訃報(2018年8月12日):カメルーン伝統的君主/バロンド人の首長イトー・エソー殿下が、銃撃され薨去(?~2018)

 カメルーンの報道によりますと、2018年8月12日、カメルーン共和国南西州エコンド・ティティのバロンド人の首長、イトー・エソー殿下(His Royal Highness Itoh Esoh)が、教会を出たところで銃撃され薨去したとのことです。
 犯人(複数)は不明。

 カメルーンでは、ナイジェリアと同じく、身代金目当てで伝統的君主が誘拐されたり、動機は事件ごとに違うものの襲撃を受けたり、ということが連続して起こっているようです。

 

 (英語)Gunmen kill traditional ruler in Ekondo Titi – Journal du Cameroun

Journal du Camerounさんのツイート: "Gunmen kill traditional ruler in #Ekondo Titi. Read more 👉https://t.co/wPv1e9Io5i #Cameroon #AnglophoneCrisis… "

 

※バロンド人の首長は他にも存在するかもしれません。

 

訃報(2018年?月):リヒテンシュタイン公女エリザベート殿下、薨去(1932~2018)イタリアのウィンスピア男爵家の系統に嫁ぐ、映画関係者のエドアルド・ウィンスピアは子息

 正確な月日が不明ですが、リヒテンシュタイン公女エリザベート殿下(ウィンスピア男爵子夫人 : Her Serene Highness Princess Elisabeth of Liechtenstein, Baroness Winspeare : Ihre Durchlaucht Prinzessin Elisabeth von und zu Liechtenstein)が薨去したと報道されています。
 1932年1月17日生まれ(2月としている記事もありますが、1月が正しいのではないかと)。

 愛称は「Guky」(グキー?)。

 

 (イタリア語)Morta la mamma di Edoardo Winspeare | Il Gallo
 (イタリア語)E' morta la baronessa Winspeare, origini viennesi e una vita a Depressa

 

 1814年に男爵号(ナポリ?)を授けられているウィンスピア家の、グイチャルディ系統の一員、故リカルド・ウィンスピア・グイチャルディRicardo Winspeare Guicciardi)と結婚、映画関係者のエドアルド・ウィンスピア・グイチャルディEdoardo Winspeare Guicciardi)、フランチェスコ・ウィンスピア・グイチャルディFrancesco Winspeare Guicciardi)、クララ・ポリッセナ・ウィンスピア・グイチャルディClara Polissena Winspeare Guicciardi)の三人の子供あり。

 ウィンスピア家自体は英国のカトリックで、ステュアート王朝崩壊後にイングランドを出たようです。

 

訃報(2018年7月17日):“サー”・ディグビー・マックワース準男爵(第10代)、卒去(1945~2018)準男爵位は遠縁(第4代準男爵の次男の系統)が継承する模様

 2018年7月17日、英国のグレートブリテン準男爵、“サー”・ディグビー・マックワース準男爵(第10代準男爵 : Sir Digby Mackworth, 10th Baronet)が卒去した模様です。
 1945年11月2日生まれの72歳。
 マックワース準男爵位は歴史上二つありますが、現存しているのはザ・ノール(The Gnoll)のほうのみ。

 卒去に伴い準男爵位は遠縁(第4代準男爵の次男の系統)のアラン・マックワース氏(Alan Keith Mackworth)が継承の模様です。1945年10月18日生まれの72歳で故・準男爵より2週間ほど年長、カナダ在住とのことです。
 その継嗣は弟のヒュー・フランシス・マックワース氏(Hugh Francis Mackworth : 1958年生まれ)、その次はヒュー氏の子息のアレクサンダー・ヒュー・マックワース氏(Alexander Hugh Mackworth : 1990年生まれという情報と、2000年生まれという情報がある)となっているようです。

 

 (英語)Peerage News: Sir Digby Mackworth, 10th Baronet 1945-2018

※「Telegraph Announcements ウェブ版」が詳細情報のページを出さなくなった(?)ため、各紙媒体参照で記事を出している「Peerage News」にリンクすることが多くなりそうです。

 

訃報(2018年7月27日):ヴァルデック=ピルモント公子妃インゲボルク殿下、薨去(1932~2018)夫のフリードリヒ=カール殿下薨去から一月余りで

 2018年7月27日、ヴァルデック=ピルモント公子妃インゲボルク殿下(Her Serene Highness Princess Ingeborg of Waldeck and Pyrmont : インゲボルク・ププリンツェッシン・ツー・ヴァルデック・ウント・ピルモントIngeborg Prinzessin zu Waldeck und Pyrmontインゲボルク・フォン・ビーラIngeborg von Biela)が薨去した模様です。
 1932年7月2日生まれの86歳。

 夫のヴァルデック=ピルモント公子フリードリヒ=カール殿下が6月25日に薨去したばかりでした。

 

 (ドイツ語:死亡告知)Anzeige von Ingeborg Prinzessin zu Waldeck und Pyrmont | trauer.wlz-online.de

 

訃報(2018年6月19日):デンマーク王女エリサベト殿下、薨去(1935~2018)

 2018年6月19日、デンマーク王女エリサベト殿下(Her Highness Princess Elisabeth of Denmark)が薨去しました。
 1935年5月8日生まれの83歳。
 薨去時までデンマーク王位継承順位に並んでいました。

 

 (英語:デンマーク王室公式サイト)Princess Elisabeth of Denmark | The Danish Monarchy – Front Page
 (葬儀時の写真数枚:デンマーク語:デンマーク王室公式サイト)Prinsesse Elisabeths bisættelse | Kongehuset

 

 葬儀の参列者には、

  • デンマーク女王マルグレーテ2世陛下(Margrethe II of Denmark : Her Majesty The Queen)
  • デンマーク王女ベネディクテ殿下(Her Royal Highness Princess Benedikte of Denmark : ザイン=ヴィトゲンシュタイン=ベルレブルク公妃【未亡人】 : Princess of Sayn-Wittgenstein-Berleburg)
  • デンマーク王女/旧ギリシャ王妃アンナ=マリア陛下(Anne-Marie : Her Majesty The Queen of the Hellenes, Princess of Denmark)
  • 兄のローセンボー伯爵インゴルフ閣下(元デンマーク王子 : His Excellency Ingolf, Count of Rosenborg)とローセンボー伯爵夫人スージー・ヒョーホイ閣下(Her Excellency Sussie Hjorhøy, Countess of Rosenborg)

 といった方々の名前が並んでいます。