Patrick Conolly-Carew, 7th Baron Carew : カルー卿 : The Right Honourable The Lord Carew)が卒去したようです。
 1935年9月18日生まれの87歳。

 初代男爵は、アイルランド貴族のカルー男爵(第二次叙爵)と連合王国貴族のカルー男爵(第三次叙爵)で、この二つの男爵位が継承されてきました。

 卒去に伴い、子息の、ウィリアム・コノリー=カルー閣下(The Honourable William Patrick Conolly-Carew)が第8代男爵、その子息のパトリック・コノリー=カルーPatrick Conolly-Carew)が継嗣となっています。

 

 (英語)CONOLLY-CAREW, Patrick Thomas: Death : Irish Times
 (英語)Death Notice of Patrick Thomas Conolly-Carew (Donadea, Kildare) | rip.ie

 (英語)Peerage News: The 7th Baron Carew 1938-2024

訃報(2024年11月13日):英国の第14代マセリーン子爵ジョン・スケフィントン閣下が卒去(1940~2024)

 2024年11月13日、英国の第14代マセリーン子爵ジョン・スケフィントン閣下(John Skeffington, 14th Viscount Massereene : The Right Honourable The Viscount Massereene)が卒去した模様です。
 1940年6月3日生まれの84歳。

 マセリーン子爵以外にも複数の爵位を保有していました。

 卒去に伴い、長男のチャールズ・スケフィントン閣下(The Honourable Charles Skeffington)が各爵位を継承。また、さらにその長男のジェームス・スケフィントン閣下(The Honourable James Skeffington)が法廷推定相続人である継嗣となっています。

 

 (英語)MASSEREENE AND FERRARD The Telegraph Announcements
 (英語)Peerage News: The 14th Viscount Massereene & (7th) Ferrard 1940-2024

訃報(2021年7月21日):英国の第9代アントリム伯爵アレクサンダー・マクドネル閣下が薨去(1935~2021)

 2021年7月21日、英国のアイルランド貴族/第9代アントリム伯爵アレクサンダー・マクドネル閣下(Alexander McDonnell, 9th Earl of Antrim, FRSA : アントリム卿 : Lord Antrim)が薨去した模様です。
 1935年2月3日生まれの86歳。

 薨去に伴い、子息のダンルース子爵ランダル・マクドネルRandal McDonnell, Viscount Dunluce)が第10代伯爵となります。
 また、その子息のアレクサンダー・マクドネルが儀礼称号として新たにダンルース子爵を称するでしょう。

 なお、現在のアントリム伯爵の男系は、ロージアン侯爵などを保有するケアー家の傍系なので、同侯爵位などの継承順位に並んでいます。

 

 (英語)9th Earl of Antrim passes away after short illness – BelfastTelegraph.co.uk

Belfast TelegraphさんはTwitterを使っています 「9th Earl of Antrim passes away after short illness https://t.co/9C6TCyO5d4」 / Twitter

 

 (英語)Peerage News: The 9th Earl of Antrim 1935-2021

訃報(2021年3月?)英国の第7代ビュート侯爵ジョン・クライトン=ステュアート閣下【ジョニー・ダンフリーズ】が薨去(1958~2021)F1ドライバー、英国F3チャンピオン、ルマン24時間レース優勝者。スコットランド王ロバート3世、英国王ウィリアム4世の子孫

 第7代ビュート侯爵ジョン・(コラム)・クライトン=ステュアート閣下(John Colum Crichton-Stuart, 7th Marquess of Bute : The Most Honourable The Marquess of Bute : ジョニー・ダンフリーズJohnny Dumfries)が薨去した模様です。
 1958年4月26日生まれの62歳。

 レーシングドライバーで、1980年代に英国F3チャンピオン、F1ロータスでアイルトン・セナのチームメート、ルマン24時間レースで優勝などの経歴があります。
 スコットランド王ロバート3世の庶子の男系男子、また英国王ウィリアム4世の庶子を通じてその子孫でもあります。

 薨去に伴い、子息のマウント・ステュアート卿ジョン・(ブライソン)・クライトン=ステュアートJohn Bryson Crichton-Stuart, Lord Mount Stuart)が第8代ビュート侯爵・第13代ダンフリーズ伯爵となります。1989年生まれ。
 新侯爵・伯爵は子供がいないようなので、侯爵位は叔父のアントニー・クライトン=ステュアート卿(Lord Anthony Crichton-Stuart)が、伯爵位は姉のカロリン・クライトン=ステュアート令嬢(Lady Caroline Crichton-Stuart)が現在のところ継承順位第一位ということになるかと思われます。

 

 (英語)Ex-Formula 1 driver Marquess of Bute dies aged 62 – STV News
 (英語)Ex-racing driver Marquess of Bute dies aged 62 of 'cancer' | Daily Mail Online

 (英語)Peerage News: The 7th Marquess of Bute 1958-2021

 【訃報】ロータスでF1に参戦したジョニー・ダンフリーズが62歳で死去 | F1 | autosport web
 ジョニー・ダンフリーズ、死去 | F1News | Formula Web -F1総合情報サイト-

婚約(2021年2月):フレデリック・ウェルズリー卿(ウェリントン公爵次男)とキャサリン・ランバート嬢(チャールズ2世子孫)が婚約

 2021年2月25日、フレデリック・ウェルズリー卿(Lord Frederick Wellesley)とキャサリン・ランバート嬢(Katherine Lambert)の婚約が発表されています。

 フレデリック・ウェルズリー卿は、第9代ウェリントン公爵チャールズ・ウェルズリー閣下の次男。
 キャサリン・ランバート嬢はチャールズ2世の子孫ということです。

 なお、二人とも軍関係に勤務のようで Telegraph Announcements では Capt (Captain)と表記されています。
 大尉でいいのかどうか、専門でないのでいまいちわかりませんが。

 

 (英語)Capt F.C. Wellesley and Capt K.E. Lambert – Engagements Announcements – Telegraph Announcements

 (英語)Royal Musings: Lord Frederick Wellesley to marry